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暴風雨のパンク修理

台風22号の上陸です。ここ10年で最強です。我々助人隊員は年中無休24時間体制なので、いかなる時も声がかかれば、現場へ急行しなければなりません。じゃんじゃん仕事がほしいと思いつつも、さすがに今日は・・・と思っていた夕方、中央区勝どきからパンク修理の要請。

急ぎヘルメットを手に取り外へ出てみれば、機関銃のように降り注ぐ雨と水没寸前の路上。明かに昼の風景と違っていた。アドレナリン出っぱなしである。向かうは勝どき、今のところ風の影響は少ない。ギアを1速落とし、ブレーキは優しく踏むだけ、後方への気配り程度にランプを照らす。要請が入ってから現地到着まで31分、この状況からでは止むを得ない。

修理箇所はエスティマの前タイヤ。暴風雨に足を取られながらも慎重にボルトを緩める。急ぎジャッキアップするも目が痛くて作業どころではない。吹き込んでくるものが雨なのか港に打ちつける波なのか分からない。それでもタイヤを外し修理に取りかかる。すでにカッパは機能を果たしていないようだ。取り外したボルトの入ったトレーが吹き飛ばされたりで作業は難航する。穴を塞いでエアー補充し取り付けて終了、所要50分経過。

偉いのは近くでずっと見守ってくれたお客さんだ。カサも逆さまの、まるでお天気実況中継者だ。2人でずぶ濡れになりながらも無事作業が終わってほっとした。お客さんも安心した様子で缶コーヒーをごちそうしてくれる。よほど二輪好きのようで最後にバイク(主にBMW)談議に華を咲かせて終了。

通常料金では割りに合わないが、ある哲学者の言葉を思い出し心地よい達成感を得た。

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