
野田市からBMW 320iの解錠依頼。冷たい雨の中、高速に乗る。
それにしてもETCは快適すぎる。雨の時、ゲートでチケットを取ったりお金を払ったりしなくて済むのは助かりまくり。今までを考えると「ありがたや~」と独り言の一つも出てしまう。至福の一時とばかりにゲートを潜り高速を降りた。
随分と敷地面積がありそうなお客さん宅へ到着。電話をしようとしたところで奥から中型犬がやってきた。遊んで欲しそうに「フンッ! フンッ!」って言っているが全く吠えない。躾がされているんだな~と感心していると、おばあちゃんがこちらに来て、「カギ屋さんかね?奥に車あるんで中さ入って」と門を開けてくれた。
案内をされ奥へ行くと、5台以上は入るであろうガレージにBMWは停まっていた。雨が降っていたので屋根の下で作業出来るのはありがたい。「雨ん中、御苦労さんでしたね。今、お茶入れっから」とおばあちゃんは母屋の方へ行かれた。「あ~っ!ちょっと待って下さい!」と言ったけど、「寒かったでしょう、お茶もってくるから待ってて」とそのまま母屋へ向かう。行ったり来たりして頂くのが申し訳ないので、猛烈な勢いで解錠し助手席の上のにあったカギを持っておばあちゃんを追いかけた。母屋に到着する前になんとか追いつき鍵を渡すと、「もう開いたんかい?」と少々ビックリされていた。
書類にサインを頂き帰ろうとしたところで、「カギ屋さん、寒いんだからばあちゃんの茶を飲んでけ」と言われた。「いえいえ、雨で濡れているし申し訳ないので…」と断ろうしたら急に雨脚が強くなった。「ほら、空もばあちゃんの茶を飲んでけって言ってるから中さ入って」と笑いながら勝手口を開けた。
大き目の湯呑に入れられた熱いお茶。両手で包むと冷えた手に心地よい。鼻の頭を真っ赤にしながら、ありがたく頂いた。
