
野田市のオークション会場から、ベンツSL500・下向きトランクの解錠依頼。ディーラーさんからのご紹介でした。
オークション会場に到着してみると凄まじく大きな会場に驚いた。どこら辺に該当車輌があるのかも全く見当が付かない。客さんに連絡し誘導して頂くがなかなか辿り着けない。車が多すぎて似たような風景すぎるのがその要因。
ちょっと時間がかかりましたが何とか合流。そこは敷地全体が平地で遮蔽物の一切ない駐車場。作業を始めるも、あちこちに反射し目を直撃する光に苦戦を強いられる。目、目が痛い、日影が欲しい…と念じていると何故だか突然日陰になった。何だかよく分からないがこれ幸いと一気に揃える。解錠した手応えを感じたので日陰の元であろう方向を見ると、そこには2m近くありそうな黒人の方が僕を覗き込んでいた。目が合った瞬間「なにしてんの?」と流暢な日本語で話しかけられる。「え~と、鍵をトランクに閉じ込んでしまったので開けてます」「開く?」「もう開きますよ」「ウっソ~!」「いえいえ、もう開いてますから」「マジで!?」「マジです」そしてシリンダーを回しトランクを開けた。「スッゲー!ちょっと待ってて帰らないでね♡」そう言い残し何処かへ行ってしまった。何だろう…?と疑問符で頭が一杯になる。
全ての手続きが終わったので辺りを見回してみると、遥か彼方で手を振る先ほどの方を発見。満面の笑みでこちらに走って来ている。そして「いや~お待たせ、私こういう者です」と名刺を渡された。そこには自動車修理・販売を行う株式会社の名前があった。僕も名刺を渡し暫し話を聞かせていただいた。内容は、自社で扱っている車輌を整備中等にインロックをする事が稀にある。外車や最近の日本車は開けるのに苦労する事が少なくない。つい先日もBMWでとても苦労した。御社がサクッと開けられるのならその時はお願いしたい。と言う事でした。こちらとしてもありがたい限りですので、何かあった際には連絡下さいとお伝えし別れた。
最後に交わした握手。物凄く大きく厚い手で僕の手が子供みたいでしたw
