
色んな場所で開錠作業はするけれど、今日のはめずらしい。場所は市谷見附の交差点、6車線の中のど真ん中であった。
お客さんは交通事故に巻き込まれて、慌てて飛び出したところインロックした様子。辺りは大渋滞、6車線が4車線に交通整理されていた。
車は’97年式マークⅡ、右ドアが壊れている。セオリー通りピッキングするなら、右ドアからしか出来ない車種だ。一般的なカギ屋さんなら、ブランクキーを削って左ドアを開錠するかもしれないが助人では左ドアピッキングツールを自作している。いざという時の為の奥の手だが、まさか交差点の中で使用するとは思わなかった。
歩道にはギャラリーがたくさんいて、マークⅡを見守っている。不謹慎だけれど、必要とされるときほどA隊員は燃えるもの。お巡りさんに囲まれながら、3分後に開錠した。
ようやく交通整理も解かれ、いつもの市谷見附に戻る。今回お客さんと相手の人は、どちらも怪我がないのが不幸中の幸いであった。
慌てて飛び出してきたので、依頼先を把握していなかったA隊員。改めて確認すると、納得の特殊案件専門?のお得意さん。今回も無事遂行できて何よりとなった。
