東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ
都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ
年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
 HOME  概 要  対応エリア  隊員日記 こんなときはどうするの?

過去日記一覧へ



by A隊員

2005.5.30(月)雨
声の大きい芸人さん

トラブルに遭遇するのは誰にも予測のつかないもの。
仕事中であったり、行楽中であったりするけど、急いで解決してほしいのが常だ。
今日のお客さんはこれから公演を控えている芸人さんである。

高島屋の前で合流し、立体駐車場まで猛ダッシュ。
突然仕事仲間に電話するお客さん・・「ちょっとトラブった!先始めといてや!」
とにかく声の大きい芸人さんだ。その迫力で人通りが自然と分かれていく。
息も整える間もなくアタックした。

奮闘中、異変に気付いたのは3分後、開けられる手応えが全くないのだ。
チェロキーでハマッた記憶は、まずない。
汗を拭きながら、助手席へチェンジ。
A隊員・・・「公演は何時からでしょうか?」
お客さん・・「あと30分・・いや移動して着替えなアカンから10分やな」

手応えのない理由は、力の入り方によるもの
シッポを押さえれば逃がしゃあしない。
開いた瞬間にお客さんが叫ぶ・・「イエスッ!グッジョブ!!」
まるで「ゲッツ!!」を彷彿させるようなポージングだ。
そのまま風のようにルミネの方へ消えていった。

最近ギリギリの闘いが多いような気がする。
お客さんの大きい声が耳から離れなかった。



by A隊員

2005.5.28(土)晴れ
無題

仕事が立て続けに入る。
新宿でガス欠に対応し、そろそろ一息付けるかと思いきや四谷でバッテリー上がり。
さすがに土曜日、もう一ふん張りとばかりにバイクにムチを打った。

早速グロリアの電圧を計ると12.7Vと全く問題ない数値。もちろん比重も規定値を示している。
だがスイッチをONにするも無反応・・・
ヒューズも点検するが、異常は見当たらなかった。

「まいったな・・・」と思いつつ運転席へ座る。
年式も古いため接触不良が考えられる。
イグニッションから接点復活剤を注入し、ゆ〜くりONへ回して見る。
数回試みて、クイックに回してみた。
「キュキュ・・グオン」

お客さんは「さすがですね!助かりました」と言われるけれど、
いや〜一瞬あきらめかけました。ほんと。
即修理の必要性をアドバイスしてお別れ。
本部へ完了報告しようと電話していると、別れたはずのお客さんが戻ってきて
何やらお金を差し出そうとしている。
「いえ今回の作業料金はサービスになっておりますんで・・・」

それがチップと分かるまでに、何度もペコペコしている
A隊員であった。



by A隊員

2005.5.27(金)晴れ
相手は超有名人

都内で仕事をしていると、たびたび芸能人の方にお会いする。
ベンツのスペア交換のご依頼で、某テレビ局の地下で合流したのは、
今や雑誌モデルやCMで大活躍中のY.Yさんだ。

Y.Yさんの周りにはマネージャーさんだろうか。3人の男性に声をかけられる。
男性のお客さん・・「ジャッキの使い方が分からなくてお願いしちゃいました」
時間の許されるかぎり、丁寧に組み立てて手順をご説明する。
地下駐車場なので声が響いて、中々調子が良いのだ。

一通り作業も終了すると、一斉に驚かれた。
「なるほど〜」 「すごいな〜」 「今度は自分で出来るかな」
色んな声が聞こえるが、Y.Yさんの声は聞き逃さない。
そう「すごいな〜」がY.Yさんなのだが、視線は合わせられない。
いつものサービスに徹底するA隊員。

今まで数多くの有名人に接したが、なぜだか表情変えずに冷静になりきれるのだ。
裏を返せば、驚いた姿を見せるのが恥ずかしくもあり、素人丸出しよりも
仕事上同じ空気でいたいといった背伸びした気持ちがあるのだろう。

TVで見るよりも、はるかにきれいなY.Yさんに会えてラッキーな1日です。
一人になってから「よっしゃ!」といった
ガッツポーズが自然に出てしまいました。



by A隊員

2005.5.26(木)晴れ
I隊員の喜び

特殊な鍵穴のシトロエンと対峙するのはI隊員。
クロスキーといった今では見る機会の少ないカギである。
ましてや作業スペースがほとんど取れない位置に鍵穴があるという。

ほとんどがピッキングにて開錠してきた助人サービス。
でも500台に3台ぐらいの割合で、違う手段の開錠方法が必要であった。
助人の中でも無類の工具マニアI隊員。
アレやコレや取り出していくつか提案し、最も適切な方法を了承していただいたようだ。
およそ10分後に全ての問題が解決して終了した。
手配したA隊員も、予想以上の早さで胸をなで下ろす。

事務所に戻ったI隊員は、いつになく難しい顔つきだ。
見慣れない工具を削ったり補強したりと忙しい。
ふつう我々隊員は、開錠したときに喜びを感じるのだが
この男は少々違うようだ。

「見て見て!これこれ!中々の出来でしょう!」
「これがあれば、もっとラクに開錠できたのになぁ〜」
ようやく笑顔のI隊員でした。



by F隊長

2005.5.25(水)晴れ
初めての作業ではある

お台場にてインロックの知らせ
今日もBMW
鍵を失くしたかもしれないが、とりあえず開錠のみでOKとの依頼
お台場は出動が多く、御客様の「何となく」な現在地でもあらかた見当は付く。

現着とともに作業開始。 程なく10分足らずで開錠。
書類にサインを頂き駐車場を去るも
2分後に再び電話。
 「ドアのロックがかからない」との知らせを受け踵を返す。
詳細は勉強不足にて不明だが、運転席のみロックできず開いてしまう。
恐らくはインロック防止の制御と判断。

御客様は車を置いて帰るとの事で施錠が必要。
しょうがないのでピッキングにて施錠。
開錠屋がピッキングで施錠など初めてで 至極違和感を感じる。
ともあれ 無事 依頼の案件は終了した。
あとはディーラーが合鍵を作ってくれるはず。

晴れたお台場は気持ちが良く、ぐるりと用もないのに一回りして帰る。
この分だと夜も忙しい。



by F隊長

2005.5.24(火)夜は激しく雨
土砂降りの川崎

ちょっと遠いが川崎市多摩区での原付メットイン
外は激しい雨で出動には、ちとツラメ。
最近、夕立が多いので気が抜けない。
雨が強いと正直開錠しにくい。

40分ほどで到着できたのは道が空いてたおかげ。
幸い御客様が原付を軒下に入れておいてくれたので、
最悪な状況は回避。

この手のメットインは楽勝・・・と思ったが
鍵穴がいたずらされていて無残に歪んでいる。
道具を差し込むも、いいところで「ビョヨン」と弾き飛ばされる。
2〜3度チャレンジするも引っ掛かりが無く、同様の結果。

いっそドライバーでも差し込んで鍵穴を修正したいが
これ以上形を歪めたくないので執念で続行。
屋根はあるものの、吹き込む雨が辛くなり始めたとき
クルリと鍵穴が回る。執念と精神集中の賜物。

簡単と踏んでいても落とし穴は常にある。
とりあえず落ちてしまうのが寂しいが・・
やはり土砂降りの中帰還する。



by F隊長

2005.5.23(月)晴れ
手こずりました

板橋区にて最新式BMWのインロック
現場には既にレッカー車が到着している。
鍵を紛失してしまって、開錠後レッカーで搬送するらしい。

早速着手するもBMWらしく、すんなり開いてくれない。
開錠したらすぐ搬送なのでレッカー業者さんも固唾を飲んで待っている。
隊長はプレッシャーに弱く少々時間がかかる
クルリと鍵穴が回るも施錠方向で開かない。
「しまった逆だった」と思ったところに、聞きつけたA隊員が到着。
ここでA隊員と交代し、しばし休憩
15分ほどで作業終了した。

A隊員に助けられた形になり少し悔しい。
合間にレッカー屋さんと色々情報の交換をさせてもらう。
とても感じのよい業者さんだ。
畑は違うも共通の話題は多く、勉強になる。
いつもすんなり解決できるわけではない。
今回は私的に反省の日でした。



by F隊長

2005.5.21(土)晴れ
差し金は危険かも

江戸川区よりパジェロのインロック
整備工場よりの依頼だ。
御客様の車をインロックしてしまい、自分で差し金を入れてみるも
どうにも開かない。

そこで助人に依頼が入った。
程なく開錠したのだが、ここで注意が必要
差し金をされたあとの車は、不具合が起きている場合がある。
いわゆる「ロット」という箇所が外れてしまい
鍵を回しても開かない事がある。
成行き上、直前に鍵を触っていた我々に非難を浴びせられたりする可能性もある。
しかしその前に、既に壊れてしまっているのだ。  開けるまでは解らない。
いまだに「閉じ込みは差し金で」と思っている方が多いが、
JAFのように膨大なデータを蓄積していないと難しい。

無理やり針金などを差し込んでいる光景もたまに見るが
止めておいたほうが無難でしょう。



by F隊長

2005.5.20(金)晴れ
ふぇらーり

足立区でインロックの依頼
車はフェラーリ355
一世代前の型とは言え、値段とステイタスの前に受注も少しビビリが入る。
御客様は知ってか知らずか、危険な解決方法を望んでいる。

兎にも角にも現場へ直行、
座席の上に置き去りにされている鍵はいたって普通の形。
そんな乱暴な開け方をしなくても大丈夫そう。
御客様に普段の鍵の開け閉め方向を聞いて着手するが開かない。
オーナーの記憶は常に曖昧だ。
反対に回すとクルリと開錠。

御客様は一安心、こちらは高価な車に傷をつけずに二安心。
やはり開錠はピッキングに越した事はない。
初めての車はいつも慎重になる。
が 次回からは大胆になるのが助人の常。
ジャガーだけは苦手です。

今日のネタはC隊員よりの提供でした。



by H隊員

2005.5.19(木)晴れ
バイクのトラブル その4

パンクのお話し。

朝早い時間、ホンダ フュージョンがパンクしたので修理して欲しいと、

HPを見たお客さんからご依頼がありました。
現場到着後、リアタイヤを見てみると・・
タイヤのゴム部分が無くなり、ブレイカー(タイヤの中身。もしかしたらその下のカーカスだったのかも?)
が見えているではないですか!
と、そこでお客さん到着。
タイヤを見てもらいこの場での修理は無理で、
バイク屋さんに来てもらうか引き上げなければならない旨を伝えましたが、
どうしても自宅(現場からおよそ30km位)に乗って帰りたいとの事。
空気を入れながら走るにはタイヤの状態が余りにもヒドイ、
第一整備不良車輌は道交法で反則行為になりますので 云々・・
と説明するも、「そうですか・・でも何とか走れませんかね?」と言う。

知り合いのバイク屋さんを紹介すると申し出ると、何の脈絡も無く「ガムテープないですか?」とお客さん。
何に使うのかと尋ねると「タイヤに貼って走って帰る」と言い出しました。
それはあまりにも危険ですと言うと「前にやったことがある。自宅の近くだったけど」と過去の経験を・・
話しの勢いだと本当にガムテープを張って走りそうだったので、
「それは危険です!ここ触ってみて下さい!」とブレーカーの部分をお客さんに触ってもらいました。
布一枚の様な感触で凹むタイヤを確認してやっと自走は諦めてくれました。
そして旧知のバイク屋さんに来てもらう手筈を整えてその場を離れるにいたりました。
営業時間前に無理やりお願いした手前、
バイク屋さんには缶コーヒーを差し出してご機嫌伺い。

丁度引き上げに向かうところでしたので、詳しい場所の説明をさせて貰い、
picture出発を見送ってやっと一安心。

タイヤの溝が無くなったら「彫刻刀で・・・」と言う冗談は聞いたことがありましたが、
ガムテープを貼って走るとは始めて聞く発想でした。
バイクのトラブルでカムテープを使うとしたら、ヘッドライトが切れた時と、
カウルを破損してしまった場合のみにしておきたいものです。



by A隊員

2005.5.18(水)曇
激闘50分

K隊員が上野でアメ車と激闘している知らせが入る。
たまたま江東拠点にいたA隊員が、様子を見に出動した。

実はこの車、通常のピッキングでは開錠できないのだ。
まずは合鍵200本でアタックするが、どうにも時間がかかる。
イグニッションに刺さっているなら鍵山も読めるが、どうやら車内のバッグに入っているらしい。
すでに作業を開始してから40分が過ぎようとしていた。

現場に到着してみると、K隊員とお客さんが話しをしている。
お客さん・・「先日もインロックしまして・・」
前回の業者さんは合鍵で1時間30分格闘しても開錠できなかったとの事。
本来こちらから了承していただく、とっておき?の作業を希望された。

開錠といっても手段はいくつもある。
助人ではピッキングが主体だけれど、物理的に鍵穴開錠できない状況も存在する。
そんなときは適切な手段を選択し、お客さんにご了承を得なければならない。
事前にお客さんから希望されるなら、迷いはないとばかりに
K隊員は魔法の道具を取り出した。

K隊員の職人芸が炸裂し、10分後に開錠した。
A隊員もきっちり照明係を果たし、確実に作業できるようフォローに回った。
書類のやりとりで初めて知ったことだが、先日同様某アシスタントさんからのご依頼ではないか!

今回は少し時間がかかりましたが、前回の業者さんよりは早く開錠できたようです。
全てはお客さんのアドバイスによって作業効率がグンと上がったのでした。
またのご依頼、心よりお待ちしております!



by F隊長

2005.5.17(火)晴
頑固なベンツ

夕刻、新宿のど真ん中でバッテリー上がり
車はベンツSL  それも500のロリンザー
景気も「踊り場から脱却」したとのニュースを思い出す。
現れた依頼者はといえば、ずいぶんと若い。
一目でわかる「イケメンホスト様」
トランクの開け方もバッテリーの場所も把握されてないようだ。
聞けば先輩からの(ナンバーワンのことか?)借り物。

ベンツのバッテリーといえば3パターン
ボンネットかトランク、それにリアシート下。
探してみるとトランクの隅にうまく隠してある。
ちょっと気付き難いかも。
ジャンプは一発始動で問題ないが、
さっきからドアを開け閉めする度にけたたましく鳴り出すセキュリティホーン。
エンジンが始動しても収まらない。
解除をしても鳴り止まない。
暫くあちこち見てみるも状況は変わらない。
恐らく接触の不良、 なにせ昼から何度も誤作動しているらしい。
これ以上は門外漢なので退散する事にする。
返り間際に「配線切っちゃおうか」と友人と相談している。
やんわりと止めておいたほうがよいと伝える。
恐らく警報装置の配線を切ったら始動できないはず。

かくして先輩から借りてきたとのベンツは、先輩以外乗せたくないのか
新宿の真ん中に鎮座しているのでした。



by F隊長

2005.5.16(月)晴
グルグルグール

昼に出動するは中目黒。
なんか出来たな〜とは思っていたが、初めてよく見たGTタワーなる駅ビル。
ここら辺も変わったのね、と思いつつ地下の駐車場へ滑り込む。
ここの駐車場へ向かうスロープがとてつもない「螺旋」スロープ。
ほぼ真円かと思う下りのスロープに、いきなり目が回る。
あと2周も回っていたら間違いなくコケていたはず。

ようやく平らな場所をグルリ探すと依頼者発見。
聞いた通りのジープチェロキー。佇むは若い女性。
以前にも鍵を閉じこんだ事があるとの申告に
「どんな感じで開きました?」と聞いてみる。
「前も鍵穴からやってもらって1時間ちょっとかかりました」
と 既に御客様は持久戦の覚悟が出来ているのかジュースを片手に座り込んでいる。
「あ〜そうですか。じゃあ少し難しいのかもしれませんね」
鍵に触る前なので、あまりデカイ事は言わない。

着手してみると普通の鍵、
いや、この車は普通の鍵だと解っていたのだが、あまりにも普通。
結局、2分足らずで開錠。 ジュースはまだ封を切っていない。
「状況によっては難しい場合もありますね」と
同業者へのフォローを入れつつ名刺を渡す。

「2度やる人は必ず3度やる」 この業界の定説です。
営業スマイル全開で御客様を後に螺旋を上っていくのでした。



by A隊員

2005.5.15(日)曇時々雨
A隊員出撃

新規で取引の始まったアシスタントは、まるでデートに誘い続けた恋人のようだ。
こちらの売りは「早さと質の良さ」であるけれど、まずは嘘のないよう等身大の助人を見ていただかねば。

待ちに待った某アシスタントさんからご依頼を頂く。
午後大田区本羽田にて、アルトがインロックしたとの知らせ。
少し遠かったけど何とか35分で現着。もちろんお客さんによってのサービスは変わらないが、
助人のイメージを最初から崩すわけにはいかない。アルトであってもBMWと対峙したテンションと変わりない。

迷いもなく2分で開錠、久々の開錠だがまずまずの出来で、ほっと胸をなで下ろす。
意気揚々と引き上げようとすると、またまた某アシスタントさんからのご依頼。
大田区萩中にてグロリアがインロックしたとの事。

雨がちらつく中、15分で現着。
5分で開錠するも、雷雨に変わってきたので軒下に駆け込んだ。

久しぶりに派手なカミナリを見ながら一服。
思えば1ヶ月ぶりの開錠だ。
我ながら勘が鈍ってない事、また某アシスタントさんからのご依頼と
ひとまず安心の1日であった。



by H隊員

2005.5.14(土)晴れ
バイクのトラブル その3

ガス欠のお話し。

ガス欠のご依頼があり詳細を聞くと、レギュラー6リットルと随分半端な量。
車輌を聞いて納得、HONDAのXL230。
ガソリンタンク総量6リットル。
空冷シングル単気筒230CC スクランブラースタイルのモデル。
バイクの生い立ちを考えると、やはりタンクは小さめ。
現場でお待ちのお客さんは若いキュートな女性。
給油中に話しをすると、前回給油した時にフェーエルコックをリザーブからオンにするのを忘れていたらしい。
オートバイに限って緊急給油の原因は、半分がこのパターンなのでは?

僕も随分昔に一度だけやった事があります。
それは深夜の神田小川町。
千葉方面から靖国通りを走ってスタンドを探している最中にガス欠。
都心部にはスタンドが少ないと言う事を痛感し、
トボトボと涙目でバイクを押したものです…
picture前回給油する前にリザーブに入れ、戻すのを忘れたまま走っていたのと、
ツーリング帰りでホトホト疲れてトリップメーターの確認をしていなかったのが原因。
トリップさえ確認していたら、いくらリザーブに入れていたのを忘れていたとしても、
走行距離から「んん??」と異変に気付いた筈・・・
筈です・・・

そうしていれば、延々とバイクを押すなんて労働をしなくてよかったものを…

と、後悔し夜空を見上げた25歳の夏でした。



by F隊長

2005.5.13(金)雲
是非も無し

旧知の友が手土産持って尋ねてきた。
ひとしきり仕事の愚痴を聞く
どうやら、その会社は精度の低い他社の物真似ばかりだと・・

いや待てよ君、やはり大樹の下に越した事はない。
私のように暇も金も無いよりは云々・・と
本心ではない通り一編の慰めを言い聞かす。

若い人間にはパワーがある
若いパワーを老練な経験でサポートするのが理想
狡猾な経験則を若いパワーで実行させるのは最悪
似て非なるものには大きな隔たりがある。  と
昔々教わった気がするが、今は口をつぐむ。
picture彼の手土産は「アサヒ本生」ワンケース
「これでDVDテレ蔵庫当てて下さい。」  と
さすがに私の嗜好を読んでいる。
何故か欲しくなる「DVDテレ蔵庫」
アサヒの回し者ではないが、物欲心を鷲掴み。

「また近いうち」と約束し別れる。

ここ2、3日仕事のネタがない。突飛な毎日でも困るのだが・・



by F隊長

2005.5.12(木)雲
稚拙なHP御容赦

このHPを見て頂いた個人の御客様から相当数の依頼を頂いている。
ありがたいことだ。
対費用効果という言葉があるが、その意味では当HPは利益率が高い。
知り合いの物流会社では、HPの維持更新に年間400万とも500万とも
言われる金額を投入しているらしい。
助人のHPはといえば御存知の通り、若しくは予想通りの手作り。
某ブックオフで購入した一冊¥100の中古本「初心者のHP」「HPの作り方」の合計¥200の投資
ゼロから初めてHP制作ソフトも一切使用していない。
レンタルサーバーとドメイン取得でいくばくかのお金は使ったが
回収率はすさまじいものがある。

8月で助人も一周年を迎える。
HPも成長させたい希望はあるのだが・・・

作り手の成長の為、またブックオフにいかなければ!
今度はもう少し高度な事ができるように・・



by F隊長

2005.5.11(水)晴
スクーターって・・いいね

やっとバイクが戻ってきた
車検を取るついでに整備をバイクショップに御願いしていたのだ。
自分で出来る作業ではあるが、それに半日以上の時間をかけたくない。
よって、他人のバイクの整備はするが、自分のは他人に御願いするという形になってしまう。
その間、替わりにスクーターで出動する。  なんて楽チンなんだ。
世間でスクーターが流行る理由がよくわかる。
ある意味別の乗り物。

次に乗り換えるときはスクーターもアリだな。



by F隊長

2005.5.10(火)晴
ありがちな話

大きな道路以外は全くの静寂に包まれている午前2時
淡島通り沿いにてバッテリー上がり
15分で現着、御客様に連絡を取る
恐らく10年ほど前のプリメーラ。

点検しながらケーブルを噛ませ、
運転席脇で作業を眺めている御客様に
「恐れ入りますがエンジンをかけて頂けますか?」
「あ・ハイ」とドアを開け乗り込む。

その瞬間
「ウィオオオ〜ン  ウィッウィ」と前進する車体。
ボンネットに目をやっていた私は危うく轢かれそうになる。
「あァ〜すいません」  どうやらギアを入れっぱなしで始動したようだ。
焦りつつも、「大丈夫ですよ。 もう一回御願いします。」と にこやかに。

そうだった。こういうパターンがあるのをうっかり忘れていた。
気をつけなければ・・
一瞬、狼狽した自分に腹が立ちつつ、一服して終了。



by F隊長

2005.5.8(日)晴
今日も今日とて

渋谷区幡ヶ谷にてバイクのバッテリージャンプ
最近バイクの依頼が多い
それもそうか、一年の中で僅かしかない「バイクに乗って気持ちがいい」季節か。
よくよく思い返してみれば、春先と秋口の数十日しか堪能できないではないか。
夏は茹だるし、冬は凍える。
今を逃して何時乗るのか、の時期です。

それはさて置き依頼の件、
購入したばかりの250cc どういう訳かエンジンがかからない
こないだもガソリンスタンドでバッテリージャンプして貰い、始動したという。
そんなはず無いだろ・・と思いつつ現着。
見れば距離計は78キロ・・しか走ってないバリバリの新車。
とりあえず道路に引っ張り出し、チョークを引いてセルを回す
「ブルルーン」  ・・・あ・・かかってしまった

依頼者と顔を見合わせること3秒半
おまけにすこぶる調子がよい音がする。なにせ新車だ。
状況が飲み込めず御客様に二、三質問すると、
どうやらチョークを引いてアクセル全開にしたままセルを回しているらしい。
さすがにそれではかからない。ガスが濃すぎるのだ。何故かというと(中略

エンジンのかけ方と、よもやの場合の押しがけを説明して
バッテリーの電圧を計り、終了となった。何処も問題は無い。

車と違い、バイクはほんの少し知識が必要
知ってる人には当たり前でも知らない人にはメカの領域。
とかく苦手意識を持っている人が多い。
いつぞやも「原付のバッテリーが上がってしまいました」と・・
「キックしてください」・・終了  という事があった。
安全の為にも、いくばくかの知識は必要と思います。
オチ無し。



by H隊員

2005.5.6(金)雨
バイクのトラブル その2

V−RODのジャンプをした数日後、BMW R1200C Classicの「押しがけの手伝い」と言う依頼がありました。
BMWのバイクは、結構な量のパーツを外さなくてはバッテリーの位置まで到達出来ません。
オプションで装着できる外部電源ソケットを付けている車輌ならば、
助人で所有しているBMW専用充電器で充電することも可能ですが
今回のお客様は外部電源ソケット装着していませんでした。
時間さえ頂ければパーツを外してバッテリーに直接ブースターを接続してジャンプ始動も可能ですが
お客さんがお急ぎでしたので、ご依頼通り押しがけのお手伝いをさせて頂きました。

現場でお待ちのお客さんは190cmはありそうな大柄の男性。
挨拶を済ますと「後ろから押して下さい」とお客さん。
指示通り後ろからバイクを押す体勢に入りましたが何かが変?
ん?お客さんはバイクに跨ったまま・・・
「じゃー行きますよー!」と言うとお客さんはバイクに跨ったまま足だけで前に進みだした。
まじですか!(心の中で)
「しっかり押して下さい!」
しっかり押してます!(喉の奥で)
「行きますよ!」
ブブーン  ポポ プスン

この状態の押しがけを立て続けに10回くらいやったでしょうか・・  ですがかかりません。
さすがのH隊員も息切れで吐きそうになってしまいました。
「ゼーハーゼーハー」と肩で息をしている僕にお客さんは「やっぱりかかんないか・・」と落胆の声。
「・・ゼーゼー・・ちょ、ちょっと待って下さい・・ハーハー・・
        僕に1回やらせてもらえませんか?・・ゼーゼー・・」と提案したところ、
OKを頂きましたので息を整えて押しがけの体勢に入ります。
ハンドルを掴み、勢い良く車輌を押し出します。
十分に車速がついた所でバイクに横乗りに飛び乗る
お尻がシートに接触した瞬間クラッチを繋ぐ
ブブーンと元気良くエンジンが始動
軽くブリッピングをして落ちないのを確認してから、後はオートチョークに任せます。
エンジンがかかったことでホッとするお客さん。
これでH隊員も一安心・・ゼーハー・・

何とも暫くぶりに体力のいる仕事でした。

オートバイの押しがけはちょっとしたコツです。
一度体が覚えてしまえばなかなか忘れません。そしていざと言う時に大変役に立ちます。
押しがけのコツを掴むのは坂道で車輌に跨ったままやるのが比較的安全で感覚を掴みやすいようです。

−手順−
坂の頂上で周辺の安全を確認して車輌に跨ります。
ギアは2速か3速に入れておきます。
メインキーをオンにして再度前後左右の安全を確認し、クラッチを握り坂を下ります。
ある程度の車速が上がりましたら、クラッチを繋ぎます。
リアタイヤからチェーンを通してトラクションが伝わりクランクが回転すると、
エンジンが始動しますので速やかにクラッチを握ると同時にアクセルを軽くあおります。
(注意:くれぐれもクラッチを握る前にアクセルは開けないで下さい。暴走します)

エンジンが温まっている状態なら、これで直ぐにかかるはずです。
エンジンが冷えている時にはチョーク(スターター)を全開にするのを忘れずに。

※1)ただし完全にバッテリーが空になっている場合は(ニュートラルランプも点灯しないような状態)
picture押しがけで始動するのは非常に難し くなります。
ロードサービスかバイク屋さんをお呼び下さい。
※2)押しがけの練習はあくまで自己責任でお願いします。
万が一、転倒・転倒による怪我・車輌の破損・及び事故等があった場合でも、
当ホームページは一切の責任は負いません。



by H隊員

2005.5.5(木)晴
バイクのトラブル その1

最近立て続けにバイクのトラブルに対応しました。
主なトラブルはバッテリー上がりとパンク。
バッテリー上がりに関しては、セキュリティー装置装着車で暫く乗らなかったパターンが殆どでした。
印象に残っているのはHarley-Davidson V-RODとBMW R1200C Classicです。

先日のV-RODは他のお客さんで1度ジャンプの経験がありましたので、
バッテリーの位置も把握していたし電圧も然程低くなかったので難な く始動。
ですがこの車輌はインジェクションなのにジェネレーターの発電量が少ないように感じます。
セルが回らない位にバッテリーの電圧が低下していたら
エンジンを始動しても3000rpm位の回転を維持していなければ直ぐに止まってしまいます。
その時間、凡そ10〜20分。
これだけの時間3000rpmの回転を維持していると、
いくら水冷とは言えさすがにラジエターから煙が上がってきます。
あまりバイクには宜しくないかとは思うのですが、その状態で走行するのは流石に危険。
アイドリングするまではしばしの辛抱が必要です。
pictureアイドリングするようになっても、
その後30分以上走行しないと充電されたとは言えません。
ですがこれでもバッテリーの電圧が満充電にはなりませんので、
翌日、若しくは数日後から継続した始動・走行が必要です。
可能ならばバッテリーを外して充電器で時間をかけて充電するのを推奨します。

もし2年程バッテリーを交換していないのでしたら、
思い切ってバッテリーの交換してしまうのも良いかと思います。



by F隊長

2005.5.4(水)晴
具合の悪い日

昨日は、お休みを頂き夜から痛飲
へべれけになってしまい、本日は昼過ぎまで具合がよろしくない。

こんな時ほど忙しかったりする。
あっちでバッテリー、こっちで開錠と飛び回る。
途中でしこたま水分を補給しつつ一日が過ぎた。
今日だけで6リットルほどの水分を取ってしまった。
picture仕事は外車づくし、ゴルフ・ベンツのジャンプにベンツのインロック他
GWらしく旅行者のトラブルや、お台場周辺のトラブルが多いようだ。
楽しむ時間を減らさぬようトラブルの解決は速やかにしてあげたい。

でも、このGWが終わると道も混みだすだろう。
今から気が重いのです。



by F隊長

2005.5.2(月)晴
ヤンチャ系礼儀派

杉並井草にて1BOX車のインロック、現場まで17分で到着
さすが連休中、幹線道路も結構空いている
現場に見えたのは、いわゆる「ウンコ座り」の若者二人。

今は地道に働いているであろう作業服の「昔はヤンチャ系」の20代前半
私のような内気で小心者にはすぐわかる。
だが、その風貌からは想像しにくい低姿勢。

「宜しくお願いします」と目を輝かせる二人。
口には出さぬが『まかしとけ』と、ドアと駐車場の狭い壁の間に身体を滑り込ませる。

お待たせしません2分で開錠、中にあった鍵でエンジンをかけ、一安心。
すかさず「これ・・どうぞ!」と差し出されたるは一本の缶コーヒー
いつの間に買ってきたのだろう?
丁寧に御礼を述べその場で頂き、しばし談笑。

助人の隊員は結構チップを頂く
それぞれに感謝の意がこもっていて、頂く方としては多分に恐縮してしまう。
だが、私はチップを頂くことよりも
この10歳は年下であろう若者二人の行動が心に沁み、また丁度よい。
picture頭を下げつつ、家路を急ぐ彼らに
「ごちそうさま」と呟きました。



by F隊長

2005.5.1(日)晴ちょっと雨
お知らせ  というか御願い

この日記もどんどん増えてきたので
過去分は専用リンクページへと押し込めてしまいました。
過去分を御覧になりたい方は上の「過去の日記分」リンクへどうぞ
数か月分が積み重なっております。

それはさて置き、この日記は文字の羅列を主体に構成されているわけですが、
もっと画像も取り入れてみては?  という御意見もあり
今後は少しずつ写真などもUPしてみようかなと考えております。
この日記を御覧になっている皆様からの投稿、というか差し入れ写真も歓迎します。
お問い合わせリンクから写真だけ送っていただければ、隊員がコメントしたりしてみます。
suketto-service@jcom home ne.jp へ直接「写メール」頂いても結構です。
勿論コメント添付も大歓迎です。

UP出来ないような写真は困りますが
全く意味の無い風景とか、日常のひとコマでも「挿し絵」的に使わせていただきます。
匿名・ハンドルネーム構いません。メルアドは完全非公開
個人情報保護法に鑑みて守秘いたします。

あっ この文面から
「助人もネタに困ってきたな」とは思わないで下さい。
あくまでも「幅を広げる」と解釈頂ければ幸いです。
では宜しくお願い致します。



一番上へ