バイクに乗る人は、車と違って特殊な人が多い。冬は寒く、雨が降れば辛く、そもそも疲れる代物を、わざわざ選んでいることでも明らかだ。
「風を感じたい」や「鼓動を楽しみたい」や「普通じゃイヤ」などの特殊性は、そのうち整備知識にも感染していくので、車と比べると詳しい人も多い。
ギヤ付きバイクのバッテリー上がりで、ご依頼を頂くお客さんは初心者の方が多い。時と場合によっては「押しがけ」するけど、大抵はたくさん時間をかけてジャンピングする。たくさん時間をかける中味は、質問コーナーになるのが通例だ。「トラブルを事前に防ぐには?」「どうすれば調子が良くなるの?」漠然とした質問に答えようとすると、自然に時間がかかるもの。
ふとお客さんの目を見ると、もの凄くキラキラしているのに驚く。そりゃそうか、自分が初心者の頃を思い出す。
バイクのバッテリー上がりは、車と比べると大変な作業だ。でもやりがいのある仕事でもある。
