<裕次郎になる為に>
ものまね芸人の「ゆうたろう」がマネをする石原裕次郎のイメージはブラインドを指で押し下げ覗き見る姿と片手にはブランデーグラスなのだろう。ブランデーを飲んでいるシーンは「太陽にほえろ」でも記憶に無いが、恐らくレコードジャケットかなんかのイメージだろう。概ね外してはいない。似ているし。
隊長は若い時分バーテンダーを10年近くやっていた。知らない人には「水商売」といわれるが、そんないい身分ではない。「水労働」だと説明していた記憶がある。そこでこだわるべきは、グラスに注がれている「酒の分量」なのだ。
世の中の大抵はブランデーグラスすら実際使った事がない人ばかりだと思う。まさに何の役にも立たない知識だが、裕次郎に近付くには重要である。若しくは、この日記を目に留めた方が今後、毎日のようにブランデーを飲むほどの身分になったとき必要かもしれないと思い、ここに記す。基本的にブランデーは一切薄めないで頂きたい。よくテレビで見るが、ホストクラブなどで小さく砕いた氷をグラスいっぱいに詰めそこに酒を入れ、呑んでいる場面。 もってのほかである。
まずは、ブランデーグラスを真横に倒す。グラス自体に大きな丸みがあるので凹面ができる。そこにビンの口を突っ込み、こぼれるスレスレまで酒を注ぐ。これが本当の分量。なにかで計ったりしない。さらにそのままゆっくりとグラスを転がす。そうする事でグラスの内壁全てが酒で濡れる。グラスを起こして手の平で包み込むように持つ。手の温度で酒が揮発し、香りが立ち上る。そして裕次郎のように呑む。
いかがでしょう。ブラインドは勝手に用意していただくとして。手に持つブランデーグラスは、これでバッチリキマリます。さあ、皆さんも明日から裕次郎になってみませんか。
長文の割には、あまりの役立たず情報に軽く自己嫌悪になっています。
