
南青山でエクスプローラーのインロック救援要請、エンジン始動中との事で急ぎ港拠点を飛び出す。
20分ほどで路上の救援車両を発見、お客さんに電話をする。すると、少し離れたビルからお客さんが駆け出してきた。
本人確認の間、なぜか落ち着かないお客さん、「2~3分で開錠します・・・」そう言いかけた時、「ちょっと仕事場に戻ってていいですか?」と、お客さんの言葉に遮られる。聞くと大事な打ち合わせの真っ最中だそうな、最初の電話や、駆け出してきた様子からもそれが伺えた。
そういうことならとお客さんには戻ってもらい、ゆっくりとピッキング開始、どれどれと鍵穴を覗き込んで探り始める。
「ゴソゴソ」・・・「ガチャ」あれ?・・・開いてしまった。所要20秒くらいだろうか?自己新記録かもしれない。まるで開錠の神が降りて来た様だ。しかしなんで時に限って・・・
クルマのエンジンを止めて時計を覗き込む、ちょうどお客さんは打ち合わせを再開した頃だろう。はたしてこのタイミングで連絡を入れてよいものか・・・結局、鍵穴のケアをしながら時間を潰す事にする。
頃合を見計らってお客さんに連絡、カギをお返しする。動作確認の為にキーを差し込むお客さん、その瞬間、お客さんの表情が驚きに変わった。あまりの動作の軽さにたいそう喜んでいる。
記録的な開錠の速さでは驚かせられなかったものの、結果的にサプライズを果たせた。今回はまあ良しとするか。
