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東京エアポケット

江東区の中央防波堤にて、サンバーのバッテリーが上がったとの知らせ。江東といっても台場や青海を越えて海中トンネルの先になる。

まして住所がハッキリしない「島」みたいなもので、島全体が廃棄物処理場になっている。なので「廃棄物処理場近く」と言われても一層不安をあおるだけであった。

お客さんと道端で合流。でもそこからが困難を極めた。サンバーは道路から離れた海沿いにあり、辺り一面背丈ほどある枯れ草に包まれている。途中バイクでの走行が困難になり、枯れ草をかき分けて歩いていく。「ここは本当に東京か?」と思わせる場所にサンバーはいた。

「誰もいないから仕事がはかどるんだよね♪」と言われるお客さんは大音量で音楽を聴きながらペンキ塗りをしていたらしい。フジテレビは見えるけど、波の音しか聞こえない不思議な場所であった。

無事ジャンピングしてお別れ、また道なき道をかき分けて歩く。しばらくすると後から「キュラキュラ・・」

枯れ草に埋もれながら走るサンバーを、ただ呆然と見送るA隊員。お客さんには大変失礼だけど「とにかく怪しい」と思わざるにはいられなかった。

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