だいぶ冬らしい気温になってきた。ちょっと郊外で日が沈むと気温は零度近くまで下がるそんな中での高速走行は、体力的にも精神的にもとてもハードなもの。うぅ、想像しただけでドキドキして来る。
日も暮れる頃、阿佐ヶ谷にてトヨタ コルサのジャンピング依頼お客さんの自宅に現着、保管用のシートをめくると車両が現れた。
キーをお借りしてドアを開けると、ゴムのパッキンが貼り付いておりバリバリと音を立てる。エンジンルームにも細かいホコリが積っており、どう見ても最近動いた形跡が無い。もちろんバッテリーの残電圧は殆ど0V
お客さんに最後に乗ってからどのくらいか聞いてみるとオドロキの答えが「前の車検の時だから二年近くになるかな、あと一週間でまた車検が切れちゃうけど」ビックリしていると、お客さん宅からもう一人の方が顔を出す。「それでね、全然乗らないから知人に譲ることにしたんだよ」と続けるお客さん、どうやらその知人の方がこの後、運転して帰る模様、しかも山梨まで!
「大丈夫でしょうか?」と不安気な新オーナーの心配をよそに一発始動、ガソリンが古いのが気がかりだけどアイドリングは安定している。燃料計を見ると残量は僅か、新しいガソリンを満タンにすればなんとかなるだろう、心配なのは燃料ラインに残った古いガソリンを使い切るまで、給油後、暫らく一般道で様子を見るようにアドバイスしてお別れした。
あのお客さんは無事に山梨まで帰れたのだろうか?「もしもの時に・・・」とお渡しした名刺が役に立たない事を祈りつつ、背筋にゾクッとくるのは武者震いか?
