疲れていると自己中心的になるのはA隊員だけだろうか。そんな嫌な自分自身とお別れできたのは、延々と雨が降る本日最後の仕事。銀座にてフォルツァのバッテリージャンプであった。
雨が強いせいか作業は難航するものの、無事ジャンピング終了。バッテリーの上がった原因をお客さんとともに考えた。購入してからまだ1年未満だと、バイク自身のトラブルというよりヒューマンエラーの可能性が高い。始動方法、メットイン室内灯、メインスイッチと確認したが、はっきりと断定できるものは確認できなかった。
「何も知らなくてすみません」とお客さん。よく日記のネタにもするけれど、バイクを所有するには車以上の知識が必要だ。でも前もって知る人はいない、全ては知るキッカケを見逃さないのが大事と考えるA隊員。お客さんにとってのキッカケは言うまでもなく今なのだ。時間の許す限り、頂いた缶コーヒーを飲みほすまで、余すことなく話し込んでいた。
今まで色んな言葉で、励まされたり反省したりもしてきたが、「来てくれたのがあなたで良かった」と言われたのは初めて。お客さんの勤めているお店まで教えていただいた。
「ありがとう」も嬉しいけれど、それ以上かも。照れくさいが、小さい殻に閉じこもっていた自分を、振り返るゆとりまで実感できる。人との接し方を改めて勉強させていただいたA隊員であった。
