東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by A隊員

2007.11.30(金)曇り
夜の銀座になってみる

銀座でアリストがインロックしたとの知らせ。
どっぷりと日も暮れたので、日本一の繁華街はこれからが本番。

ピッキングは言わずもがなドアに顔を近づけて作業する。
A隊員の背中ではホロ酔いの方々が行き交い、自然と会話が入ってくる。

たぶんOL・・「部長チョームカツク!こないだなんか・・」
 ― お?今夜はグチり大会かな ―

たぶん上司・・「来週のプレゼンは頼むよ・・」
pictureたぶん部下・・「分かってます・・」
 ― お?こちらは励ましの飲み会なんだろうか ―

たぶん会社員・・「もしもし!・・え?今?・・え〜と池袋・・・」
 ― ん?銀座にいちゃいけない人なんだろうか ―

色んな会話から勝手な想像をしていると開錠。
お客さんを見送った後、一人静かに周辺を眺めてみた。

笑っている人、下を向いている人さまざま。
いったいこの街は、どれほどの数の情景を見てきたのだろう。

まるで自分自身が銀座になったような気がした。



by A隊員

2007.11.29(木)曇り
迷走激戦区

本郷4丁目にてキャラバンがインロックしたとの知らせ。
この辺は道幅が狭い&一方通行のオンパレードだ。

念入りに地図を確認し、覚悟を決めて出発。
本郷通りから菊坂を下りてお客さんへ電話した。

お客さん・・「あ〜その辺でしたら反対側になります」
反対側と言われても長い一方通行を迂回しなければならず、大幅なロスになる。
「今からそちらへ行きます」とお客さん。picture

しばらくするとお客さんと合流。
お客さん・・「おや?バイクならこの道を通れますよ♪」
歩道か?とも思える道幅の奥にキャラバンは停まっていた。

お客さん・・「バイクはいいね。車じゃ停める場所ないよ」
カーブの膨らみを利用するように、道幅ギリギリに停めているキャラバン。
リフォーム屋のお客さんもほとほと困ったと言う。

車で来るとどうなるのだろう・・
近くのコインパーキングに停めて、工具箱を担いで・・

考えただけで憂鬱になりそうだった。



by A隊員

2007.11.28(水)曇り
幸せのビートル

VWニュービートルがインロックしたとの知らせ。
ニュービートルは今月3台目、意気揚々と江東拠点を出撃。

大きな駐車場でも安心のインパクトあるこの形。
迷いもなくお客さんと合流し、いつものように迷いもなく開錠した。

黄色のビートルは初めてのA隊員。
pictureマジマジと見ると純粋に「良い色ですね・・」とつぶやいていた。
この色が欲しくて購入したというお客さん。
国産車にはない黄色だと言い切る。

なるほど、言われてみれば規格化された黄色とは違うような・・
ただ黄色を薄くしただけではない何かが伝わってくる感じ。

そういえば昔、黄色のビートルを3台見たら幸せになる話しを思い出した。
田舎ではよく姉と一緒に「どっちが早く見付けるか」競争したもんだ。

あれは今でも有効なのだろうか・・
今月3台目のニュービートルを開錠後、真剣に考えた。



by A隊員

2007.11.27(火)曇り
真剣勝負

真っ暗闇の駐車場にてワゴンRの開錠作業。
作業する前に「温かいモノ買ってきます」とお客さん。

缶コーヒーを頂く前に開錠。
しばし談笑する運びとなった。

20代前半のお客さんはバンドマン。
pictureメジャーデビューを視野に活動し始めたばかりの様子。
お客さん・・「そろそろガチで行きたいんです・・」
微笑みながらも力強さを感じた。

やっぱり前へ向かっていく姿はいい。
「頑張って下さい」と応援しているこちらが励まされている感じ。

バンド名は「mei」
まだHPは作成中の様子(写真をクリックするとHPへジャンプします)
ジャンルはメロディックコアとの事。

目標に向けて前進していく課程はとても大変だけれど、それ以上に面白い。
その反対は楽チンだが、猛烈にストレスが溜まるもの。

そこには中間というのが存在しないから
人の多くは前向きになるのだと思う。



by H隊員

2007.11.26(月)晴れ
フォード イクシオン

宵の口。
杉並区の某修道会からフォード・イクシオンの解錠依頼。

車輌確認後、携帯に連絡するも話し中。
暫く経ってから掛け直すも話し中。

過ぐ近くの電柱の下に、携帯で話している年配の女性が居る。
まさか、あの人じゃないよな〜。
何度掛けても話し中なので、終いにはその近くの女性がお客さんに思えてしまう。

暫くして、その女性が携帯を切った。
直ぐに電話を掛けて見ると、
するとその女性の携帯が鳴った。

うっ   やはりそうだったのですか・・

駆け寄ってくるお客さん。
開口一番「てっきり車で来ると思ったので・・」
「お兄さんはバイク便かと思っちゃって・・ごめんなさ〜い」
いえ、いいんです。
そう言われればバイク便に見えなくも無いことも無いかも知れないので。picture

ひとしきりお客さんと笑った後、外溝キーをツルっと解錠。
書類にサインを頂く。
その時になってまたお客さんの携帯が鳴った。
すると、「出ると長くなるので気にしないで」と言って携帯にでない。
出ないのは良いんだけどこちらが気になる。
そうこうしている内に鳴り止んだ。

長話も何なのでそそくさとお暇する事に。

バイクに戻ったところで携帯の鳴る音が聞こえた。
ふと見ると、最初に見た電柱の下でお客さんが携帯で話しながら笑っていた。



by A隊員

2007.11.25(日)晴れ
夢の持続

XJR400のバッテリーが上がったとの知らせ。
完全放電の状態なので、充電する間バイク談義となった。

若い女性のお客さんは、免許を取得してまだ半年ほど。
お客さん・・「最近は乗る機会が減りました・・」
小学生の頃からバイクに乗るのを夢見て、親の反対を押し切ってたどり着いた現実。

バイクから遠ざかる理由のほとんどは、冬の寒さにあると考える。
私服の重ね着で済まそうとしても結局は寒いまま。
そのままズルズルと乗る機会を減らしてしまう現実が待っている。picture

夢を手にする予算は、免許代やバイク代だけでは終わらない。
冬用のライディングウェアは必需品で、予算10万円は欲しいところ。

手にすれば外気温なんか気にすることのない別世界を体験する。
冬を愛するライダーにしか分からない世界だ。

ヘルメットやバイクにつぎ込む人は多いけれど、ウェアを重視する人は少ない。
夢を持続できるか、諦めるかの大切なアイテムかと思う。

選択するのは乗り手の自由。
ただ一バイク乗りとして「夢の持続」に期待したかったりする。



by H隊員

2007.11.24(土)晴れ
ダブルロック

中野区某所よりサーブ900Sの解錠依頼。
鍵は紛失。予備は車内。
と言うことでのご依頼。

現場にて車輌を確認すると鍵穴がイメージと違う方向を向いている。
この車輌は通常の内溝だった筈だけど?
お客さんに確認するとダブルロック機能との事。
ベンツとかBMWのトランクにある機能。

で、お客さんは常々ダブルロックを掛けていたらしい。

要は一旦鍵穴を縦になるまで回して、
その後、更にもう一段階回せば解錠と。

この時までは、その後に起こる激しい苦労を予測しえなかった。

では、取り合えずダブルロックを解除しましょうと内溝をピッキングするも、
途中から全くと言って良いほど進まない。
何かと言うと・・       錠が重いのです。
もうちょっとで一山超えそうなんだけど回らない。
そして気を抜くと最初からやり直しになる羽目に。

何度目かのやり直しの後に妙案が浮かぶ。
試してみると山の頂上に差し掛かった様な感じ。
これを逃してなるものか!と、全身に無駄な力をこめて現状を維持。
その後、ゆっくりと山を越えた。
全身から噴き出す得体の知れない汁。
そして何故だか背中が痛い。picture

一呼吸おいて鍵穴を見てみると、ちゃんと縦になっている。
これで問題なし。
後はさっきまで散々ピックしていたので一瞬で解錠。

お客さんが鍵を取り出したので、お借りしてシリンダーの確認。
試しにダブルロックを掛けさせて頂く。
すると、ダブルロックを掛ける方は全く重くなかった。
だけど解除はやたらと重い。
あれがデフォルトの感触なのか?
それとも経年劣化で重くなったのか?

今度違う900Sの依頼が入ったら是非確認させて貰おう。



by J隊員

2007.11.23(金)晴れ
特殊な技術

昨年発売されたばかりのVWイオスがトランクインロック
実車を間近で見るのは初めてなので
車の周りを一回りして解決方法を組み立てる。
それにしてもルーフに継ぎ目が多いな〜、と思っていたら
このクルマ、コンバーチブルモデルなんですね。

しかしオープンカーなのになぜかトランクに鍵穴が無い、
一抹の不安を覚えながらも唯一の鍵穴からドアを開け
早速車内のスイッチを操作する。
が、セキュリティ作動でやっぱりトランク開きません。

ある程度予想はしていたので助人緊急ネットワークで情報収集、
なんといっても天下のフォルクスワーゲン
pictureきっと解決方法が用意されているに違いない。

待つこと3分、解決法が見つかった。
でも・・・ちょっとした特殊技術が必要の様な・・・
本当に上手く行くのだろうか?

怯む訳には行かないのでその方法でアタック開始、
プルプルと指先を震わせながら頑張るも、なかなかうまく行かない。
セキュリティアラームとお客さんの声援を背中に受けながら続けること5分、
なんとか無事にキーを取り出す事が出来た。

それにしてもこの特殊技術、やってみると案外上手く行くものである
まるで自分に才能があるのでは?と勘違いしてしまいそう。
そこでこの才能の使い道を考えてみた・・・

・・・UFOキャッチャー位しか思いつかないのがとても残念なところだ。



by H隊員

2007.11.22(木)晴れ
フォード プローブ

宵の口。
荻窪の住宅街でフォード・プローブのインロック。

車輌は静かな住宅街の真っ暗な路上に止まっていた。

車の横でお客さんに連絡をする。
その時、自転車の警察官が通った。

お客さんと合流後、直ぐに作業を始める。
するとお客さんは嫁さんを呼んで来るとの事。
直ぐに開けるのでちょっと待って下さいと言ったけど既に後姿。
仕方ないので待つか〜っと思った所で、さっきのおまわりさん登場。
暗闇で運転席の前に立っているのがかなり怪しいはず。
間違いなく職質される。
やはり近づいてきた。
赫々云々・・・
訳を説明してお客さんが来るまで待って貰う。picture

暫くして、お客さんが嫁さんを連れて戻ってきた。
おまわりさんはお客さんの身元確認をして、ようやく作業開始。

そう言えば以前。
銀座プランタンの裏でベンツS500の下向きトランクをやっている時、
パトカー5台+警察官15人程に囲まれた事がある。
通報があったとかで大挙してやってきた。
あの時は、突然肩を叩かれ顔を上げた瞬間、辺りの情景を見てかなりビビッた。
思わず両手を上げようかと思った。



by H隊員

2007.11.21(水)晴れ
VW トワレグ

夕方、調布市よりVWトワレグの解錠依頼。

現場に到着すると、新築の一軒家に新車のトワレグ。
そして若い夫婦が御依頼主。

聞くところによるとトワレグは購入後1週間しかたっていない。
「まだ扱いに慣れていなくてやっちゃいました」と旦那さん。
車の中を見ると、買出しに行って買ってきたばかりの家電製品がみっちり入っている。
スペアキーが家の中にあるはずと散々探したが
引越しのゴタゴタで見つからないとの事。
探しきれないのを負い目に感じてしまうのか、
「申し訳ないです・・・」を連発された。
いくら「お気になさらずに」と言っても止まらない。
あまりにも謝るので、逆にこちらが申し訳無くなってきてしまう。

この様な場合、話を逸らすのが一番。
後部座席にある買ってきたばかりの家電製品に話を振って見ると・・
「この荷物を出そうと気を取られて閉じこんでしまいました。すみません・・・」

しまった・・
話を振る方向を間違えた。

今度は買ったばかりの車に話を振って見る・・
「スペアキーが家の何処かにある筈なのに探しきれなくてスミマセン・・・」
更に振る方向を誤ってしまった・・picture

い いかん・・

「では作業を始めてよろしいでしょか?」と半ば強引に流れを変えた。

直ぐドアに張り付き内溝の鍵穴を覗く。

さすが新車、動きはスムーズ。
結果、数分で解錠。

その後、更に感謝の言葉を続けるお客さん。
もう、何だか申し訳なくて仕方ない。
何とか切りの良い所を見つけて引き上げようとした時、
買ったばかりのタコヤキを奥さんに手渡された。
そして「温かいうちに召し上がってください。どうぞ家のなかで」と言われた。
さすがに仕事中なのでそれは出来ないと丁重に辞退させていただいたら、ひどく残念そうだった。

更に激しく申し訳ない気分になった。



by A隊員

2007.11.20(火)曇り
災い転じて福となす

江戸川区の電器量販店からベンツEクラスがインロックしたとの知らせ。
「室内にあるかも」との事だったので、ドアから開錠したけれど結局トランクも開錠した。

現場でトランク内というのを聞いても、ビックリしないのが助人サービス。
少し大変なだけで、無事カギを発見できて完了した。

会員制のロードサービスに加入したばかりのお客さん。
「自腹でお願いした場合、いくらかかるの?」と聞かれた。
思わず助人料金をお答えしようとしたけれど、とっさに相場へと切り替えた。picture

A隊員・・「2万円・・いや5万円はかかるかもしれません」
お客さんは「いや〜○○の会員になっておいて良かったなぁ」と連呼。

付帯ロードサービスは「付いていると何となく安心」といったところ。
実際使ってみないと、本当の良さには気付かないかもしれない。
「ぜひ会社の同僚にもすすめとくよ♪」と上機嫌でお別れした。

助人が良いと言われるより、純粋に嬉しかったりする。
それは貢献できた大きさに比例するような気がした。

災い転じて福となすのが、付帯ロードサービスの真骨頂かもしれない。



by H隊員

2007.11.19(月)晴れ
BMW 120i

夕方も過ぎた頃、千葉県某所よりBMW120iの解錠依頼。
空いている高速を走り現場に向かう。

高速を降り現場付近まで来たところでお客さんに連絡をする。
住所の一区画が大きく、迷うと大幅に遅れそうだったので誘導をお願いした。
ハンズフリーで携帯を繋いだままお客さんの指示に従う。
もう間もなく現場と言う所で、
「あ、バイクの音が聞こえます。今から外に出ますのでそこでお待ちください」と言われた。
塀伝いに走っていたので気付かなかったのですが、
停車したところはかなりの敷地面積を誇る一軒屋。
塀越しには大きな木も見える。

暫くするとお客さんがわざわざ外に出てきてくれた。
そして案内されたのは有に10台は入ろうかと言うガレージ。
そこにはBMW以外にも何台もの車が止まっていた。picture

夜も更けて気温が下がり始めていたのであまりお待たする事は出来ない。
速やかに内溝の鍵を解錠する。
車のドアを開けると近くにいたお客さんから驚きとお褒めの言葉を頂いた。

その後、写真を撮る了承を頂き携帯で撮影。
時間も遅いし寒くなってきてたので早々に引き上げせて頂く事に。

バイクを敷地外に出し、駐車場入り口にある4m程のゲートを閉める。
これが重い。
広い駐車場に相応しい堅牢なゲート。
そして夜も更けた住宅街の静粛を壊さないようにエンジンをかけた。

それにしても駐車場の広さには憧れてしまう。
あれだけの広さがあったら何台ものバイクが止められて、
複数台同時に整備が出来る等と考えてしまう。
そうしたらあのバイクを買ってエンジンをばらしたり、
ホイストをつけて重いもの吊り上げたり・・・等など
激しく妄想が広がりました。



by Y隊員

2007.11.18(日)晴れ
普通にトライトン

トライトンが始動出来ないとの救援依頼。
トライトンと言っても三菱トライトンではなくオートバイ。

’50〜’60年代に当時最強エンジンだったトライアンフのものを
当時最強フレーム(車体)だったノートンに載せた英国で流行ったカスタムバイク。
当時のロッカーズにこよなく愛されていた。
正直なところ映画の中では見た事があるが、実車はまだ見た事がない。

到着し実車を初めて見てちょっと感動。
取りあえずプラグをみて欲しいと御依頼主。
picture左右のプラグを外してみるとどちらもまあまあいい状態で火花も飛ぶ。
キャブに一応ガソリンも来ている。なので二人でキックをしまくる。
なのに全く目が覚めないトライトン。

どうしたものかと考えて、もしや?と思いとある事をしたら無事始動。
色々と話を伺うとこのトライトンなんと当時のマン島を走っていた代物だとか。

で、隣に停まっている車も御依頼主のもの。
アルファロメオのジュニア・ザガート。こちらも超希少車。
でも御依頼主はそれを鼻に掛けている様な感じがしない。
普通に所持している感じなのだ。そう、ファミリーカーを所持するかの様に・・・

恐れ入りまりました・・・



by H隊員

2007.11.17(土)晴れ
ローバー 216SLi

日付も変わろうと言う頃。
葛飾区よりローバー216SLiの解錠依頼。

連絡を受けた時点で居た場所から考えると非常に微妙な場所だった。
でも、夜も更けた時分なので思いの他早く着いた。

車輌を発見するとお客さんが窓ガラスを叩いている。
素手で叩き割ろうとしいているかと思い急いで駆け寄る。
すると、中には小学校高学年の男の子が乗ってた。
で、お客さんに話を聞くと…
現場は実家で、さて帰ろうかと子供を先に乗せて待たせたら中で寝てしまった。
そしていくら呼んでも起きない。
仕方ないのでロードサービスを呼んだらしい。

車に近寄ると、中で結構な音量でテレビがついている。
そして男の子は物凄い体勢で寝ている。

理由はどうあれ『子供インロック』なのですぐさまドアを開けた。picture

お父さんが中に入って子供をゆする。
全く起きる気配がない。
頬を軽く叩く。
依然、起きる気配はない。
ましてやイビキが大きくなった様に感じた。

その後、書類にサインを貰っていると
開けっ放しのドアで寒かったのか一瞬子供が起きた。
そして一言「寒い」と言ってまた寝てしまった。

相当遊び疲れたのだろうか?
爆睡と言うのを初めて見たような気がした。



by J隊員

2007.11.16(金)晴れ
原因と習慣

早朝にCB400SFの始動要請、通勤前のお客さんに症状を伺うと
何故か頻繁にバッテリーが上がってしまうそうな。

早速点検をしてエンジンをかける
始動性はすこぶる良い、バッテリーは新品同様だし
ジェネレーターの発電量も問題無い。
一体どうしてバッテリーが上がってしまうのか?

もしやと思いバイクの使い方を聞いてみる。
極端に短い距離しか乗らない場合、充電不足になる事もあるからだ。
しかし・・・
毎日の通勤に使う時間は、道路が空いていても30分とこれまた申し分無い。picture

原因が判らずにアレコレ点検中、「そろそろ出発します」とお客さん。
エンジンを止めて、ヘルメットや上着を取りに家の中へ戻られる。
残されたバイクを見ると、ライトが点いているのに気付いた。

戻って来たお客さんに聞いてみると
エンジンを止める際はほぼ「キルスイッチ」を使っているそう。
これではエンジンは止まるが電装はONのまま、
繰り返しいていればバッテリーが上がるのも無理はない。

出勤時間が迫るお客さんに、あわただしく説明して送り出す。
いきおい良く走り去るバイクを眺めながら
ちゃんと理解してくれていることを願った。



by H隊員

2007.11.15(木)晴れ
VW EOS

これは2006/9/28の日記です。
picture何で今頃書いているかは後ほど。

朝の通勤ラッシュも落ち着いた頃、文京区でVW車種不明のインロック解錠依頼。

ラッシュが過ぎたとは言え所々にまだ渋滞が残っている。
激しく詰まっている訳ではないけど、けして気持ち良くは流れていない。
そんな中、現場に向かう。

指定された立体駐車場に到着しお客さんに連絡。
その後、案内されて駐車場の上に登ると見たこと無いVWが止まっていた。

車体後方には『EOS』と書いてある。
記憶に無いのでニューモデルかな?

鍵は内溝。
堪能しつつも数分で解錠。

で、お客さんにこの車は新しいのですかと聞いて見る。
すると、「まだ日本で発売どころか発表さえされていない車です」との返答。
どうやら広報用車輌らしい。
そんな事を聞いたら写真が取りたくなるじゃないですか!
と冗談交じりで言うと、撮ってもかまいませんとの返答。
ただ!!ブログ等には絶対張らないで下さい。
日本での発表もまだなのにネットに流れるのは困る。
と念を押された。
日記に書こうと思っていたのに…

兎に角、撮影許可が出たので数枚撮らせていただく。

お客さんと話しをしながら携帯で写真を撮っていると、
EOSはカブリオレになると教えてくれた。
その上、実際に動かしてもくれた。
殆ど音もなくルーフが開くEOS。
トランスフォーマーだ。

驚いている所で再度「発表前にネットに流さないで」と釘を刺される。

そんな訳がありまして今頃載せていたりするのです。

ここのサイトでルーフの開閉が見られます。
 ↓ 
https://www.vw-eos.jp/special/popup1.html



by H隊員

2007.11.14(水)晴れ
ランボルギーニ・ムルシエラゴ

埼玉県某所のガソリンスタンドよりランボルギーニ・ムルシエラゴの解錠依頼。
インロックの原因は不明、気付いたら閉まっていたとの事。
偶然埼玉県内にいた為30分かからず現着。

お客さんに話を聞けば、
昨晩、解錠出来る業者が見つからず今日に持ち越したとの事。
幸いにも店舗前でのインロックだった為、外からは殆ど死角になっていた。

乗り出し4千万円に近い車輌。
picture心配だった事でしょう。

さて、念入りに車両チェックを終えた後
―ドアの開き方が見たい―と逸る気持ちをわなわなと抑える。

4千万円にふさわしいカギとご対面。
直ぐ解錠方向にシリンダーを回すがドアが開かない。
錠の中を再度確認するが全ての工程は完了している。

高級車にはありがちなパターンで、普通に回しても開錠できないケースが多い。
もう一度、工程を変更してシリンダーを回す。
すると・・・

「ポコン」

何処からともなく聞こえた。
ドアノブを握るとさっきまで感じられなかった重みがある。
すると独特な開き方でドアが上へと持ち上がった。picture

最初に開かなかった何等かの原因は、ある工程により取り除かれた。
たまに見かけるケースで、知らないと永遠に解錠できない。
その後、鍵で確認して頂くと施錠解錠問題なし。
今回のインロックの原因は「ポコン」にあるのかも?
そしてお客さんはディーラーさんへ向かった。

子供の頃のスーパーカーブームで、一番好きだったのはカウンタックLP400
それから30年以上経って初めて目の当たりにするランボルギーニ。
心の奥底で忘れていた何かがググッと動いた。

こんな時は、血迷って払えもしないモノを買ってしまいそうになるので、
大人しく拠点に戻り心を静める事にします。



by H隊員

2007.11.13(火)晴れ
キャデラック CTS

立川市からキャデラックCTSの開錠依頼。
場所的に国立府中で降りるのが最良と判断し中央道へ。

高速は殆ど混んでなかったけど、降りてからがかなりの混雑。
目的地は五日市街道沿いにあるスーパー。

何とか時間内に到着しお客さんに連絡するも話が噛み合わない。
よくよく話を聞くとスーパーではなくホームセンターらしい。
地図で確認すると5〜600m先にホームセンターがあった。
多分、そこに間違いない。
ところが・・・
五日市街道が全く進まない。
僅か数百メートルなのに・・

数百メートルの移動にかなりの時間を費やしたけど無事お客さんと合流。
初めてのインロックで動転してしまい、良く利用するスーパーと
ホームセンターを間違えて言ってしまったようです。picture

では、落ち着いたところで作業に入ろうかと鍵穴を見ると、
鍵穴にシャッターが無い。?
そんなに古い車輌でもないのに何故だろう?
触る前にお客さんの確認を取る。
すると購入時から中が丸見えとの事。
車でそんな事があるのだろうか?
と、かなり疑問ではあります。
取りあえず中を覗いてみると絶望的に汚れている。
カギ穴内を洗浄すると、
あっという間に解錠。
その後のケアは念入りに。

お客さんには、トラブルの元になるかもしれないので、
ディーラーさんで確認を取った方が宜しいかと?伝えて完了。

さて、帰ろうかと五日市街道を見ると上り斜線は絶望的に混んでいる。
この辺りは道も知らないのに裏に入ると迷って余計時間がかかるので
国分寺線と多摩湖線を越えるまでは流れに任せるとします。



by J隊員

2007.11.12(月)晴れ
特訓の日々

最近はもっぱら開錠特訓の日々
もちろん隊員ごとに苦手なものは違うので、
各々で課題を見つけての集中練習となる。

現在J隊員が課題としているのは2車種、
全く違う車種ではあるが、開錠に至る糸口は似通っている
もう少しで完全なものに出来そうなのだ。

そんな中、ベンツC240の開錠依頼が入る
現場に着くと閉店間際の駐車場、
「何とか閉まる前に・・・」とお客さん
あと15分ほどの営業時間が終わったら
picture明日まで車が出せなくなってしまうのだそうな。

「5分程見ていただけますか」
そう伝えて鍵穴に向かう、しかし心の中での目標は1分以内
そう、これも特訓の内なのだ。

お客さんの携帯が鳴ったと同時にアタック開始
急ぎながらも慎重に作業を進め
迷う事無く一本道でゴールへ、無事に最速開錠のハズだ。
お客さんを見るとまだ電話中、
続いて時間を確認すると・・・「1分30秒」

余裕を持って駐車場を出て行くお客さん、
見送るJ隊員に課題がひとつ増えた事は知る由も無い。



by H隊員

2007.11.11(日)曇り
キャデラック STS

西新宿よりキャデラックSTSの解錠依頼。
日曜日の宵とあってか車の数は少ない。

現場付近に到着し該当番地を一回りすると車輌を発見。
お客さんも友人と車の近くにいた。

鍵はトランクにあるとの事でドアではなく直接トランク解錠を希望された。

一応、「ドアを開けてオープナーで開きませんか」と尋ねてみるが
トランクをお願いしますとの事。
その後、何か友達とゴニョゴニョ話している。
トランクもスタンダードな位置にシリンダーが付いているので
特に時間がかからないでしょう。
と言うことで、ご要望通りにトランク解錠に入る。

作業を始めようとした瞬間、後ろで何かを感じた。
クルっと振り返るとこちらを見ながら時計を触っている。
見た感じの印象はタイム計測?

こりゃ大変だ! 計測される!
精神的にズタボロにならない為にも気合を入れなければ!

若干オーバーな動きでお客さんにピッキング開始をアピールした。
目標は2分。
picture頭の中で時を刻む。

脳内ストップウオッチで1分を過ぎた辺りでトランクを開けた。
うっしゃー!!と振り返ると二人は時計を見ている。
開いた事に全く気付いていない。
で、会話を聞くとお客さんが友達に時計の機能を説明している。

ぐあぁく…

一人で勘違いしていた。
お客さんには全く気付かれていない筈なのに激しく恥ずかしくなった。

その後…

滲む高層ビル群を見ながら黄昏たのは内緒です。



by Y隊員

2007.11.10(土)雨時々曇り
LEXUSワンボックス

渋谷区渋谷でアルファードの開錠依頼。
渋滞の明治通りを交わしつつ30分程で現着。

アルファードを発見しナンバーを確認する為近づいてみると、
????。L?レクサス?しかもご丁寧にLS400とまで。

御依頼主に聞くとご自分で加工されたとの事。
そりゃそうですよね〜。picture

ご本人確認後に鍵穴をのぞくと、もちろんながらアルファードの鍵。
レクサスの様な内溝キーを少しは期待していたりして・・

まぁすぐにお遊びだと分かったのだが面白い。
確かにあっても良さそうなレクサスブランドのワンボックス。

もしかしたら、”こんな車を作ってよ。ねぇトヨタさん。”
というメッセージ性も込めた御依頼主のお遊びかもしれない。

LSのアルファベットをそれっぽくし加工したらもっとリアルかも。
きっとだまされる人も出てくるだろう。



by H隊員

2007.11.9(金)晴れ後曇り
VOLVO FH12

早朝、常磐道下り三郷料金所でVOLVO FH12の解錠依頼。
どうやら料金所を出て直ぐの所に停車している模様。

救援に向かう車輌はボルボのトレーラー。
もしかしたら背伸びしなければ作業が出来ないかも?

早朝の下り線は意外と車が多い。
だが、渋滞は無くストレスを感じる事無く流れている。
およそ20分強で三郷料金所に着いた。

料金所を抜けると直ぐに該当車輌を発見。
近づくとお客さんは憔悴しきっていた。

話を聞くと、荷台に掛けているシートを固定するゴム紐が外れ、
バタバタしていたので直すために停車した。
で、紐を直して車に乗ろうとすると鍵がかかっていた。
ハッっとなって携帯を探したが車の中。
料金所を抜けて直ぐだけど、公団の建物は無い。
人が居るゲートに行こうかと思ったけど車が多くて危ない。
pictureどうしようかと暫し考える。
暫し考える…
結局どうにもならにので人の居るゲートに向かおうとしたところでパトカーが来た。
藁にもすがる思いで事情を説明すると警察官が携帯電話を貸してくれた。
会社に連絡。
会社からアシスタントさんへ連絡。
そして、僕到着。
ここまでで、1時間半は経っているとの事。

高速の料金所を過ぎて何も無いところで1時間半は不安だった事でしょう。

ひとしきり話を聞かせて頂いてから作業を開始。

錠は内溝。
ベンツ等と似たような感じ。

鍵穴の中はかなり使い込んでいる上に汚れもヒドイ。
洗浄した方がいいかな?と思った所で手応えあり。
そのまま解錠した。

お客さんは直ぐに携帯を取り出し会社に連絡。
荷物を積んでいるので現状を報告し、指示を仰いでいる。

各方面への連絡も済んだ所で、やっとお客さんの顔に安堵の表情が伺えた。
そして、山ほど感謝の言葉を頂いた。

ちょっと照れた。



by H隊員

2007.11.8(木)晴れ
クライスラー 300C

文京区のガソリンスタンドから、クライスラー300Cの解錠依頼。
急いで来て欲しいとの事。

ジャストポイントに居た為、10少々で現着。

御依頼主はスタンドの方で、兎に角「直ぐ開けて欲しい」と懇願される。
ちょっと引いてしまうくらいの強引さ。
ただ、確認事項だけは省く事が出来ないので、
作業の準備と平行して確認させて頂いた。

作業を始めると直ぐに「難しいですか?」と聞かれる。
  「外車ですので…」と抽象的な返答に留まらせて頂く。
すると続けざまに「何分くらいで開きます?」と聞かれたので、
  「開きました」とドアノブを引いた。

解錠後、店の中からビシッとスーツを来た方が二人出てきて
僕に「ありがとう、助かりました」
スタンドの方に「間に合いそうです」と言ってスタンドを出て行った。

スタンドの方達の緊張が解かれ、
それと合わせて虚脱していくのが手に取るように分かった。picture

その後、一段落した所で全ての経緯を話してくれた。

300Cは、とある会社社長が所有している車。
で、その社長さんを成田空港に送る為、社員の方が給油と清掃でスタンドに来た。
ところが、車内掃除を済ませたスタンドの店員さんが
誤ってインロックをしてしまったらしい。

ここまで聞いてあの尋常じゃない切迫感の意味を理解。
かなり精神的にきつかったでしょう。

それにしても、300Cをチョイスする社長さんがどんな人か興味が湧いた。



by A隊員

2007.11.7(水)晴れ
現行ランドローバーは難しい

ランドローバー ディスカバリー3がインロックしたとの知らせ。
販売されたばかりのこの車は、現行レンジスポーツと同じカギが付いている。

個人的には難易度の高いカギだと思っている。
これを開錠できる業者は稀ではないか・・・そんな風に考えている。

似たような難しいカギはベンツトランク。
キーシリンダーが下向きになっているので、通常の開錠方法では無理だ。
30分かかった作業も15分へ、さらには3分へと時間短縮に成功してきた。picture

ランドローバーはというと、今回は10分。
もちろんベンツトランク同様3分が目標だから、まだ発展途上だ。

しっかりとした基礎がなければ、新しいカギへの対応は難しい。
助人サービスは後発だけど、こういう研究開発は熱心で
時間やお金に換算すると莫大なモノを投資してきた。

どこの業者も開けられるカギから、限られた業者が開けらるカギへ
そろそろ我々業者の真価が問われるんじゃないのか・・・

最近そんな風に考えている。



by A隊員

2007.11.6(火)雨のち曇り
救援時にみる家族の輪

西麻布の路上でアウディTTがインロックしたとの知らせ。
しかも「お子様インロック」。

どんな高級車が来ようとビビらないけれど、「お子様インロック」は別。
全身の毛穴が「クワッ!」と開く瞬間だ。

現着20分、いくつか質問されるけれど、実のところあまり会話はしたくない。
混乱された状態で話していると、こちらも滅入ってしまうし、何より救出が先決。
なので、ちょっと無愛想に思われたかもしれない。

ピッキングは閃光一線、秒針が一周する間に開錠。
pictureバーンと開かれたドアから、にこやかなお子さんが両手を広げた。

無事救出されてから、改まってご挨拶。
「ゆっくりご挨拶せず申し訳ありませんでした。助人サービスの・・・」

お母さんは目に涙をにじませながら、にこやかに頷くばかり。
思わずA隊員も込み上げてくる感情を抑えるのが精一杯になる。

別れ際、写真の許可を頂きTTへレンズを向けるけれど、本当は隣で
お子さんをギュウッと抱きしめている写真を撮りたかった・・

見送った後、急に妻と子供と話したくなった。
こんな時、ホワイトプランは本当に助かるなぁ・・・



by A隊員

2007.11.5(月)晴れ
念願のリニューアル

本日、念願のHPをリニューアルした。
助人のイメージを前面に出すとともに、目に優しいグレー基調にしてみた。

新たな試みで開錠日記一覧も作成した。
しかし日記を書く人は少数だし、全ての開錠作業が記録できない。
一覧を見て「これだけか?」と寂しくもなるけれど、今後は頑張って増やしていきたい。picture

ここまで来るのに濃厚な2週間を過ごした。
今どき仕事に使うHPはプロにお願いするか、せめてHPビルダーかブログを使うと思う。
しかしこのHPは、全くの素人がHTML言語を駆使して作っている。

創業当初からの費用はブックオフで買った本「素人のためのHP作り」200円だけ。
「それにしてはまぁまぁ」という形になってきただろうか・・・

助人内ではこうした仕事(作業以外の)はボランティアに近い。
出来れば「やりたくない」し、「面倒くさい」というのも理解できる。
必要性を説きすぎると「あつかましく」なりやすく、人に頼みにくいのが悩みの種。

そんな中、連日夜を徹して手伝ってくれたH隊員には感動した。
何より嬉しかったのは、仕事への温度差が一緒だったこと。
まるで創業当初のような、かなり無茶をしたけれど建設的に事が進んだ。

「成せば成る」
心機一転、初心に立ち返り頑張ろう。



by J隊員

2007.11.4(日)晴れ
AUDI Q7

アウディQ7の開錠依頼
ポルシェのカイエンや、VWのトゥアレグに続いて
日本上陸を果たしたアウディブランドの高級SUVだ。

実はJ隊員、このクルマを間近で見るのは今日が初めて。
ずっと気になっていた事もあってワクワクしながら駆けつける。

現場にて確認すると、カギの形状は最近のアウディと同じもの、
開錠後にお客さんにこの車について色々伺う事が出来た。
picture「Q7」のQはクアトロのQ、つまり四輪駆動を表すそうな、
その後の数字はグレードを表しているという。
アウディならばA6とA8の中間に位置するグレードなのだろう。

見た目とは裏腹に、
味付けはかなりオンロード寄りになっている模様。
フロントのスポイラーの低さからも
不整地にガンガン入って行く車では無い事が分かる。
それでもスキーに行く位ならば、かなりの山奥まで行けそうだ。

それにしてもこのQ7、個人的にかなり好きなデザインだ。
ポイントは数あれど、なんといってもヘッドライトの形状、
最近流行の涙型ではないところが、男らしくて強そうではないか。



by Y隊員

2007.11.3(土)晴れ
おじいちゃんのBMW

自社受注で最新式BMW3シリーズの開錠依頼。
ディーラーさんからのご紹介との事。本当にありがたい。

到着すると御依頼主のおじいちゃんがお待ちかね。
オペ情報によると家カギを車にとじ込んでいて、車のキーは家の中。
どちらも施錠されているとの事で一応詳しく事情を聞こうとするも、
おじいちゃんの声が小さくて良く聞き取れない。

なのでご本人確認後、取りあえず作業を開始する事に。
数分で開錠しその後お話を聞くと、
BMW購入する前の車の時にその車を家カギの隠し場所として使っており、
(その車はシャッターの閉まったガレージの中で未施錠)
pictureBMWを購入してからは車の施錠をする為それを止めていたのだが
つい癖でBMWにカギを隠して出かけてしまったところ
奥さんが車の施錠をして奥さんも出掛けてしまったのだとか。

経緯も複雑なのだが、それよりもおじいちゃんの声が小さくて
ここまで聞くのになんと30分も掛かってしまった。

で、別れ際に日記の素材として撮影させて頂こうかとお伺いを立てると
「日記にするのはいいけど、写真は断る!」
お断りされてしまった。けどその時の声は大きかった…。



by A隊員

2007.11.2(金)曇り
究極の目的

世田谷区にてVWニュービートルの開錠作業。
初めてインロックした様子のお客さん。

次回に備え開錠作業を参考にしたいとの事。
残念ながらピッキングなので、全く参考にならないまま完了した。

開錠後は車談議に花咲かせる。
お客さんが次に乗りたい車はVWタイプVと断言。
ニュービートルからタイプVとは思い切ったタイムスリップだ。picture

元々旧車が大好きで、ニュービートルは家族への配慮があった様子。
お子さんも成人されて、いよいよ「自分に正直な」車選びをしたいとの事。

車選びのひとつのポイントがカーステを聴くか否からしい。
お客さん・・「タイプVならエンジン音や振動を楽しめるでしょ♪」

現行車は乗りやすいけれど退屈。
どうせならステアリングを握った瞬間から楽しみたいとの事。

走ることが目的の究極の選択。
早いとか、利便性が高いとかは無縁の究極の選択だ。



by J隊員

2007.11.1(木)曇りのち雨
便利さに潜む落とし穴

ハイエースのインロック救援へ
1BOX車のインロックトラブルには少々思い当たるところがある。

荷物を出し入れし易いように大きく開いた後部ドアの開口部
そこは現場作業に携わる人たちには絶好の作業場となる。
ましてや雨天時などは、上に跳ね上がる後部ドアが屋根の代わりになり快適なことこの上ない。
そう、そこでの作業後にキーを置き忘れてしまうのだ。picture

さて、お客さんは業者さん。出張先で閉じこんでしまったそうな、
「何処に置いたか覚えてなくて・・・」と話すお客さん。
荷室で作業をしていたとの事からピーンときた。

まずドアを開けて集中ロックで全てのドアロックを解除
その後、リヤハッチを開けると・・・ありました!
まるで机の上に置くようにきちんと並べられたキーが・・・

きれいに整頓された荷室内は作業場としてとても使いやすそう、
もしかしたらこの使いやすさが油断を呼ぶのかも?



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