東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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by H隊員

2015.1.31(土)晴れ
面影

 昨年12月に帰省した時の事。

 母親と弟と三人で父の遺品整理をしていた時、ある引出しから老眼鏡がたくさん出てきた。随分数があるなと思いながらも全てのメガネを集め、その中で古そうなのを一つ手に取ってみるとどうにも度が弱い。と言うか伊達じゃないのかって思うただのガラス感。こんな弱い老眼鏡を作るかなぁ?と解せない気分でしたが、取りあえずそれらメガネを居間の窓辺に放置して整理の続きをした。

 一段落したところこで、そろそろ昼ご飯にしましょうかと居間に戻ると、先程放置したメガネの幾つかに変化が。レンズの色が濃くなってるのがあるんです。それを見て三人は合点します。度が入ってないのは調光レンズのサングラスでした。

 記憶の中の父は、素顔とサングラスをかけてる顔が半々で思い出されます。目が太陽光に弱かったからサングラスをかけていたようですが、その見た目は角刈り・髭面だったのでとても怖いです…(笑)

 そんな父の事を思い出しながら、透明に戻ったサングラスをかけて洗面所の鏡で見てみると、そこには僕が一番迷惑をかけた頃の父親の顔がありました。

 「いつからこんなに似ていたのだろうか?」

 鏡の中の父の面影に少し驚き、少しだけ涙が出ました。


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by J隊員

2015.1.30(金)雪のち雨
日産・エルフ?

日産ディーゼルのトラック開錠で現着するとなぜかいすゞのエルフが待ってました
お客さんもエンブレムを見て「あれ、本当だ?」とよく分からないご様子。
修理明けの車両を取りに来たところ、持って来た合い鍵が使えなかったとの事で
開錠のご依頼となったそうなんですが…

自動車保険付帯のロードサービスだったので別車両では
サービス適用外なんですが、ナンバーは確かに日産車のモノなんで
開錠後に車検証確認という事で作業を済ませました。

車検証を確認してみると記載されている車名は確かに日産車のもの、
しかしハンドルにはいすゞのマークがあったりと
運転席内もやっぱりエルフなんですよね?

いよいよ訳が分からなくなっていると「あーっ、これだ」とお客さん、
手に持っているのは車内にあった修理内訳書です。
お客さんの指差す部分を見てみると「キャビン換装」の文字があったのでした。

これならばお客さんの合い鍵が使えなかったのも頷けますね。
しかし異なるメーカーのキャビンがこれほどピッタリ乗るものなのか?
そもそも配線なんかはかなり違うはずなんですが…

気になったんで後から調べてみると、日産ディーゼルのコンドルは
サイズによっていすゞがOEM供給をしているんだそう。
つまり異なる個所はエンブレムだけで他はエルフと同一みたいですね
どうりでお客さんが外観を見ただけではキャビン交換に気付けなかった訳です。


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by Y隊員

2015.1.29(木)晴れ
やっとの出番

ベンツSクラス トランク開錠に行ってきました。

もう個人的に待ちに待っていたご依頼です。
A隊員特製、下向き開錠ツールを実践してみたかったので。

それまでコンスタントに回って来ていた下向き開錠ですが
特製ツールを装備したとたん自分への出番が来なくなってしまい・・
やっとのことで初実戦です。

到着するとお客様は車のそばでお待ちに、
人を待たせているらしくお急ぎの模様・・
プレッシャーのかかる中での初実戦になってしまいました。

しかし新ツールの威力は絶大、
プレッシャーを撥ね退けお客様も満足の安心開錠。
そして次の作業は更に時間短縮が望めそうです。

しかし1月のうちにこの作業が出来て本当に良かったです。
今年はこれで大活躍が出来そうな気がします♪


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by K隊員

2015.1.28(水)晴れ
問題が次々と

朝5時前に日産・キャラバンのガス欠。

到着すると赤色灯を点灯させたパトカーが止まっていた。
話を聞くと走行中に道路の真ん中で止まってしまい、
お巡りさんに押してもらって路肩の方に移動したとのこと。

依頼前にお客様自身でセルフのガソリンスタンドまで歩いて行き、
ペットボトルに軽油を入れ給油してみたがエンジンかからず。

ディーゼル車でエア抜きが必要なので運転席後方下にある、
エア抜きポンプのカバーを開けようと思ったら、
荷物が満載で開けられず荷物をどけなければいけない。

しかも雨が降っていたので外に出すわけにはいかず助手席などに荷物を移動。
ようやくカバーを開けエア抜きをしたが直ぐには始動せず何回か繰り返していると、
バッテリーが上がりセルが回らなくなってしまった。

今度はバッテリーがある助手席後方下のカバーを外すためそっちの荷物も移動。
カバーを取り外すスペースがなかったので半開きでジャンピングし無事エンジン始動。

予想外に時間がかかってしまった作業だった。


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by A隊員

2015.1.27(火)晴れ
のぞけないけど、のぞきたい

パッソを開錠しようと現着したんですが・・
フェンスと車の間に顔が入らないので普通にピッキング出来ません。

いつもなら他の手段で開錠するんですが、
今回は頑張ってピッキング開錠で挑みました。

助人はピッキングにとことんこだわってきたんですが、
その恩恵はこうした普通にピッキング出来ない場所においても
独自の技術で克服出来るようになったことだと思います。

パッソは鍵穴内の視界が狭くて少々手こずったんですが、
何とか開錠出来ました。
集中ロックが解除され助手席からキーを取り出し無事終了です。

のぞけないけど、のぞきたい・・
こんなささやなかテーマにものすごくパワー使ってます。


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by H隊員

2015.1.26(月)晴れ
自業自得

 ヤマハ・ジョグのメットイン解錠。シャッター専用のキーシリンダーがあるタイプでシャッターは閉じている状態。なのでまずはシャッターを開けるため横向き鍵穴を解錠します。

 続いてメインキーのピッキングですが、シートを開けるには一旦キーシリンダーを右に回してOFFの位置にする必要があります。
 OFFにするとハンドルロックが解除され物理的制約が和らぐのですが、今回の車輌はメインキーが難しくてかなりの苦戦を強いられました。
 また、小さなバイク故、ピッキングする体勢は腕も足も中途半端な位置になってしまい、時間の経過と共にプルプルしてきます。そしてその辛さからピッキングが雑になり、余計開けられない負の連鎖に陥ってしまいました。

 集中が削がれる状態でも何とかめげずに鍵穴を覗いて解錠を試みますが、なぜだかもう一声ってところでシリンダーが回りません。解錠が完了していると思しき状態なのになぜなのか?どうしてなのか??と混乱。次の一手が見当たらず、徐に鍵穴を覗くのを止めた瞬間、パコン!と勢いよくシリンダーが右に回りOFFの位置に。
 どうもハンドルが切れ過ぎ状態でハンドルロックに負荷がかかり、それが原因でシリンダーが回らなかったようです。

 乳酸溜まりまくりで熱くなった腕と足を伸ばしながら自分の確認不足を嘆くしかありません、ほんとマヌケです(涙)

 と言う事で何とかOFFの位置まで回せたので、続けて左回しで無事メットイン解錠。ヘロヘロで「毎度の事だがバイクは苦戦するぜ」と独りゴチたのは許してやって下さい。

 余談ですが、現行ジョグのコンビネーションキーは、ハンドルロックの位置から更に左に回すとメットインが開くので作業的には省エネになってます。


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by J隊員

2015.1.25(日)晴れ
施錠専用

ベンツ・Cクラスの開錠要請です。

路肩に止まっているクルマの前でお客さんと合流
すると「見てくださいよ」とお客さん、
おもむろにキーのボタンを押し出します。

Cクラスのアンサーバックを見ながら
「…もしかしてキャンセル?」と困惑したんですが
よくよく確認すると反応するのは施錠操作のみなのでした。

メカキーはずいぶん前に紛失してしまっていたそうですが
普段使いに不便は無く、いつの間にか忘れていたところに
このトラブルだったんだそうです。

そんな事は露程も想定していなかったお客さんは
この寒空の下、薄着で一時間以上も閉め出されていたんだそう。
たぶんリモコンのボタン部分の小さな故障なんでしょうが
発覚した際にはもれなく閉め出されているという
ダメージ比がものすごく大きいトラブルだったみたいですね。

あらためてメカキーの重要性を感じたんでした。


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by Y隊員

2015.1.24(土)曇り時々晴れ
久々のオートバイの作業2

前回の日記をあげた日の夜、
カワサキ750ccバイクのバッテリー救援依頼です。

あの内容の日記だったので狙ってのご依頼?とも思ったのですが
偶然にしろこのピンポイントのご依頼には本当に感謝です。

さて何のバイクだろう?ゼファーかな?
とか想像しながら到着すると待っていたのは
そのご先祖様のZ750FXでした。

久々に見る直線的デザインのZ。
今見るとやけに男気を感じてしまいカッコいいです。
そしてモリワキのモナカマフラーが装着されており
キャブレターは男のCR。もう本当にニクイデス。

そしてどうやらこのCRキャブのせいで始動性が悪くなってしまい
バッテリーが上がってしまった模様です。
何とか無事に始動すると「ジェットとニードルを代えてみます」
と話すお客様をお見送りです。

FXのたたずまい、そして空冷独特のモナカ管の音。
作業中、終始ニヤケテしまいました。
しかし夜だったのでどうやらばれずに済んだようです♪


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by K隊員

2015.1.23(金)晴れ
好調軽自動車

ダイハツ・タントのインロック。

買い替えを検討中というお客様。
候補の車を見に行こうと思ったらインロックしてしまったとのこと。

タントといえば2014年車名別国内新車販売台数でNo.1を獲得。
ダイハツ車では初で軽自動車としてはスズキ・ワゴンR以来6年ぶり。

トップ10のうち2位アクア、3位フィット、4位プリウス以外は軽自動車となっている。

さらに2014年12月のトップ10では4位アクア、9位プリウス以外
8車種が軽自動車となっていて軽自動車の好調ぶりが目立つ。

最近も新型モデルの発売が続いていて軽の勢いは衰えそうにない。


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by A隊員

2015.1.22(木)雨
おもてなしに向けて

雷門の前でアウディA4の開錠です。
ギャラリーたくさんですが構わず開錠作業に入りました。

免許証確認から開錠して書類作成するまで、ほんの数分でしたが、
そこからが少し大変でした。

外人さんが何か話しつつ写真撮ったりするんですが・・
まあ作業中でもないし注意しなくもいいかと思いつつ
そういや注意の仕方もよく分からいわけです。

それにせっかく旅行に来てるのに日本人に邪険にされたら
やっぱ切ない思い出になるだろうしなーと思いました。

何となく外人さんが言いたいことを想像すると、
おまえ開錠早いな!とかバイクかっこいいな!という感じでした。

そのうちオリンピックも開催されるし・・
少しは話せるようにしておこうかな。


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by H隊員

2015.1.21(水)曇り時々雪
特別車両

 雪が降ると助人は出動出来なくなります。これはバイクを使っている為仕方ない事ですが、ご依頼の電話を断らなければならないのがとても心苦しいのが正直なところです。徒歩で行ける所ならなんとかお伺いしますが、30分程度で行ける範囲は然程広くはありません。なので毎年この時期になると、降雪時でも出動出来る小排気量車の導入を考えます(個人的に)。笑われるかもしれませんが毎回結構本気になってます。

 この冬の妄想トレンドは150ccです。排気量的に白ナンバーになるので保険料は高くなりますが、なんてたっていざっていうとき高速に乗れるのが大きいですね。
 気になるのはミニバイクサイズのホンダ・CRF150RU(公道走行可)、とカワサキ・KLX150。この二台、非常に面白そうなんですが如何せん値段が高くて手が出ません。こうなってくると少し現実味を持たせる為敷居を下げて90cc〜125ccのピンクナンバーに妄想がスイッチします。

 原付二種なら牧羊バイクに触手が向きますが人気のハンターカブ(CT110)より、ヤマハ・YBR125KGに心奪われます。なんかもう何もかにもが中途半端過ぎてそれが一周して超格好よく見えるんですよ(笑)

 去年はYBR125KGの購入寸前まで行きましたが、妄想が暴走しているうちに春になってそのうち忘れてしまいました。きっと今年もモンモンとしているうちに春になると思います。でもいつかは増車するべく果てしない妄想は拗らせておく所存です。


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by J隊員

2015.1.20(火)晴れ
技術も進化

レクサス・NXの開錠へと出動してきました。

このNXは昨年発売されたばかりのニューモデル
レクサスブランドのデザインが世代交代したな、という感じで
従来のレクサスに比べてもグッと未来的に、

そしてピッキング難度の方も一世代ぶん進化したかの様に
今までなかったレベルの手強さになっています。

J隊員は初対応のNXだったんですが全く不安はありません
何故ならばすでに他の助人隊員達によって攻略されていたからですね。
もし一人だったらこうは行かなかったんだろうなあ…

今後もピッキング開錠が困難なクルマが続々と出てくると思うんですが
何とか乗り切って行きたいですね。

ちなみに不安は無いと書いたんですが、緊張は少しだけしたりします。


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by Y隊員

2015.1.19(月)晴れ
久々のオートバイの作業

日もとっぷり暮れた夕刻、
400ccネイキッドバイクのバッテリー救援に行ってきました。

個人的にオンロードバイクの救援をするのが久々です。
スクーターと違い冬場は乗らない方が多いので仕方ないですね。

そしてオンロードバイクのお客様の場合、
バイクネタで楽しく話しが出来る事が多いので期待して出動です。

到着すると待っていたのはお客様とツナギ作業服の方。
「取りあえずかかればいいので」と早々にお客様。
どうやらツナギの方はバイクの買い取り業者さんのようで
査定の為にエンジンを始動したかった模様です。

外装は少々汚れていますが
走行距離は1000キロ、慣らし終わりでこれからって感じ、
けど「なんか乗らなくなっちゃってね・・今は寒いし面倒くさいし・・」

年々オンロードバイクの登録台数は減少していると聞きます。
たしかにスクーターの利便性は認めますが
時代に合わない乗り物になりつつあるんでしょうか?

楽しい作業を期待しての出動でしたが逆に寂しくなってしまいました・・


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by K隊員

2015.1.18(日)晴れ
ダブルのイレギュラーで

フェラーリ・F430のバッテリー上がり。

F430のバッテリーは助手席足元の奥にあるので作業がしづらいが、
今回は助手席側ドアを開けるスペースがなく運転席側からの作業。
しかもバッテリーカバーの前上側にDVDプレーヤーが後付けされている。

嫌な予感がしながらカバーのネジを外しカバーを手前に開けようと思ったら、
DVDプレーヤーに干渉し開けられず。

お客様と相談しDVDプレーヤーを外すことになったが、
体勢が悪いうえステーのネジが奥まった所にありすんなりいかず。

プレーヤーを取外しジャンピング&点検後プレーヤーを取付。
かなり時間がかかったが不具合もなく無事作業終了。

なかなか大変な作業だったが4.3リッターV8エンジンの音を聞くと疲れも吹き飛ぶ。


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by A隊員

2015.1.17(土)晴れ
まだ自慢できないけど

スズキ・ジェンマのメットイン閉じ込みです。
メインキーを直接ピッキングして開錠しました。

普通バイクのメットイン開錠はキーを複製して対応するんですが、
助人サービスではピッキングします。

どちらが大変かというとピッキングだと思います。
ハンドルロックがかかってると作業工程が多くなるし、
そもそも複雑なシリンダーなので簡単じゃないです。

全国でピッキング出来るのは助人だけ!と自慢しても、
キー複製のが簡単だもんねーと言われればそれまでです。

でも個人的には大きな希望を持って取り組んでいます。
これからも不可能を可能にしていくスタンスは変わらないというか、
車やバイク問わず全ての難解なシリンダーに対して
「ピッキング出来るのは助人だけ」を挑戦していくだけです。

いずれ誰も開錠出来ない難解な車種が現れたとき、
全国で開錠出来るのは助人だけ!になれることを夢見て・・


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by H隊員

2015.1.16(金)晴れ
お前には用はない

 談笑しながら国産高級車の解錠していると、お客さんの飼っている老犬がトコトコと近付いてきた。繋がれている鎖の長さが足りず僕とお客さんの所までは2m位の距離があったが、特に鳴く事も飛び跳ねる事もなくジッと見詰めている。その姿はとてもカワイかったので後で撫でさせてもらおうと考えながら解錠を進めた。

 作業が終わってお客さんを見送ると犬も一緒に見送っていた。見えなくなってもいつまでもお客さんが行った方向を見ている姿が健気でめんこい。カワイイなぁと思いながら犬に近付くが何故だか全く無反応。年を取って耳が遠くなってるのか?と更に近付いてしゃがんでみたが、これまたピクリともしない。一応、耳は動いているので僕の存在は認識しているような雰囲気ですが完全に無視されてます。
 犬にしては珍しい無反応振りに舌を鳴らしたり口笛吹いたり手を叩いたりして気を引こうとしてみましたが、それをコトゴトく無視して相変わらずお客さんが立ち去った方を見続けています。
 やっぱり耳が遠いのかもしれないとの独自解釈の基、犬まで1m位まで近付いてみると…
 「ウーゥ ガルル…」
 怒られました(涙) 振り返る事もなく微動だにせずとっくの昔にいなくなったお客さんの方を見詰めたままでです。さっきこちらへ寄ってきたのはあくまでお客さんがいたからで、僕の事はウンコの欠片すら興味はないようです。と言うかお前には構われたくないんだよ!って事らしいです。

 とても寂しい気分で帰路についた事を皆様にお察しして頂ければ幸いです。


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by J隊員

2015.1.15(木)雨
始動儀式

早朝のバッテリー救援へと出動です。
救援を必要としていたのはMG・ミジェット、
もう50年程も経っているクラシックカーです。

バッテリー上がりの原因は始動性が良くない為なんだそうで、
やっぱりキャブレター仕様のクルマでは真冬の朝は相当辛いんでしょう。

ブースターを繋いで始動出来たんですが
お客さんが探るようにアクセルをあおっているのを見て
なんだか懐かしい思いがしました。

現在でこそ始動時にアクセル操作が必要のないFI車が一般的なんですが
日本車だと80年台中頃までは普通にキャブ車があったんでした。
最後の方はそれ程始動時に気を使う必要も無くなったのですが
始動し辛い冬場なんかだと、多くのドライバーがこうやって
混合気の爆発音に集中しながらアクセルをあおっていたんですよね。

そういえば年配のドライバーさんだと新しめのクルマにも関わらず
始動時のアクセル操作をしているのを良く見かけます。
これはキャブレター時代の始動儀式の名残なんでしょう。


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by Y隊員

2015.1.14(水)晴れ
知られざる戦い

とあるコインパーキングより某ドイツ車の開錠依頼です。

向かう道中、奇跡的に信号のつながりがよく予定よりかなり早く現着。
「バイクだからこんなに早いんですね〜凄く嬉しいです!」
と大喜びのお客様。

だったら作業も早く終えてもっと喜んでいただこうかな♪
と早々にドアの前で開錠準備を進めるとウィ〜ンと聞き覚えのある音。
音の方を見ると車止めフラップが降りていくではありませんか。

ヒョエ〜!まだ作業始めてないのに!
出庫の猶予時間ってどれぐらい?5分?10分?と速攻で開始します。

最近この車種は10分以上ハマったことは無いけど
もしフラップが再度上がったらどうなるのだろう?
と妙なプレッシャーを感じながらも何とかギリギリに開錠です。

「助かりました〜ありがとうございます!」
と間に合った開錠作業を特に喜ばれることなく出発されるお客様。
きっと悪気なく料金を払われてしまったんでしょうね。

けど開錠作業中、かなりパニックになってたんですが
それを悟られなくて本当によかったです。


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by K隊員

2015.1.13(火)晴れ
新型NSX

ホンダの高級車ブランドアキュラがデトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、
新型NSXの市販モデルを世界初公開した。

初代NSXは世界初のオールアルミボディに3リッターV6エンジンをミッドシップ搭載し、
当時の日本車最高額となる800万円で1990年に発売(2005年生産終了)。
NSXタイプRは現在新車時より高い1500万〜3500万円程で売られている。

10年ぶりとなる新型は軽量なボディに直噴V6ツインターボエンジンと、
モーターを内蔵した9速のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせるとともに、
前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動させる3モーターのハイブリッドシステムを採用。

まずは2015年後半に米国での発売を予定していて価格は15万ドルから。

全速度域でのライントレース性を画期的に高めているという3モーターの
スポーツハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD
(スーパーハンドリング・オールホイールドライブ)」がどんな走りをするのか非常に興味深い。


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by A隊員

2015.1.12(月)晴れ
親の心、子が知らくて当然

VWカルマンギアの開錠しました。
10年この仕事していて3台目の対応というか・・

最初と2台目は同じお客さんという、希少車になります。
外装もピカピカで40年前の車には見えませんでした。

「乗る車がなくてしかなく・・」というお客さん。
旧車はお父さんの趣味らしくVWを何台も所有してるみたいで、
その中で与えられたのがカルマンギアとの事。
整備も全てお父さんがやってくれるみたいです。

買い物も、友だちに会うのも全てカルマンギアらしいんですが、
行く先々で「旧車好き」のような目で見られるが辛いとのこと。

旧車好きのお父さんがいたらどんなにうらやましいことか・・
なんて考えるのは野暮なわけです。

いつの時代も親の想いは一方通行というか・・
それが許されるのが親子なんだろうと思います。


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by H隊員

2015.1.11(日)晴れ
ヘッドライトが眩しい理由

 宵の口、バッテリージャンプ後に自宅へ帰るお客さんを見送っていると、道路向かいに停まっていたヤマハ・ドラッグスター1100がエンジンを始動。すると何故だかハイビームになっていてその光がこちらを直撃していて超眩しい。顔をしかめて鬱陶しいなと思ったけど、ドラッグスターを背にするとそのヘッドライトの光に照らされて書類が書きやすい(笑) まぁ怒ってもしょうがないので眩しいヘッドライトの灯りで書類を書いた。

 書類を書き終えたところで改めてドラッグスターを見ると、ハイビームかと思っていたヘッドライトの向きはどうもそうではなさそうな雰囲気。照らしているのがハイビームにしては低いんですよね。ってことはヘッドライト自体が上を向いているのかもしれません。

 そんな事を考えているとドラッグスターのライダーさんはバイクに跨って走り出した。やたらと半クラッチが長くエンジンを唸らせている。なんか妙な走り出しだなと思ったその後輪はペタンコに潰れてました。どうやらパンクしているようです。光軸が上を向いていたのはそれが原因のようでした。

 声をかける間もなく僕の横を通り過ぎたドラッグスター。あれだけ空気が減ってタイヤが潰れていると最初のコーナーで曲がりきれないか、またはタイヤがグニャって転倒するのではないかと心配になります。

 エンジン音と速度が伴わないまま走り行くのを振り返りながら、果たして転ぶ前にパンクに気付けるだろうか? その後が少し気になりました。


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by J隊員

2015.1.10(土)晴れ
ドアをかえたら

バッテリー上がりでドアが開かないとのご依頼

現場でお客さんに確認してみると
しばらく前に損傷したドアパネルを交換したんだそう。
どれどれとピッキングしてみると普通に回って開錠できたんで
どうやらキーシリンダーごとドアを交換してしまったのが原因のようです。
ドアだけ鍵山が異なるシリンダーになっているんですね。

普段はリモコンでの施錠、開錠が出来るんで問題ないんですが
このままだとバッテリー上がりの度にドアが開かなくなってしまいます。
一番簡単な対策としては交換前のドアに付いていたシリンダーを
移植するのが手っ取り早いんですが、もう処分されているだろうし……

お客さんにそう話してみたところ「…ああ、そういえば」と
グローブボックスから取り出したのは新聞紙に包まれたキーシリンダー、
修理屋さんもちゃんと考えて外してくれていたみたいなんです。

「そう言えば何か説明されながら渡されたんですが
 普通に使えてたんですっかり忘れてました」と、お客さん
ちょうどこれからディーラーさんまでバッテリー交換に行かれるそうなんで
シリンダーも一緒に交換されることをお勧めしてお別れしました。


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by Y隊員

2015.1.9(金)晴れ
思い出される災難

お正月休みの最終日、
新宿某所のコインパーキングへ開錠作業に行ってきました。

お客様は車のキー、免許証を所持しておらず、
パスポートによりご本人確認されるとの事。
不所持の理由は盗難。

事件が起きたのは年末。
明日からディーラーさんが営業を始めるので
それに合わせての開錠のご依頼。
自宅まで100キロ以上離れているのに何往復もされたそう。
連休最終日なのですがかなりの疲労が伺われます・・

自分も全く同じ経験があるのですが
お正月休みに盗難にあうと本当に大変なんですよね。
銀行は数日間休みなので現金は手に出来ず、
クレジットカードの盗難連絡はできるものの利用はできなくなり
全く身動きが出来なくなるんですよね。

お伺いした経緯が本当に身に沁みます。
自分は大丈夫、
という思い込みを無くすのが一番の防犯かもしれません。


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by K隊員

2015.1.8(木)晴れ
いよいよC2全線開通

トヨタ・ライトエースのインロック。
場所は首都高中央環状品川線の工事現場とのこと。

大橋ジャンクションのループ内にある大橋換気所に到着すると、
歩いて行くそうでヘッドライト付きヘルメットと安全ベストを着用。

建物に入るとまずは壁に付いている垂直のはしごを10m以上降り、
さらに簡易階段や照明のない通路を通って地下20〜30mにある車道に到着。
狭くて足場は悪かったが探検しているようでスゲー楽しかった。

今月中には完成するらしく開通は3月の予定。

開通によりC1都心環状線の渋滞緩和などが期待されているが、
山手通り、環七、環八など一般道の渋滞も減ってくれるとありがたい。


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by A隊員

2015.1.7(水)晴れ
ご先祖様の底力

踏切前でガス欠救援です。
現場が現場だけに、かなり通行の妨げになっていました。

給油後の清算とか書類のやりとりは全て後回しというか、
速攻給油して踏切から離れましょうという流れになりました。

「踏切の中じゃなくて本当に良かった」とお客さん。
ほんの数mで大惨事ですからね。本当に不幸中の幸いでした。
突然「お兄さんは霊的なものって信じる?」と質問されました。

「数m前で突然プスンだったからねー不思議だよ」とか
「これってご先祖様のおかげかも」とか話されているので
「たぶんあると思います」と答えました。

都合の悪いことを霊的なものにしてしまうと何だか良くない
イメージがあるんですが、良いことを「ご先祖様」にしても
誰にも迷惑がかからない気がします。

全く霊感はありませんが・・
何となくそう思いますね。


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by H隊員

2015.1.6(火)曇り
成長する機能

 夜、拠点より北へ130km程のところから某ドイツ車の解錠依頼。

 現場到着後お客さんに話しを伺うと、最初に来た業者さんは鍵穴から1〜2時間頑張ってくれたけど開けられず、次に来た業者さんは鍵穴からの解錠は試みず違う方法を選択。作業前、開かないかもしれないし傷が付くかもしれないが良いか?と言われたのでキャンセルしたとの事。
 という事は三番手の責任は重大です。でも解錠実績は山ほどある車種なので楽勝です位に考えてました、この時点までは…

 時間は22:00を過ぎて外気温は0℃を切り、冷え切った身体で集中すると震えが大きくなります。ガタガタと手元が狂うので呼吸を整え鍵穴を覗きますが、それとは別に鍵穴の奥に何とも言えない違和感を感じます。
 なんか変だな?と思いながらもサクサクと解錠を進めるのですが最後の最後でなぜか回りません、それは何度やっても同じでした。
 時間をかけずに解錠して温かい場所に一時避難しよう等と邪な考えがありましたが、全然それどころではなくなりました。早急に回らない原因を探らなくてはなりません。

 ブルブル震えながらも原因を探る事10分、やっとこ理由が判明します。それは前の業者さんが頑張って解錠を試み続けた事により、錠前の難易度が上がってしまったからでした。
 難易度が上がった理由を上手く伝えられるか分かりませんが、敢えて説明すると、それはエンジンの慣らし運転に似ています。
 新品のエンジンは当たりを付けて馴染ませる事により各所の動作はスムーズになり工業製品としての質が向上します。それと同じことが今回の錠前にも言えて、可動部分の慣らしが完了した事により、もともと高い耐ピッキング性能が真っ当な方向で向上したのです。

 思いもよらぬ原因で手こずりましたが良い情報が得られました。今後の作業にフィードバックさせ、より速い解錠に繋げられるよう隊員全員で共有したいと思います。


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by J隊員

2015.1.5(月)晴れ
シルビア・ヴァリエッタ

深夜にシルビアの開錠作業です。

ドア開錠の後に車内を探すお客さんなんですが
「あれ、無いなあ〜」との呟きが聞こえてきます。
てっきりキーの紛失かな?と思ったんですがそうではなくて、
トランク内にキーはあるものの、その開放スイッチが無いんだそう。

セキュリティの状態で作動する、しないは別としても
運転席周りにトランクの開放ボタンなりはある筈なので
一緒に探してみたんですがやっぱり見当たりません。
おかしいなと思いつつ、よくよく車体を見ていると
普通のS15シルビアとちょっと違うような……?

暗がりで気づかなかったんですがシルビアはシルビアでも
電動でルーフが開閉するシルビア・ヴァリエッタなのでした。
これならば納得ですね、オープンタイプのクルマだと
トランクの防犯性を上げるために開放操作は直接キーでのみ、
そういったクルマも多いですから。

結構珍しいこのクルマ、お客さんは長い間探して最近やっと買えたんだとか
シルビアのスポーティな印象とは違って上品なイメージとなっていますね。
オープンカーといえば小型&スポーティーが主流な中、
やや大きめでゆったりとした雰囲気のヴァリエッタ、とてもイイ感じです。


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by Y隊員

2015.1.4(日)晴れ
お正月の穴場スポット

元日の夕方、高井戸にある温泉施設美しの湯へ
ヤマハ シグナスの開錠に行ってきました。

元日に出動する場所としては
神社や寺院が多いのですがこちらへ出動するのは初めて。
無休で営業していることに驚くとともに
お正月休みでガラガラの都内、お客さんが入ってるのかな〜
と思いつつ出動しました。

しかし到着すると駐車場には車がたくさん、
以前こちらの施設に出動した時よりも多いです。
しかも地元ナンバーの車ばかり。
出掛けないで都内ですごされている方も多いんですね。

考えてみたら元日って初詣をすませると
やることがあまりないんですよね。休みの店も多いし。

こうして自宅近くの温泉施設でゆったりポカポカして
お正月を過ごすのも最高かも。


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by K隊員

2015.1.3(土)晴れ
正月といえば

川崎区東扇島でジープ・チェロキーのインロック。

作業を終え帰りに川崎大師付近を通るとかなり渋滞していて、
相変わらずのすごい人出。

さらに国道15号線に入るとちょうど箱根駅伝の先頭ランナーが
通過する30分ほど前だったので沿道にはたくさんの観客が。

都県境の新六郷橋を渡ると都内の先導を担当する、
警視庁の白バイが待機していた。

LED点滅式の赤色灯が特徴的な新型の白バイ ヤマハ・FJR1300Pなど、
20台以上の白バイが一列に並んでいる様子はスゲーカッコよかった。

年末年始も仕事なので普段と変わらない生活で正月気分は全然ないが、
参拝客や箱根駅伝を見ると世間は正月だよなぁと実感する。


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by A隊員

2015.1.2(金)晴れ
年始の想い

A隊員の子供はクラスの中でもかなり足が遅かったんですが、
1年半年後にはトップまで伸びました。

昨年末に行われた駅伝大会ではアンカーになっていて
応援しながら何だか不思議な気持ちになりました。

子供にも「人は挑戦するために生きてる」とか、
いつも適当なこと言ってるんですが・・
ここまでモーレツに実践するヤツがいるとは・・という感じです。
子供は毎日5km走り続けグラフに記録しています。
目標は「昨日の自分」だそうで・・ちょっと面喰ってます。

年末年始は事務所で過ごしましたが、子供から電話がかかってきて
「ボクもお父さんみたいに頑張るよ!」と言ってくれます。

たぶんおまえのほうが頑張ってるよ、とも思いましたが、
子供に誇りに思い続けてもらえるよう今年も頑張ります。


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by F隊長

2015.元旦(木)曇り
謹賀新年

新年あけましておめでとうございます

本年もまた、皆様の御健康とさらなる発展を願っております。

昨年と変わらぬご愛顧を本年も何卒よろしくお願いいたします。

2015年元旦  助人サービス代表


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