東京レスキュー 助人サービスはロードサービス専門業者です。
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ランドローバー

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picture レンジローバーイヴォーク | ディフェンダー | ディフェンダー110 | ディスカバリー | レンジローバー・イヴォーク | ディスカバリー4 | レンジローバー・イヴォーク | ディスカバリー4 |レンジローバー・イヴォーク | ディスカバリー4 | レンジローバー・イヴォーク | ディスカバリー3 | レンジローバー・イヴォーク | レンジローバー・イヴォーク | レンジローバー・イヴォーク | レンジローバー・ヴォーグ | フリーランダー2 | レンジローバー | レンジローバー・スポーツ | ディスカバリー3 | レンジローバー | ディスカバリー3 | レンジローバー・スポーツ | レンジローバー・ヴォーグ




picture フリーランダー | ディスカバリー2 | ディフェンダー







by  K隊員

2023.6.30(金)曇り時々雨
格納式ドアハンドル

ランドローバー・レンジローバーイヴォークの解錠依頼。

車は2019年に発売された2代目となる現行モデル。初代モデルはドアハンドルのカバーを外すと鍵穴があったのでそれほど難しくなかったが、現行モデルは電動格納式のドアハンドルの下に鍵穴があるので難易度はかなり高くなっている。

格納式ドアハンドルの車は、ドアハンドルをきっちり開いた状態で固定しないとピッキング時に鍵穴内部が見えづらくなるが、メーカーや車種によっていろいろなタイプがあるので固定する道具や固定の仕方が非常に重要。

今回はキー紛失でたぶん車内にスペアキーがあるとのことだが、キーがないとセキュリティアラームはすぐに止められない。

それほどお待たせすることなく無事解錠したが残念ながらスペアキーは見当たらず。家なども再度捜してみるとのことで作業終了。

格納式ドアハンドルは高級車に多いが、欧州トヨタが先日発表した新型C−HRがトヨタ初の格納式ドアハンドルになっていたので、高級車以外でも増えてきそうだ。

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by  K隊員

2023.3.8(水)晴れ
何かあった時1個だと

ランドローバー・ディフェンダーのインロック。

車は2020年に発売された現行モデル。現行のレンジローバーファミリー(レンジローバー、スポーツ、ヴェラール、イヴォーク)は格納式ドアハンドルの下に鍵穴が隠れていてかなり難易度が高いが、ディフェンダーは通常のドアハンドルで鍵穴が見えている。

ただし鍵穴が深く使える工具が限られるので、こちらも開けられる業者は限られそうだ。

リモコンキーを水没させてしまったそうで、電池などを外して乾かしてみたが動作が不安定でインロックしてしまったとのこと。

トヨタなどもそうだが、半導体不足などの影響で納車時にリモコンキーを1個しかもらえなかったそうで、もう一つは半年ほどたたないともらえないとのことでけっこう不便だ。

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by  A隊長

2022.10.22(土)晴れ
料金に無頓着な理由

新型ランドローバー・ディフェンダー110の開錠です。
5番手で出動しました。

今回面識のないカギ屋さんから「助人サービスなら開錠出来るかも」と紹介していただけたそうで、その心遣いに全力で応えるべく5分かからず開錠しました。

現場で新鮮に感じたのは料金の安さです。
「助人サービスさんはその技術があって、なぜそんなに安いんですか?」と言われて、しばらくポカンとしてしまいました。現場は車屋さんですが、これまで何度か開錠依頼をしてきた中でダントツに安いそうです。

答えは料金に無頓着だったというか、そもそも直接取引に力を入れてないからになります。助人サービスは損保系ロードサービスに力を注いでいて、料金交渉もしたことがありません。

普通は逆だろうと思います。保険の仕事は安すぎるから、直接取引で自由な料金で仕事したいと思うカギ屋さんが多いと思います。

助人サービスは料金をどうこう考えることよりも、どうしたら稼働率を上げられるか、どうしたら難しいカギを普通に開錠出来るかだけを考えていたら、20年近く経過していた感じですね。

そろそろ料金見直してみようかな・・

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by  S隊員

2021.9.6(月)曇り一時雨
どうにでもなれ

ランドローバー・ディスカバリーの開錠依頼。しかも2番手の出動との事で、いつもより緊張して現場に向かいました。

到着と同時ぐらいに弱い雨が降り始めたので、雨カッパを羽織りながら開錠作業に入りました。ピッキング開錠も終盤に入ろうかというところで、急にどしゃ降りになって頭の中はパニックに。

腕を通して上着のジッパーを閉めたいけど手が離せないし、一旦鍵穴を戻してから再スタートすべきか、このまま作業継続か悩んでいたら、みるみる体中が浸水してきました。

首から胸やお腹が濡れていく過程で、迷いは完全に吹っ切れました。「もうどうにでもなれ」と気合いが入った瞬間に開錠完了です。

身体が部分的に濡れるとパニックになって戦意喪失するのですが、全身ずぶ濡れになると返って吹っ切れるのかもしれません。

子供の頃の泥んこ遊びみたいなものでしょうか。全身ずぶ濡れなのに、どこか清々しい感じがしました。

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by  S隊員

2020.8.15(土)晴れ
自信過剰

ゴルフ場の駐車場でレンジローバー イヴォークの開錠依頼が入りました。HU101はとても難しく重点的に練習していたシリンダーだったので、喜び勇んで出動しました。

20分程で指定のに駐車場に到着。ご挨拶と事前説明を済ませ、急いで養生してピッキング開錠に取り掛かりました。お忙しいお客様の貴重なお時間奪うわけにはいかない。ここはサクッっと開錠しなければ・・

ところが一向に開きません。練習ではうまく出来ていたことが実車になると全くうまく行きません。噴き出す汗と手の震えを隠して冷静を装いますが頭は完全に錯乱状態です。

すると突然隊長が現れてバトンタッチして1分かからず即開錠。隊長がいることに全く気づいていませんでしたが、私の後ろからずっと見ていたようでした。作業時間はトータル15分ほどでしたが、隊長は始めから自分がこのような結果になることを予想していたとのことでした。

練習では自信満々でしたが、終わってみれば自分が情けなく恥ずかしい思いでいっぱいです。真剣にこのカギを克服出来るように頑張ります。

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by  A隊長

2019.4.14(日)曇り
最後までモヤモヤ

受注時に電話で質問されました。「助人さんはランドローバーをピッキング開錠出来ますか?ディスカバリーですけど」と質問されたので「大丈夫ですよ。江東区青海なら30分〜・・」と答えていると「やっと見つかったー!電話して本当に良かったー」と言われました。

「やっと見つかった」という言葉に反応して「だいぶ探されたんですか?」と質問すると「そうなんですよー。この周辺は登録業者さんが少なくて・・」とのこと。「江東区なら迷わず・・いや23区なら迷わずお電話下さい。全てピッキング開錠しますから」と答えると「すごい自信ですねー」と言われました。

なんだか疑われているように感じたので「もしよろしかったらHP見てみて下さい。どの検索窓でも助人サービスと検索すれば上位に表示されると思います。HPには、これまで開錠してきた車種等まとめています」と答えると、「分かりました。いつもは必要ないんですが、今回だけ完了したら電話していただけますか?」と言われました。

モヤモヤしながら現着しディスカバリー4を速攻開錠後、約束通りお得意さんへ電話すると、受注時の担当の方とは別の方が出て「終了報告は必要ないんですが・・」と言われました。

とっさに「いつもは省くんですが、ご依頼時に今回特別にと言われまして・・」と答えると「・・そうですか・・それでは時間から伺います・・」という流れで淡々と報告を終えるんですが、なんだか最後までスッキリしない感じの作業となりました。

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by  A隊長

2019.3.10(日)曇り
超お急ぎでヘトヘト

超お急ぎのレンジローバー・イヴォークの開錠依頼が入りました。なんでも子供の野球道具を閉じ込んでしまい、これから40分後にプレーボールとのこと。

急ぎ江東拠点を出発、運動公園までは13kmもあるので首都高乗って時間短縮しました。10分以内に開錠出来れば何とか間に合うだろう、などと考えながら現着したんですが、現場で愕然とします。「野球場はこの場所から離れていて5分ほどかかる」とお客さん。すでに30分に迫っているので作業で5分超えたらアウトです。

普通の車ならまだしも・・イヴォークは簡単じゃないんです。このカギだけで一体どれほどの他社ヘルプをこなしたか。咄嗟に戦術変更ですね。急いで開錠することはもちろんなんですが、絶対ハマらない戦術で挑みます。スピード最優先なら1分開錠も可能なんですが、たまにハマることもある訳です。守りを意識したピッキングなら5分超えるリスクを減らす分、1分とかは無理ですね。

結果は2分ちょっとで開錠しました。お客さんからは「何とか間に合いそうです!いやーさすがスペシャリスト!」と言われましたが、結構ギリギリというか、久々に持てる力を振り絞りました。

慌てて飛び乗るお客さんを見送りながら、戦闘モード解除したんですが・・十数年やってもまだハラハラドキドキするんだから、この仕事は奥が深いです。

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by A隊長

2018.7.20(金)晴れ
あれは11年前

ランドローバー・ディスカバリー4の開錠です。
いつも新人に教える要領を自分に言い聞かせながらのピッキングです。

何の不安要素も皆無だったので最短距離で開錠しました。
このシリンダーを警戒していた頃が本当に懐かしいです。

最初に遭遇したのを調べてみると11年前・・ってかなり昔ですね。
この日記を読んでいる方々は11年前何してました?というぐらい
歴史を感じる長さです。

当時は渋谷のセンター街でこのシリンダーと激闘していました。
忘れもしない井の頭通りのタワーレコード前の路上で、
反対側に東急ハンズがあって人通りもハンパないところです。

最初に開錠したときは「とんでもないカギが現れた」と思って、
色んな不安に駆られていたんですが、新人のY隊員の手前
頼りない姿を見せられず、カラ元気でいたように思います。

今では百戦錬磨のY隊員もあの頃はまだ可愛かったので
やはり相当昔の話しになりますね。

それでも何となく胸躍るというか・・
昔激闘した思い出はいつまでも記憶に残るんだろうと思います。

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by Y隊員

2016.12.24(土)晴れ
重なった盲点

レンジローバーイボーグの折れカギ抜き&開錠のご依頼。
必要であればジャンピング作業もして欲しいとの事。

「急にリモコンキーが効かなくなって・・」とお客様。
販売店さんのアドバイスのもと、内蔵されているメカキーで
ドアを開けようとしたところカギが折れてしまったそうです。

シリンダー内でのトラブルか?もしくは違うカギなのか?
解明するためにも、まず折れたカギを取り出します。
そしてピッキングにより無事開錠です。

今回、リモコンキーが使えなくなった原因はバッテリー上がり。
なのでジャンピング作業もさせて頂いて無事解決です。

抜き出したカギを観察すると鍵山はシリンダーと合致しています。
そしてブレードの材質はアルミです。
きっと奥まで刺さっていない状態で回してしまった為に
折れてしまったんでしょうね。アルミなので弱いですから・・

メーカーはリモコンキーをより軽くする為にアルミを採用したのでしょう。
そしてお客様も普段使わないカギだし、回すところが小さくて扱いずらいし、
と色々な盲点が重なって今回のトラブルになったのでしょうね。

今後も同じようなトラブルが起こるかも?と思った出動でした。

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by A隊員

2016.4.1(金)曇り
運のつかい道

千葉でランドローバー・ディスカバリー4の開錠です。
4は初対応だったので右回しか左回しか思案しながら現着。

ディスカバリー3と比べてキーキャップの形状も変わっていて
おぉ最新モデルだなーという雰囲気満載です。

お客さんからは直接お願いされていませんが・・
「電車間に合う?」とか「最悪タクシーだな」とかヒソヒソ聞こえます。
おそらく知人を駅まで送ろうとして閉じ込んだんだろうと思います。
これは早く開錠しなきゃなと気合を入れてピッキング開始です。

回す方向はヤマ勘です。
「とりあえず一発で成功してくれー」と念じながらクルっと回しました。
すると開錠成功、お客さんは急いで出発しました。

こうしたバタバタ劇が終わるとふと思うんですが・・
限りある大切な「運」を消化している虚しさですね。

たぶん宝くじ買っても全然当たらないんだろうな、というか・・
これからもA隊員の運はお客さんの為に使っていこうと思います。

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by A隊員

2015.10.17(土)雨のち晴れ
チップと雨脚

2015年ランドローバー・イヴォーグの開錠です。
現着するとものすごく不安そうなお客さんと合流しました。

お客さんは閉じ込んだ当初、販売店さんへ電話したみたいですが、
「厄介ですね。簡単なカギじゃないんです」と言われたようです。

すかさず「大丈夫です。すぐ開きます」と言いたいところですが・・
残念ながら雨がシトシト降り始めています。
「晴れていればお待たせしないんですが・・」と言い訳しつつ
使う工具だけを握りしめてピッキング開始です。

これ以上雨脚が強くなってきたら一旦休止して雨対策しなきゃなーと
思っていたらリーチに入ってきて「もう少しだ」と思った瞬間に
雨もピタッと止みました。

結局晴れた日と変わらぬスピードで開錠してお客さんも大喜びです。
チップまで頂いて恐縮していると突然雨がザーーと降ってきました。

なんかちょっとだけ幸せな気分になりました。

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by J隊員

2014.7.2(水)晴れ
エアコンは偉大です

ランドローバー・ディスカバリー3の開錠要請です。

「車内にペットの犬がいるので…」との事前情報に急行すると
エンジンがかかっていてエアコンも運転中、
とりあえずホッとするする瞬間です。

何処へ行くにもペットと一緒というお客さん、
お店などに立ち寄るときにはエンジンを停めずに
エアコンを作動させたままにする事が多いんだそうな。

その為、日頃からキーはイグニッションンに差しっぱなしの分と
ドアの開閉用にと二本所持しているんだそう。

それでも不意にやって来るのがインロックのトラブル
そんな時にエアコンが作動していると随分と安心ですよね。

これからの時期いよいよ夏が本番となります
お子さんやペットを車内に残す際にはくれぐれもご用心を!

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by A隊員

2014.3.6(木)晴れ
帝国ホテルは段違い

帝国ホテルでレンジロ−バー・ヴォーグの開錠です。
ホテルの格付けは我々業者への対応でも段違いです。

近づくだけで駐車場へ入っちゃダメと叱られるところもあるし、
面倒くさそうに対応するホテルも多いです。

でも帝国ホテルは違います。
そんじょそこらのホテルとは段違いですね。
係員の人へ声をかけるとすぐに案内してくれます。
すごいのは駐車場内の誰もが状況把握しているところ。
おかげで気持ち良く入庫出来て作業に入れます。

でも本当にすごいところはみんな笑顔なんです。
まるで宿泊したお客さんのようにエスコートしてもらえます。
開錠作業して、なぜか幸せな気持ちになれるのは帝国ホテルだけですね。

やっぱ段違いのホテルです。

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by J隊員

2014.2.2(日)曇り
失くすと大変

レンジローバー・イヴォークの開錠です。

キーを紛失してしまい、ディーラー搬送するために
開錠作業が必要だったんですが
作業前に「後部ラゲッジスペースの荷物を取り出せないか?」
という質問をお客さんよりもらいました。
なんでもキー紛失前にスーパーで買った物が入っているそうで…

正直、最近のクルマでは難しい事がほとんどです。
非常用の鍵穴が一つしか無いこともあるんですが
キー紛失だとセキュリティ解除が出来ないんですよね。
そのためドアは開けれてもオープナースイッチ等の電装は使えず、
残された方法は車内側からのアクセスとなるんですがそれも…

事前の打ち合わせ通り、
開錠後に車内側から荷物の取り出しを試みるお客さんだったんですが
物凄い防犯アラームの嵐に断念するしかない状況となってしまいました。

ディーラーへの搬送車の到着までは、まだいくらか時間があるらしく
「もう少し考えてみます」と話すお客さんとはそこでお別れとなりました。

防犯装置としてはとても優秀な証明なんですが今回はちょっと複雑ですね、
荷物の中身も生鮮食品では無いと良いんですが…

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by K隊員

2013.2.27(水)雨のち曇り
デザインだけで買い

レンジローバーイヴォークのインロック救援依頼。

レンジローバーといえば「四駆のロールスロイス」
と言われ、英国王室御用達の高級SUV。

イヴォークは、2012ワールドカーデザインオブザイヤー
などを受賞したデザインに450万円からという価格で、
半年から1年の納車待ちとかなり人気のエントリーモデル。

デザインに一目惚れして購入したというお客様。
コンセプトカーをほぼそのまま市販化した
デザインのイヴォーク、ほんとにかっこいい。

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by J隊員

2010.4.15(木)雨のち曇り
昼下がりの暴発

昼食を、と弁当屋さんに立ち寄ったところで出動要請
ひとまずお昼はおあずけで救援へと急ぎます。

案件は最新のレンジローバー・ヴォーグの開錠です
採用されているカギは現行の難しいタイプ、少々作業時間を頂きたいところです

すると「実は・・今、近くのお店で食事をしていまして・・」
渡りに舟のお客さんのお言葉、気持ちよく食事に戻って頂いて作業に入りました。

食事もそろそろ終わるかな〜?という頃にヴォーグも無事に開錠、
お客さんを呼びに近くのピザ屋さんへと向かいます。

美味しそうな匂いにクラクラするランチタイムのお店
テラスのテーブルにお客さんを見つけ、声をかけると同時に
「・・グゥゥ」とJ隊員の胃袋が大きな自己主張を、、

「助かりました!」
満面の笑みのお客さんになんだか上気するのでした。

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by A隊員

2010.2.20(土)晴れ
頑張れニッポン!

ランドローバーのフリーランダーの開錠です。
なぜか突然キーでドアを開けられなくなったとの事。

色んなパターンがあるんですが、現場へ行ってみないと分かりません。
どんなケースでも解決してるんで、意気揚々と向かったんですが・・

カギ穴がつぶれてます・・
シャッター部分が歪んで押し込まれている状態です。
ボクらの技はカギ穴が見えてこそ100%発揮されるんですが・・
これは想定外というか・・ただでさえ難しいカギなんですよね。

長野五輪ラージヒル前の猛吹雪という感じでしょうか。
西方選手を始めとした命がけのテストジャンパーに思いを馳せます。
裏方の迷いや葛藤、乗り越える経過はとても味わい深いです。

バンクーバーでは葛西選手が予選1位&全員が決勝進出ですね。
ジャンプ以外にも内容盛りだくさんで、連日熱くなっているんですが・・

おかげでカギ穴のK点を越えられて開錠です。
何事も挑戦することが大切なんですよね♪

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by H隊員

2009.8.5(水)晴れ
子供二人が車内に

 「子供が二人閉じ込められています」、身が引き締まるのを感じながらランドローバー・ディスカバリー2の一報を受けた。
 現場まで凡そ13km、予測到着時間は30分強。高速を使った場合4km程距離が増えるが10分以上短縮が可能。高速使用に迷いはなかった。
 この気温で車内に閉じ込められているのは非常に危険。現場のお客さんと閉じ込められている子供の事を思うと、地面に引かれた道を走るのがもどかしく、空を飛んで行きたいと本気で考えた。
 鼓動が激しくなるのを感じ「落ち着け」と呪文のようにつぶやきながらブーツに足を通す。ヘルメットをかぶり、グローブを着け、バイクにまたがったところで携帯に着信。液晶画面には本部の電話番号が表示されている。何かあったのだろうか?と電話に出ると「ディスカバリー2はエンジンがかかった状態でエアコンが効いているそうです」との事。ホっと胸をなで下ろすと同時に、大汗をかいて苦しむ子供のイメージが消えた。ですが、閉じ込められている現実と、車の前で待つお客さんの苦痛は取り除かれていない。再度、頭の中が熱くなるのを感じながらバイクのエンジンをかけた。

 現場付近一帯は、急に落ち窪むようなすり鉢状になっている。地形的に高低差がある為、歩行者専用の階段が多く、そして一方通行で縛られまくった道は、一度間違えると激しい迷走を引き起こす可能性がある。
 ナビは車で通る最良の道を指示するが、それはあまりにも遠回り過ぎたので事前に調べて組み上げたルートへバイクを向けた。
 ナビはGPSで現在地を把握しながらルートの自動再検索を始める。そして何度目かの再検索で僕の選んだルートを表示。これでもう間違える危険もなく、そして最短で到着出来る筈。

 平地の駐車場に停めてあるディスカバリー2は、冷却と電力供給の必要に迫られアイドリングは高く、ラジエターファンは全力で回っている。そして焼けたエンジンを包むボンネットからは歪みが強い陽炎を昇らせていた。
 炎天下で待たれたお客さんは精神的にも肉体的にもかなり疲れている筈。エンジンから遠い車体後方の日陰でお待ちいただくようお願いする。
 車内を覗くと子供が二人気持ちよさそうに眠っていた。「エンジンがかけてあってクーラーが効いていたのが救いです」と大粒の汗を流しながら言われるお客さんの顔には濃い疲労の色があった。熱射病になってしまわないか心配だったので水分を取り、座ってお待ち頂くよう今一度お願いした。

 一癖も二癖もあるディスカバリー2の錠は、一見優しそうな出で立ちで迎え入れ、そして僕ら解錠屋を深みに引きこもうとする。
 ですが既に横浜のG隊員とF隊長が完全に攻略しているいるので全くもって無問題。誘いは受け流し速やかに解錠を完了させた。
 ドアを開けると心地の良い冷気が流れ出す。それと同時に熱気が車内に入ったせいか子供の一人が薄らと目を開ける。そして大きな欠伸をした後、お客さんの顔を見て無邪気に笑った。
 そのパっと咲いたような笑顔を見て、「僕が悪いんだけど、君は呑気んだな〜コノヤロw」と大粒の汗を流しながらお客さんは笑った。

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by A隊員

2009.5.8(金)曇り時々雨
キング・オブ・ザ・マウンテンロード

GW最終日に長野県の志賀高原に行ってきました。
東京から4時間、途中ぬかるんだ険しい山道を延々と登ります。

現場は標高1700mの熊の湯スキー場。
とっても難しいランドローバーのフリーランダー2の開錠です。

それにしても知りませんでした。
ゴールデンウィークでもスキーが出来るんですね・・
ましてや最近かなり暖かかったのに、バリバリ雪残ってます。
バイクで来たA隊員が少し浮いているような感じです。

開錠後マジマジと見たんですが、カッコいいですねフリーランダー2♪
ランドローバーの風格があって、小振りなところがかわいいです。
日本の狭い山岳ワインディングにはピッタリかも。

ちなみにA隊員のバイクも山道が得意です。
多少の悪路でも安全に走れる機能が満載だったりします♪

なので日本全国どこへでも出張可能です。
難しい車のご依頼を心からお待ちしております♪

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by Y隊員

2009.4.19(日)晴れ
レンジローバーに夢見る

戸田市にてレンジローバーの開錠依頼。
久々の戸田市への出張です。しかも中山道を走るのは数年ぶり。
ずいぶん町並みが変わったな〜と思いつつ到着です。

待っていたのは10年ほど前のレンジローバー。
ご本人確認後、開錠作業は無事に完了です。しかしエンジンがかかりません。

セキュリティー?と試してみるも解決せずバッテリーを見てみる事に。
ボンネットを開けて現れたのは使い込まれたのが一目で分かるバッテリー。
なので交換を促させていただきました。

「おいくら位なんですか?」「はぁ〜そんなにかかるのか・・」
と、ちょっと高めの金額を伝えると落ち込まれる御依頼主。
「実は・・」と話される御依頼主の話を更にお伺いさせて頂くと
このレンジローバー、知り合いから格安で譲って頂いた物との事。

その値段でレンジが手に入れられるのなら自分も欲しいな・・
などと変に夢を見てしまいました。
でもバッテリーの交換となった時に御依頼主よりも落ち込みそうです。
だから無理ですね・・

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by J隊員

2008.9.30(火)雨のち曇り
羽田空港インロック事情

レンジローバー・スポーツのインロック救援に羽田空港へ

最近ではこのクルマも街中で良く見かけるようになり
いつまでも難しいカギとは言ってられない。
以前の苦労した経験も活かせて10分ほどで無事に開錠。

お客さんは沢山の荷物を抱えた家族旅行の帰り、
とくにお子さんはとても眠そうだったので
お待たせする事無く解決できて何よりでした。

羽田空港では良くあるケースなのだが
お客さんがインロックしてしまったのは出発前だそう
確かに大事な荷物さえ車外にあるのなら
旅行のスケジュールに影響の無い帰りに解決した方が良いですもんね。

そんな風に考えていると駐車場に駐まっている他のクルマが
全部インロックしている様な気がしてきた。

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by J隊員

2008.6.18(水)曇り
燃え尽きる開錠

「魔物のようなカギ」というのが率直な感想
ランドローバー ディスカバリー3の開錠での話。
現行ランドローバーの鍵は最高に難しいというのが助人内での評判だ。

噂の鍵との初対峙に心躍らせながらも
最高の難度というのがやはりどこか引っ掛かる
期待と不安の入り混じった何とも言えない心情での開錠というのも
久しく無かった新鮮な感覚だ。

さて、開錠の方はというと評判どおりのスゴイ難度、
20分ちょっとで開錠出来たものの、後はもうフラフラの状態
お客さんが走り去ったと同時に思わずその場にヘタリ込んでしまった。

それにしてもこの鍵、普通じゃ開く気が全くしない。
例えるならば開錠と引き換えに何か大事なものを失う様な・・・
真っ白な灰になりながら、確実に少〜し寿命が縮んだ事が分かった。

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by J隊員

2008.3.22(土)晴れ
ランドローバー ディフェンダー

ランドローバー ディフェンダーの開錠へ

現場の駐車場は繁華街が近いこともあ、週末の人出で大層な盛況ぶり。
本来ならば救援車両を探すのに一苦労といったところだが
遠くからでも目立つディフェンダーの車体のおかげですぐに発見できた。

このディフェンダーというクルマ
もともとは農耕用途で開発されてロングセラーとなり
イギリス陸軍でも採用されているそうな

質実剛健なそのスタイルは
街中ではちょっと浮いてしまいそうなのだが
ほど良く中和しているのがこの車体色、

お客さんによるとこの青色は「アルルブルー」といって
ユーザーに人気の車体色なのだそう
なるほど、スパルタンな車体デザインを
この青色が柔らかいイメージに調整しているようだ。
市街地での使用がメインならばこの上ない色なのかも

開錠を終えてお客さんをお見送り
アルルブルーの車体がビル街に溶け込むには
それほど時間がかからなかった。

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by H隊員

2007.12.27(木)晴れ
ランドローバー

夜も更けた頃、高田馬場の明治通りで年式不明のランドローバーインロック。
現着してみると随分と昔のランドローバーが止まっていた。

該当車輌を確認したところでお客さんの携帯に連絡する。
が、いくら呼び出しても出てくれない。
場所が場所だけに遠くに行くことはないと思うのだけれど、
コールする電話に出る気配は無い。

暫くすると遠くの方で道路工事の方がパイロンを立て始めた。
そしてだんだん近づいてくる。
どう考えても工事の邪魔になる。
見ているこちらも焦ってくる。
携帯を連続して呼び出すがやはり出てはくれない。

そうしている内にとうとう車をパイロンで囲まれてしまう。
と、ここで後ろから「鍵屋さん?」と声をかけられた。
振り返って訊ねるとお客さんだった。
「工事の邪魔になるので直ぐ開けます」と
ご本人確認をしながら伝えると意外な返答が帰って来た。

話によると
走っている最中に何等かのトラブルでエンジン停止
再始動を試みるもエンジン始動に至らず
ボンネットを開けて見ようと外に出た所でインロック
馴染みの車屋さんに連絡すると
直ぐ引き取りに行くけどドアは開けとく様にとの指示
色々と思い巡らした結果アシスタントさんに連絡
で、現状の説明をする為に工事関係者と交番に行っていたらしい。

事情説明を聞き終わった所で車屋さんが到着。
僕は直ぐにドアを開けた。
工事の方がパイロンをどかし、車屋さんが積み込みの準備に入った。

それを見て一安心したお客さんは
手に持っていたレジ袋の中から皆にコーヒーを配った。

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by A隊員

2007.11.7(水)晴れ
現行ランドローバーは難しい

ランドローバー ディスカバリー3がインロックしたとの知らせ。
販売されたばかりのこの車は、現行レンジスポーツと同じカギが付いている。

個人的には難易度の高いカギだと思っている。
これを開錠できる業者は稀ではないか・・・そんな風に考えている。

似たような難しいカギはベンツトランク。
キーシリンダーが下向きになっているので、通常の開錠方法では無理だ。
30分かかった作業も15分へ、さらには3分へと時間短縮に成功してきた。

ランドローバーはというと、今回は10分。
もちろんベンツトランク同様3分が目標だから、まだ発展途上だ。

しっかりとした基礎がなければ、新しいカギへの対応は難しい。
助人サービスは後発だけど、こういう研究開発は熱心で
時間やお金に換算すると莫大なモノを投資してきた。

どこの業者も開けられるカギから、限られた業者が開けらるカギへ
そろそろ我々業者の真価が問われるんじゃないのか・・・

最近そんな風に考えている。

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by A隊員

2007.5.22(火)晴れ
激闘レンジスポーツ

'07年式レンジスポーツがインロックしたとの知らせ。
見た目も重さも1,000万円クラスの高級車だ。

実はニューモデルは初めてのA隊員。
昨年までのランドローバーは全く不安のない感じだが・・

現着して驚いたのはドアのカギ穴がない事。
あるところに隠されているので、一見なにもないように見えるのだ。
さてカギ穴をのぞいてみると、ハマリの予感が・・

さすがはレンジ、難しそうなカギが付いている。
という事で激闘30分、ようやく現行レンジを突破した。

もうろうとする意識の中、ふと考えた。
この車は、他のカギ屋さんからのヘルプ要請が必ずあるだろう。
これはもう、直感としか言いようがない。

お客さんを見送ると、渋谷センター街で尻餅つくA隊員。
おっと、その辺の若者と一緒にされては困ります。

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by H隊員

2005.8.12(金)豪雨
涙目な夜

レンジローバー・ヴォーグの開錠依頼が入る。
辺りは暗くなり日中より雨足の強くなった中、目黒区大岡山まで向かう。
お客さんに「あの車です」と指差された車は、何故か左右に揺れている。
近付いて納得。
中にはレトリバーがいた。
で、インロックの原因はその犬らしい・・・

夜 豪雨 低い気温等の悪条件よりも作業を手こずらせたのは、車体の揺れ。
犬も不安なのでしょう、引っ切り無しに行ったり来たり、その度に車体は揺れる。

外溝4トラックの微妙なテンションさばきも犬が動く度にやり直し・・・
それでも何とか15分程で開錠。
終わってみると、雨水が帽子を通り越して首を伝いカッパの中まで入っている。

ぶるっと身震いして鼻水が出てるのに気がついた。
鼻をすすると顔を伝った雨水まで吸い込んで鼻の奥がツーンときた。
子供の頃、プールでよくなったアレ。
そう言えば大人になってからあんまりなっていないな〜…(郷愁)

ちょっと懐かしんでみたりした、そんな涙目な夜でした。

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