東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
得意な作業はキーとじ込みによる開錠作業 → 開錠車種一覧へ
都内6拠点からバイクで迅速に現場へ向かいます → 拠点エリアへ
年中無休24時間営業 電話 03-5809-9677
 HOME  概 要  対応エリア  隊員日記 こんなときはどうするの?

過去日記一覧へ



by Y隊員

2017.3.31(金)曇りのち雨
境の難しさ

よみうりランドの駐車場よりゴルフ7の開錠依頼。
車内にはお子さんが閉じ込められているとのこと。

到着予想よりかなり早く現場周辺に着くことができたのですが
駐車場はすごいことになっていました。

救急車と消防車が数台にパトカーも数台。
そしてお子さんもぐったりしているとのことですぐに作業開始。
開錠後、無事に赤ちゃんを救出です。

しかしすごい数の緊急車両です。今までの子供インロックで一番かも。
相当緊急を要していたんだなと思っていてところ
おまわりさんの話を聞くと少々違ったようです。

こちらの場所、ちょうど稲城市と川崎市の境。
携帯電話の繋がる基地によってどちらの緊急回線にもかかってしまうそう。
なので二倍の緊急車両が集まったようです。

境目だとこういうこともあるのですね。
この場所はこちらが担当とかあれば良いのでしょうけど
色々と難しいのでしょうね。


picture

by K隊員

2017.3.30(木)晴れ
まだまだ現役

メルセデス・ベンツ 450SLCのインロック。

現行のSLCは、Cクラスベースのコンパクト2シーター
オープンカーのSLKが名称を変更してSLCになったが、
今回のは1954年に発売されメルセデスの販売する車種で
最も長い歴史を持つ2シーターオープンカーのSLクラスがベースとのこと。

3代目SLのホイールベースを延長して後部座席を追加し、
固定式の屋根を付けてSLCの名称で発売されたそうだ。

40年程前の車とは思えないほど綺麗だったが、
定期的にメンテナンスをしているので、4.5リッターの
V8エンジンも好調で、売る気はなくまだまだ乗り続けるそうだ。


picture

by R隊員

2017.3.29(水)晴れ
携帯電話のありがたみ

休日の午後、守谷市の大型モールでの開錠依頼。

車輌は久しぶりのVW。
前の業者がギブアップとの事で2番手出動。

遠方+2番手出動ということで、
気合を入れていざ出発。

現場まで問題なく到着するも、
車が見当たりません。

伺った駐車場の番号に向うも、
有るのは国産の車のみ。

約束の時間が迫り、脂汗が出てきます。
と、目に飛び込んでくる番号が!

お客さんのいる場所は駐車場番号ではなく、
店舗入り口の番号でした。

「この番号に違いない」と当たりをつけた所、ビンゴでした。
どうやらお客さんもかなり動揺していた様で勘違いしていたとの事。

開錠は速攻開錠で、お客さんにも喜んで頂けましたが、
場所の発見に手間取ったのが悔やまれます。

実は携帯も閉じ込めてしまったらしく連絡が取れない状況だったので、
ひたすら業者を待ち続けていたようです。

お待たせした事に、申し訳ない気持ちと、
改めて携帯の重要性に気付くR隊員でした。


picture

by A隊長

2017.3.28(火)晴れ
仕事の面白いところ

長年、下向きシリンダーを確実に開錠したいと思っていたんですが、
普通にのぞこうとすると見えないところがネックでした。

見えれば楽勝と思っていたので、どうにかして視界を手に入れたんですが
今度はピッキングするのに難儀しました。

今思えば「見える」という手段はたくさんあった訳です。
実は見えてからが勝負というか、習得するのにとても時間のかかる技術でした。
その後「見ながらピッキング」出来るようになったので目標達成したんですが
今度は他の隊員へ教えるのに難儀しました。

この仕事の経験のある人ほど「見えれば楽勝」と思っているので
「見えるのにシンドイ」では否定されやすいですね。

シンドイ部分は初心に帰って地道に練習していくしかないんですが、
これも「まずは球拾いやうさぎ跳びから始めて・・」みたいな話しを
ベテランに向けて言わないとならない訳です。

鍵穴が見えれば全て解決!とならないのが仕事の難しいところですが、
だからこそ面白いんだろうと思います。


picture

by J隊員

2017.3.27(月)雨のち晴れ
結構多いのかも?

キャラバンの開錠要請で伺ったんですが
お客さんが差すのはなぜかハイエースでした。

利用されていたのは損保付帯のロードサービスなので
車両が違っている場合は適用外な事を伝えると
「確認してみるね」とお客さんはケータイを取り出します。

保険に入っているのキャラバンはずいぶん前に乗り換えて
その際にこのハイエースに入れ替えてあるそうなんですが…

クルマの登録や保険関係など全て馴染みの車屋さんに任せてあるそうで
電話の向こうで確認してもらっていました。
暫くして「参ったなあ」とお客さん、やはり変更するのを忘れていたみたいでした。

幸いカギ開けのほうは車屋さんが駆けつけ
解決してくれるみたいで何よりだったんですが、
変更忘れが判明したのが交通事故のタイミングだったらと思うと怖いですよね。

保険の手続きはクルマ屋さん任せという人は結構多いと思いますが
証券の確認は必ず自分でしておいた方が良いですね。


picture

by Y隊員

2017.3.26(日)晴れ
謎のロック

八王子より2004年式BMW318iのトランクインロック。
普段使えている室内のオープナーがなぜか効かないとのこと。

もしかしたらこういう状況かも・・
と想像しながら到着するとビンゴでした。鍵穴が横になっています。

車種にもよるのですがBMWのトランクのカギは
開錠方向の逆に回すとロックをかけることができるのです。
この状態を治せるのはメインキーだけ。
ホテルなどで車を預ける際にメインではないカギを預け
トランクに入れた貴重品を守るシステムです。

ですのでサックっとこの状態を解除しそのまま開錠方向へピッキング。
解決後にお客様へ上記の事を話させていただくと
「でもカギを刺してトランクを開けたことがないんだけど・・」
と不思議がります。

いたずら?でも比較的難しいキーシリンダーなので
こんな手の込んだことをするとは思えないし・・

お客様とともに謎が深まる作業でした。


picture

by K隊員

2017.3.25(土)晴れ
いよいよ開幕

世界ラリー選手権、スーパーバイク世界選手権、アメリカのインディカー
などに続き、4輪と2輪の最高峰のF1とモトGPもついに開幕した。

F1はレギュレーションの大きな変更がある年はチャンピオンチームが
変わることが多かったが、車体やタイヤサイズが大きく変更される今年も
3連覇中のメルセデスが大本命となりそう。
近年はメルセデスの独走状態だったが、昨年メルセデスに離されていた
フェラーリが今年は差を縮め速さを見せていて優勝争いに絡みそうだし、
中段チームの争いも激しくなってかなり面白くなりそう。

モトGPはスズキからヤマハに移籍したビニャーレスが
事前テストからトップタイムを連発、開幕戦のフリー走行でも
トップタイムで移籍していきなり優勝という可能性も。
他にもチーム移籍や新加入のライダーが多いのでこちらも面白くなりそう。

明日の決勝が楽しみだ。


picture

by R隊員

2017.3.2(水)晴れ
日記の効果

連休明け、茨城にてベンツCクラスのトランク開錠依頼。

生憎の雨模様で、高速も中々の混雑ぶり。
しかも久しぶりのトランク開錠で闘志と不安が入り混じります。

実は現行ベンツのトランク開錠は初対応だったりします。
お客さんと合流し、いざ開錠作業へ。

と思いきや「あとお願いしますね~」とお客さんは自宅の中へ。

「立会い確認は」と思いつつ、寒い中お待たせするのも悪いので、
所要時間をお伝えし、改めて作業開始。

即開錠!とは行きませんでしたが、
先輩に習った奥の手を使い無事開錠。

お客さんにトランクを開けて頂き、探す事30秒。
手にはキラリと光るベンツの鍵が。

「全て解決」とホッと一息すると、
「さすがですね~」と奥から女性の声が。

奥様らしき方から「日記楽しく読んでます」と何とも嬉しいお言葉。
更にお客さんからチップまで頂戴してしまいました。

「開錠日記」をお話されるお客さんは始めてでしたが、
聞けば中々熟読されている様です。

日記の思わぬ効果に驚きつつ、技術のクオリティアップを目指し、
頑張って行きたいなと改めて思いました。

雨中の作業は気持ちが沈みがちになりますが、
今回は雨も吹っ飛ぶ大満足の遠征開錠となりました。


picture

by A隊長

2017.3.23(木)晴れ
110も心配ご無用

スズキ・アドレス110のメットイン開錠です。
アドレスと言えばV125なので110??と思いながら現着。

このスクーターはアドレスという名はあるものの別物ですね。
おまけにカギの形状も全くの別物でした。

お客さんはずっとアドレスを乗り継いできたそうなんですが、
さすがに今回はV125と迷ったそうです。
最終的には価格差で4万円安い110に決めたそうです。
結果「110選んで良かった」とのこと。

V125より燃費良いし安定感あるし、とベタ褒めでした。
タイヤが10→14インチとかなり大きくなって安定感UPとともに、
見た目もまさにグローバルモデルという感じですね。

メットインはいつものようにメインキーをピッキングして開錠しました。
お客さんは心配そうに「追加費用かかりますか?」と質問されたので、
「全て保険対象なので無料ですよ」と答えるとホッとされてました。

事前にカギを複製した場合は追加費用がかかると言われてたそうですが、
助人サービスは全てピッキング開錠なので心配ご無用です。


picture

by J隊員

2017.3.22(水)晴れ
ひっそりと録画中

タワーパーキングでホンダ・フィットのバッテリー救援です。

納車後間もないのに2回目のバッテリー上がりだそうで
「ちょっと見てもらえますか?」とお客さん、
ざっと見てみたんですがライトの消し忘れなどは無いようです。

どうしたものか?と思っていると
「たまに点いているランプがある」との追加情報が、
確認してみるとカメラ別体式のドラレコ本体でした。

普通、ドラレコと言えば走行中の録画用途なので
クルマのメインスイッチ連動でOFFになるのが普通なんですが
取り付けられていたのは駐車中のセキュリティ機能付き、
そのためパーキングのゴンドラが揺れる度に録画していたみたいです。

お客さんは取り付け時に聞いていたそうなんですが
すっかり忘れていたそうで、パーキングが動くたびに電源ONというのが
バッテリー上がりの原因だったみたいですね。

おそらく録画データはタワーパーキング内の映像で一杯なはず、
ちょっと興味深いと同時に怖い様な気もします。


picture

by Y隊員

2017.3.21(火)晴れ
あの階段の神社

新宿区の須賀神社の駐車場へ開錠作業に行ってきました。
アニメ映画「君の名は」の最後のシーンの階段がある神社です。

須賀神社周辺には何度か出動させて頂いているので
映画を見ていてすぐにどこの階段か分かりました。
というか仕事柄、東京の街をうろちょろしているので
出てきた東京の風景はすべてどこか分かってしまいましたね。
我ながらちょっと気持ち悪かったぐらいです・・

しかし普段見ている景色なんですが
作画のキレイさもあってか、こんな魅力もあるんだ~と
ストーリとは別の感動もしてしまいました。

久しぶりに訪れた須賀神社は以前とは違い
映画の効果か参拝される方がたくさんです。
そして外国の方も見受けられましたね。

自分も無事に作業を完了することができたので
感謝のお参りをして帰路につきました。


picture

by K隊員

2017.3.20(月)晴れ
外すときは要注意

午前0時半の予約でスズキ・スカイウェイブのメットインロック。

スカイウェイブはイグニッションキーを回してシートを開けるモデルもあるが、
今回はキーレスモデルだったのでエマージェンシーキーで開けるタイプ。

エマージェンシーキーをピッキングするのにメーター下のパネルを
外そうと思ったらパネルがぐらついている。慎重にパネルを
外してみると4箇所あるツメのひとつが根元から折れていた。

半年程前にも閉じ込んでその時来た鍵屋さんがバキっとやってしまったようだ。
車用の内張はがしを使って慎重に外しても、経年劣化でツメ部分にはめる
樹脂パーツが破損することがあるのでスペアの樹脂パーツを持っているが、
今回のようにツメ本体が折れるとパネルごと交換になってしまう。

エマージェンシーキーをピッキングするのはサクッといくが、
パネルを外す方が時間がかかるということが結構ある。


picture

by R隊員

2017.3.19(日)晴れ
保護色

休日の夜、川口市での開錠依頼。

場所を調べると、住宅街のようです。
幹線道路から程近い場所でしたが、なにせ住宅街。

一通地獄にハマらないように注意してルートを検索します。
夜間という事も有り、時間前に無事到着。

しかし車が見当たりません。

お客さんに到着の連絡をし、お客さんを待ちます。
程なくしてお客さんがお見えになりました。

「すみません、お車はどちらに?」と伺うと、
「あ~見えずらいですよね」とお客さん。

良く見ると、目の前に有る駐車場の奥に車が停められてました。
「明かりも無いし見えずらいですよね」とフォローされてしまいました。

車輌を確認しいざ開錠。
速攻開錠でお客さんにも喜んでいただきました。

開錠後「お客様に写真を取ってもいいですか?」と確認をするも、
手持ちのライトを消すと車輌が全く見えません。

視界からの見事な消えっぷりに「忍者」「カメレオン」を想像せずにはいられません。
ここまで明かりのないのは久々です。
貴重な体験をさせて頂きましたW


picture

by A隊長

2017.3.18(土)晴れ
パンク修理剤注入

深夜にプリウスのパンク修理です。
今回スペアタイヤがないので修理剤注入による応急対応です。

実のところ修理剤注入はめったに引き受けないんですが、
今回は「どうしても・・」ということで出動しました。

パンク修理剤は色々難しいところがあります。
穴が大きかったり傷の場所によっては修理できなかったり、
注入後に完璧に治る訳ではないので結局タイヤ交換が必要だったりと
スペアタイヤがない場合はレッカー搬送が理想的ですね。

助人サービスはバイクで向かうので搬送出来ないんですが、
ヘタすると中途半端な作業で終わることにもなる訳です。

今回はお客さんが近所の自宅まで帰りたいので、すぐ来れる業者、
タイヤは近日中に全て交換する予定で注入剤がダメでもOK、
という理由で助人になりました。

修理後に色々アドバイスすると「もう大丈夫」と急いで帰るお客さん。
いつものような達成感を得るには難しい作業となりました。


picture

by J隊員

2017.3.17(金)晴れ
ピカピカの名車

スカイラインの開錠要請で現場に着くと32型のGT-Rでした。

純正ホイールの完全なノーマル状態を
お客さんがピカピカに維持されていたので
思わず感嘆の声が漏れそうになりす。

「古いクルマなもんで…」と客さんは謙遜するんですが
言わずと知れた名車ですね。

世に出てからからもうすぐ30年になるんですが
それほど古さを感じさせません。

当時の道交法改正がデザインに及ぼした影響も大きいのでしょうが
大事に乗ってヤレさせていないというのがやっぱり重要だと思います。

凄く売れたクルマなので中古車市場でもよく見かけるんですが
完全ノーマルでピカピカというのはまずないです。
現在だと結構な価値になるのではないでしょうか?


picture

by Y隊員

2017.3.16(木)晴れ
若葉マークのころ

閉園後のディズニーランド駐車場より開錠のご依頼。
時刻は日付が変わる頃です。

色々な場所を探し回っての最終的なご依頼かな?
とか勝手に想像してしまい最短での到着を目指します。

待っていたのは初心者マークが貼られた車と制服姿の女子高生。
放課後に取り立ての免許でディズニーランドへ、
そして帰ろうという時にカギが無いことに気付いたようです。

無事に開錠したのですが車内からはカギは見つかりません。
結局お家の方がタクシーでカギを持って来てくれることになったようです。
そんな状況なので女子高生たちはかなり元気がありません・・

若い頃のこういったトラブルはかなり身に染みるんですよね。
自分も10代の頃にした手痛い失敗の数々を思い出してしまいました。

けど、トラブルを最初に経験することによって
以後の行動に注意力が増して結果的に良かったりするんだよな、
なんて思いながらおじさんは帰路についたのでした。


picture

by K隊員

2017.3.15(水)曇り
注目度抜群

六本木ヒルズでメルセデス・ベンツのインロック。

入口前で信号待ちをしていると、最近話題の公道を走れる
ように改造した四輪カートが10台ほど中から出てきた。
スーパーマリオのコスプレをしていたりしてまさにリアルマリオカート。

案内ガイド付きで観光スポットを回るコースに六本木も
入っているようで、特に外国人観光客に人気のようだ。

かなり目線が低いので普段と違った風景などを楽しめそうだが、
目立ちすぎるので個人的にはちょっと恥ずかしい気も。

先日本家の任天堂が著作権侵害などで公道カートのレンタル会社
「マリカー」を提訴したがはたしてどうなるか興味深い。


picture

by R隊員

2017.3.14(火)晴れ
お茶目と余裕

休日の午後、板橋にてバッテリー救援。

休日の為、混雑が予想されましたが、
幹線道路から程近い場所だった為、時間前に無事到着。

現場に着くとお客さんがお待ちでした。
が、車輌を見てびっくりです。

ボンネットが建物の開きスペースに食い込んでいます。

これではボンネットを開けることが出来ません。
と思いきや、お客さんから「バックさせますね~」と一言。

よく見るといまどき珍しいMT車で、
人力で移動させて下さるとの事。

「有難うございます」思いがけない共同作業です。
おかげで無事作業が終了できました。

サインを頂いている時にお話を伺うと、
以前も同様の事が有ったらしく、手順は分かっていたとの事。

「なるほど」と感心していると「でもバッテリーは上げちゃうんだけどね~w」
とお客様。

困った時でも茶目っ気たっぷりの余裕の対応。
感心させられるお客様でした。


picture

by A隊長

2017.3.13(月)晴れ
隊員日記の宣伝効果

船橋市でジャガーSタイプRの開錠です。
実は今回、お客さんから逆指名されて伺った現場でした。

おそらく誰かの紹介か、2度目の対応なんだろうと思っていたら、
「いいえ、個人的にお願いしたかったんです」とお客さん。

カギについてネットで検索していたら助人サービスを見つけて
数日でこの隊員日記を全て読破したとのこと。
この日記では難しい高級車でも2~3分で開錠!みたいに書いてますが
記述通り本当に速いのか実際見てみたかったとのことですが・・
「いやー感動しました。一瞬でしたねー」とお客さん。

「保険会社へ伝えておきますね。助人さんの技術」とのことで
嬉しいやら恥ずかしいやら、すごく達成感を得られる作業となりました。

この日記も13年続けてくると本来の目的を見失ってくるというか、
半ば惰性で続けているようなところもありましたが・・
「日記書いてきて本当に良かったなー」としみじみと思えます。

実際の作業のクオリティUPはもちろん、
今後も逆指名されるような熱い日記を書いていこうと思います。


picture

by J隊員

2017.3.12(日)晴れ
失くして失うもの

自宅にある筈のクルマのキーが見つからないとの事で開錠要請です。
インロックという訳ではなくて開錠作業が必要となるのが
このキーが見つからないという時、意外と多い要請理由だったりします。

印象として家族の多いお客さん宅が多い気がしていたので
荷物なんかが沢山あると紛れてしまうのだろうと思ってたんですが…

出動拠点で救援要請が入ったのでいざ出発しようとしたら
所定の場所にバイクのキーが見当たらなかったのは昨日の事でした。
手早く探したんですが見つからず、その場はスペアキーで出動して
戻ってから探すもやっぱり見つからずでした。

そもそもその前の出動からはバイクで戻っているので
たいして広くもない事務所内に絶対に有る筈なんですが、
次の出動までの30分位の間に忽然と消えてしまうとは?

いつか出てくるかもしれないと思いつつも
自分の認知能力に不安を感じてしまいそうなのが嫌で
夜中まで探してようやく出てきてくれました。

キーがあったのはなんとゴミ箱の中、
全く覚えがないんですが恐らく無意識に放ってしまったんでしょう。
見つかったは良いものの、不安は一向に消えないのでした。


picture

by Y隊員

2017.3.11(土)晴れ
6年経って思う事

今日で東日本大震災から6年経つんですね。

実家である福島県いわき市に帰省すると
当時の惨状はほぼ片付けられており
震災のあったことをふと忘れがちになっていました。

当時は早くこんなことがあったのを忘れられる生活に戻れたらな、
と思っていました。
けど、そうなりつつある今は逆に忘れてはいけないと思います。

昨年の熊本地震や新潟の大火災。
一昨年の北関東大豪雨など、不可抗力の事態はいつ起きるか分かりません。
便利な生活は自分の意志とは関係なく一瞬でなくなってしまうのです。

人間、調子のいいもので便利な生活へは慣れが早く
しかもすぐにそれが当たり前になります。
便利さは実は綱渡り状態だった、と当時痛感したことも忘れて。

今の生活に感謝しつつも
当時の事を忘れず、何があっても慌てない自分でいたいと思います。


picture

by K隊員

2017.3.10(金)晴れ
半分解決

午前0時前にスズキ・スカイウェイブの解錠依頼。

バイクで帰宅しシート下のトランクスペースからバッグを出そうと
イグニッションキーをオープン位置に回したがシートは開かず。
ガチャガチャやっていたら今度はハンドルロックが
かかったままになってしまったとのこと。

ピッキングもしてみたが、一応OFFやONの位置に回るが
ハンドルロックはかかったままでシートも開かず。

とりあえず財布などが入っているバッグを取り出したいとのことで、
違う方法でシートを開けることに。

キー以外でもシートを開ける原理は同じだが、年式によってアクセスの
仕方が違うので何箇所か確認して無事シートを開けることに成功。

ハンドルロックの方はカウルを外したりして大掛かりな作業になるので、
後日バイク屋に持って行くということになったが、
完全解決とはいかずスッキリしない案件だった。


picture

by R隊員

2017.3.9(木)晴れ
雨の中再び

平日の夕方、サイクルショップにてバイクのインロック。

久方ぶりの雨模様で、作業場所が気になります。
現場に着くとお店の軒下で女性のお客様がお待ちでした。

お客さんの確認をしてからバイクの移動開始。
何とか軒下での作業スペースを確保できました。

作業に入るも「あれ?」どこかで見たような車両です。

視界の悪さに四苦八苦しながら無事開錠。
お客さんから「何度もすみません」と安堵のお声が。

ヘルメットとマスクとマフラーで防寒フル装備のお客様、
マスクを取って鍵を探します。

「??」が「あ~!」に変わります。
数ヶ月前に担当したお客様でした。

お客様は自分が到着したときから気付いていたそうですが、
その時も雨の中の開錠依頼で、バツが悪く顔を隠して見守っていたそうです。

「今度こそ予備の鍵を作りますね」

はにかみながら申し訳なさそうにご帰宅される後姿に、
田舎の祖母の笑顔を思い出し、ほっこりした気持ちにさせて貰えました。


picture

by A隊長

2017.3.8(水)晴れ
度肝を抜かれるマークⅡ

深夜に高級マンションの前でトヨタ・マークⅡのガス欠です。
自宅前の路上とのことで急いでハイオク10L買って向かいました。

該当車両を探しながらマンションを1周しますが見当たらず、
所々マークⅡらしい車を見かけたんですが近づくと違っていました。

脳内レーダーの感度をさらに引き上げて2週目に入ったときです。
ナンバーを凝視すると薄暗くてハッキリしないんですがビンゴの車を発見。
でも想像していたマークⅡとはかけ離れているというか・・
このド派手な車は何?という疑問と、お客さんの自宅のタワーマンションと
リンクしない疑問と色んなものが押し寄せてきました。

お客さんはとても紳士的な方で普通に給油して清算して終了です。
A隊員が目を丸くしているのを察したのか「ごめんなさい。これレース用で」
とのこと。オフシーズンは公道走れるようにしておいているらしいんですが、
ガソリンは腐らせたくないのでいつも少なくしているようです。

さすがに日中走らせるとマンション住民を驚かせてしまうので
深夜に動かしているとのことなんですが・・

深夜に見ても度肝を抜かれるマークⅡでした。


picture

by J隊員

2017.3.7(火)曇り
楊枝で開錠

コンビニ駐車場でトヨタ・ウィッシュの開錠です。
客さんの傍らにはご家族の姿、お母さんと5才位の男の子が待っていました。

「すぐ終わりますから」と告げて鍵穴を覗くといつもと違う風景、
何かがビッシリと詰まってます。開錠工具で突いてみると
ポロポロと少し出て来たので見てみると木片の様です。

お客さんに見せたんですが「覚えがない」そう、
除去しないと開錠どころではないので
バイクから道具を取って戻ると犯人が判明していました。

「どうやらこの子みたいで…」お母さんの落とした視線の先には
今にも泣きだしそうに頬を膨らませた男の子が、
これはまずい…「大丈夫ですよ~(たぶん)」と愛想して
男の子への風当たりをやわらげつつ、楊枝の破片撤去となりました。

奥までしっかり詰まった破片を掻き出しながら
楊枝を詰めてカギが開く確率を考えてみました。
ほぼ100パーセント無理なんですがゼロでは無い筈なんですよね。

…もし奇跡的な確率で開いていたとしたらこの子はヒーローだったろうか?
いや、鍵穴が使えなくなるんでその後、やっぱり怒られるんだろうか?

爪楊枝開錠はロクな事が無いというのが確定したと同時にカギが開きました。


picture

by Y隊員

2017.3.6(月)曇り一時雨
聞いてはいないけど

土曜日の夜明け前、スペア交換のご依頼。

現場はマンションの大きめの駐車場ですが
パンクしている車両なのですぐに該当車両を発見。
しかし到着数分前に連絡したお客様はいらっしゃいません。

更に数分経過。もう一度電話を・・と悩みだしたころ来てくれました。
ホイール付きのタイヤを抱えて。

持ってきたタイヤはノーマルタイヤ。
実は今日スキーに行くためスタッドレスタイヤを購入。
いざ出発、という時にパンクに気付かれたそうで
今回は交換前のタイヤを着けて欲しいとのこと。

空気圧もしっかりチェックし無事に交換完了。
注意事項をお伝えしお見送りすると走り出し際に窓を開けて
「早く来てくれて助かりました~何とか現地の友達と合流できそうです!」
と手を振って走り去ってしまいました。

もしかしてスキー場へ向かわれた?
友達の所に行って友達の車で行くんじゃないの?
そんな感じの会話内容だったのに・・
駆動するタイヤじゃないので大丈夫かもしれないけれど・・

ドキドキしながら迎えた日の出なのでした。


picture

by K隊員

2017.3.5(日)晴れ
50年以上経過して

トヨタ・エスティマのインロック。

場所は東大井1丁目にある高等専門学校近くの工事現場とのこと。
電話をして詳しい場所を確認し到着すると、
車は大規模更新工事中の首都高1号羽田線の迂回路の工事現場に止まっていた。

前回の東京オリンピックの前に建設された首都高は
大規模更新・修繕工事が始まっているが、
第一弾となる羽田線の鮫洲試験場から天王洲アイル駅間は
京浜運河の真上を走っているので橋脚部の老朽化は激しいようだ。

まずは迂回路を作り本線を通行止めにせず架け替え。
完成予定は2026年度とのことだった。


picture

by R隊員

2017.3.4(土)晴れ
ソーラーパワー

先日PCでニュースを見ていたらプリウスの新技術が紹介されてました。

それはサンルーフからの太陽充電。
太陽電池のみのフル充電で6kmも走ることが出来るようです。

ここでふと考えたのが「この充電機能でバッテリー上がりが解消されないのか?」と。
しかし青空駐車ならいざ知らず、屋根つき車庫に保管されている方も多いのでそれは無理かな。

これでは走行中の燃費しか恩恵を受けられませんね。

先日F隊長がカギのスマートさと現実について提言しておりましたが、
このソーラーバッテリーも同様に感じます。

プリウスなどのバッテリー救援に向うと、
「何故ハイブリットなのにバッテリーが上がるんですか?」と質問される事もしばしば。

お客さんへはシステムやバッテリー上がりの原因を説明をするものの、
納得されるお客さんは少ないように思います。

この新技術、詳細はこれからとの事でしたが、
出来るんで有れば、この技術で「バッテリー上がりとは無縁の車両です」
となってくれればユーザーさんの満足度も上がるんではないかと思います。

燃費も極まってきている昨今。

違う意味でのユーザー目線のユーティリティを見てみたいなと思いましたが、
スマートさと使い勝手の両立はまだまだ難しいようです。


picture

by A隊長

2017.3.3(金)晴れ
場所と時間の親密な関係

イスズ・エルフの開錠です。
電話も閉じ込んでいるので直接現場で待ち合わせでした。

現場ではエルフを発見出来たんですが肝心のお客さんが見当たりません。
そうこうしているうちに約束の時間を過ぎていきました。

アシスタントさんへ電話すると待機料金の説明を受けました。
さすがに30分以上は待たないだろうなーと思いつつ5分経過、
体感的には10分以上経過したように思えるんですが、
実際の時間は半分も進んでないという具合です。

寒風にさらされていると時間がとても遅く感じますね。
エルフも配送車だし、遠くにいるとも思えないしなーなどと
思っていたら突然荷台の扉が開きました。

なんと、お客さんは荷台で暖を取りながら待っていたのでした。
「そろそろ約束の時間かなーと思って」とお客さん。

暖かい場所と寒い場所では時間の流れが変わるもんだなーと
深く感じた案件となりました。


picture

by J隊員

2017.3.2(木)雨
あの時のコーヒー

救援作業後にお客さんから貰った熱いコーヒーを頂く、
労いの気持ちが胃に落ちると同時に
「今回も喜んでもらえたんだ」と実感しますね。

自分の仕事の意味を実感するには様々なモノがあると思うのですが
やっぱり一番嬉しいのは気持ちが感じられる時でしょうね。

助人に入る前、路上で作業中のF隊長に会った事がありました。
終わるのを待って缶コーヒー片手に近況などを話したりしたんですが
その時印象に残ったのがこの手ごたえの部分、

色々あって現在助人隊員として走り回っているのも
その時のF隊長の表情や言葉の影響が大きいのでしょう。

現場救援という直接お客さんからの気持ちを受け取り易い立場なんですが
それには絶対に慣れる事の無い様に続けていきたいです。

そして新たな環境で活躍する事となるF隊長には
あの時のF隊長のままに突っ走って行ってもらいたいです。


picture

by Y隊員

2017.3.1(水)晴れ
見た目の弊害

ボルボV40のバッテリー上がりでリモコンキーが効かず
鍵穴があるドアが壁にぴったりなので車内に入れずなんとかして欲しいとのご依頼。

よくご依頼いただく壁にぴったり案件です。
ただ個人的に壁ピタ外国車は数ヶ月ぶりの対応です。

待っていたのは現行モデルのV40、けど壁にぴったりなのは助手席側です。
運転席の右ドアはフリーなので鍵開けなしのジャンプのみの対応かな?
と、一瞬思ったのですがすぐに思い出しました。

ボルボやジャガー、ランドローバーなどは車種によって運転席の位置に関係なく
左ドアに鍵穴があることを。このV40もそうでした。

無事に解決するとお客様より「実は前の車でも同じことをしててね・・」
以前の車は国産車、なので今のV40もバッテリー上がりを起こしても大丈夫なように
助手席側にわざわざ寄せていたんだそうです。鍵穴は運転席側だと思って・・
確かに現場の駐車場、右寄せで止めた方が車の出し入れはしやすそうです。

今の車は鍵穴に化粧カバーがしてあるので
どちら側にあるかわかりづらいですよね。見た目はいいんですけど。
見た目重視だと、こういった弊害もあるんだと勉強になった出動でした。


picture

一番上へ