
夜、荒川区からGMCサファリの解錠依頼。
指定された駐車場に到着しお客さんと合流。事前確認をし作業に入ろうかと言うところでお客さんの携帯が鳴る。聞こえてくるお客さんの声は幾分語気が荒い。何やら揉めている様な雰囲気。こう言う時は邪魔をしてはいけない。お客さんの視界から外れひっそりと待つ。暫くすると気にされたお客さんから、作業を始めて下さいとのジェスチャーを頂いたので車輌まで移動した。
さて、今回のサファリにはピッキング不可な錠が付いていた。と言う事で解錠手段はトライアウトを選択。大量の鍵束から最初の一束を取り出して一本目を挿す。そして回転方向に力を加える。クルリえ! 回ってしまった。1本目で開くなんて予期していなかっただけに理解不能な動揺に包まれる。何度もクルクル回しながら軽く混乱。そして何故だか分からないが2本目を挿してみた。クルリぬぉっ! 二本目でも開いてしまわれますか。もしかしてこれは錠が壊れてるのかもしれない。急激に冷静さを取り戻し三本目を試してみると…流石に回りませんでした。
で、一本目と二本目をまじまじと眺め仮説を立ててみる。それを裏付ける為、二本とも他の扉で試すと1本目しか回らない。この原因は錠の摩耗かと思われます。近い将来壊れて開かなくなるかもしれないので、修理する事をお客さんには推奨させて頂きました。
トライアウトは確率論を持ち出さなければならない部分があるので、一本目で回った時には驚き過ぎて理解を超えました。
