
銀座でアリストがインロックしたとの知らせ。どっぷりと日も暮れたので、日本一の繁華街はこれからが本番。
ピッキングは言わずもがなドアに顔を近づけて作業する。A隊員の背中ではホロ酔いの方々が行き交い、自然と会話が入ってくる。
たぶんOL・・「部長チョームカツク!こないだなんか・・」― お?今夜はグチり大会かな ―
たぶん上司・・「来週のプレゼンは頼むよ・・」たぶん部下・・「分かってます・・」― お?こちらは励ましの飲み会なんだろうか ―
たぶん会社員・・「もしもし!・・え?今?・・え~と池袋・・・」― ん?銀座にいちゃいけない人なんだろうか ―
色んな会話から勝手な想像をしていると開錠。お客さんを見送った後、一人静かに周辺を眺めてみた。
笑っている人、下を向いている人さまざま。いったいこの街は、どれほどの数の情景を見てきたのだろう。
まるで自分自身が銀座になったような気がした。
