のどかな昼間、突然A隊員の携帯が鳴った。「どうもご無沙汰ですOMTです・・突然ですがAMGのE55開けられますか?」
電話の相手は、大手輸入代理店のOMTさんであった。横須賀市にて、2社の業者さんでも開けられず、ぜひお願いしたいという内容だ。
「お任せあれ!」という事で、気合の導火線に火をつける。湾岸線は流れが良く、首都高から逗子インターまで40分の好タイム。海辺のレストランでお客さんと合流した。「本当に・・本当に開けられますか?」声には悲痛な思いを感じたので「こちらで見ていて下さい。5分以内に開けます」溜めてきた気合が、爆発しそうなぐらいの自信に満ち溢れていた。
葉山の海辺で、悲鳴にも近い歓喜の声を頂くA隊員。闘い終えた余韻に浸っていると、隣で小学生のお子さんがつぶやいた。「やっぱAMGはダメだよ。勝手に閉まっちゃうんだもん」「もっといい車が良いなあ」
余韻が消し飛ぶどころか、逆に青くなるA隊員であった。
