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DUCATI MS2R 1000

早朝、ドカティ・モンスターが立ちゴケをしてチェンジペダルが曲がってしまい

走行出来なくなったので何とかして欲しいとの依頼。

現場に到着すると、結構急な坂にその車輌は停まっていた。御依頼主のオーナーさんと合流しバイクを見ると、何故か両方のバックミラーが無い。「あれ?両方ミラーが折れてしまったのですか?」と聞くと「じ…実は……」とオーナーさんは重い口を開いた。

事の経緯は、駐車場より出て右折をしようとしたその時、右が坂の上 左が坂の下歩道を渡り車道に出た瞬間何故か立ちゴケをしてしまった新車(走行距離500km程)をコカしてしまいパニック!エンジンがかかったままの車輌を起こそうとしたらアクセルを開けてしまった

タイヤが地面に接地した途端に左側に倒れた

という事らしい。

>タイヤが地面に接地した途端に左側に倒れたとオーナーさんは言うけど、破損状態とシチュエーションを考えるとバイクは飛んだと思う…

キャブレターのバイクで転倒したら、オーバーフローや燃料の逆流などで、エンジンは自然の法則に従い不完全燃焼を起こし停止します。だけどインジェクションの場合は止まりません。大概のインジェクションバイクは、転倒したと思われる角度と時間で点火や燃料をカットする機能がある。では何故今回はエンジンが停止しなかったのか…恐らく、急な坂の山側に倒れた為センサーが反応しなかったか、もしくは、点火や燃料をカットされるより先に車体を起こしたか。

チェンジペダルとミラーを直しながらオーナーさんの話を聞く。そして二人で泣いた

…………キルスイッチさえ押していたら…………

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