

埼玉県某所のガソリンスタンドよりランボルギーニ・ムルシエラゴの解錠依頼。インロックの原因は不明、気付いたら閉まっていたとの事。偶然埼玉県内にいた為30分かからず現着。
お客さんに話を聞けば、昨晩、解錠出来る業者が見つからず今日に持ち越したとの事。幸いにも店舗前でのインロックだった為、外からは殆ど死角になっていた。
乗り出し4千万円に近い車輌。心配だった事でしょう。
さて、念入りに車両チェックを終えた後―ドアの開き方が見たい―と逸る気持ちをわなわなと抑える。
4千万円にふさわしいカギとご対面。直ぐ解錠方向にシリンダーを回すがドアが開かない。錠の中を再度確認するが全ての工程は完了している。
高級車にはありがちなパターンで、普通に回しても開錠できないケースが多い。もう一度、工程を変更してシリンダーを回す。すると・・・
「ポコン」
何処からともなく聞こえた。ドアノブを握るとさっきまで感じられなかった重みがある。すると独特な開き方でドアが上へと持ち上がった。
最初に開かなかった何等かの原因は、ある工程により取り除かれた。たまに見かけるケースで、知らないと永遠に解錠できない。その後、鍵で確認して頂くと施錠解錠問題なし。今回のインロックの原因は「ポコン」にあるのかも?そしてお客さんはディーラーさんへ向かった。
子供の頃のスーパーカーブームで、一番好きだったのはカウンタックLP400。それから30年以上経って初めて目の当たりにするランボルギーニ。心の奥底で忘れていた何かがググッと動いた。
こんな時は、血迷って払えもしないモノを買ってしまいそうになるので、大人しく拠点に戻り心を静める事にします。
