早朝4時に台東区駒形にてガス欠したとの知らせが入った。江東拠点から出動し、近くのGSで給油した10リットルの軽油を運ぶ。現地まで20分、そこにはブルドーザーが止まっていた。
早速運転手さんにご挨拶して、いざ給油口へ向かう。ブルドーザーの給油口は運転席の脇にあるが、およそ2m以上の高さにある。そこまでよじ登らなければならない。運転手さんが心配そうに見つめているので、子供の頃によく遊んだ話しをさせて頂いた。
A隊員の父親は本業が大工であったが、時々長距離ダンプカーを走らせていた。10tダンプカーを運転する父親は、とても頼もしくかっこいい姿を思い出させる。まだ3~5歳の頃に一緒に便乗したものであった。家の近所には、工事現場がたくさんあり、ブルドーザーはかっこうの遊び相手であった。また大工の仕事でも、瓦張りなどを手伝っていたので、高いところは好きなほうだ。なんとか給油を終えて運転手さんとお別れ。
帰り道、早朝ということもあり、すれ違う車はダンプカーも多い。ひょっとしたら、かっこいいお父さんと、そのお子さんが乗っているかもしれない。
今は亡き父だが、当時働く姿を身近で見れたA隊員はつくづく幸せものだと感じた。
