
「な~んか最近調子が悪いんですよね」と、GOLFⅢのバッテリー上がりをしたお客さんが言われた。今回のトラブル原因は室内灯の消し忘れ。それ以外に最近何となく調子が悪いらしい。アイドリングが不安定になったり一瞬エンジンが止まったようになるとの事。何らかの不具合が発生しているのかも?
取りあえず残電圧を計測すると乾電池程に低下している。ブースターを繋ぎセルを回すと始動に問題は無かったが、エンジン音がバラついているように感じる。やはりお客さんが言われたように調子が悪いのかもしれない。そして発生電圧を測っているとどこからともなくカラカラと、軽い金属音が聞こえるような気がした。何だろう?とエンジンルームを見渡すと右から2番のプラグキャップが踊っていた。
一旦エンジンを止めプラグキャップを抜いてみる。中を覗いたが留め金が広がっている感じはしない。もしやと思いプラグを触ってみるとグラグラで、手で回して見ると抜けてきた。プラグを抜いてネジ山を確認したがナメている感じはしない。慎重にプラグホールにねじ込んでみたがエンジン側もなめている印象は無い。と言う事は単純に緩んでしまっただけのようです。再度プラグを取り外し潤滑剤をネジ山に吹いてレンチで組み付け。プラグキャップを取りつけてエンジンを始動すると、先程とは打って変って安定したアイドリングになった。不調と感じる元はこれだったのかもしれない。
ですが、プラグに蓄積するカーボンが多く何より電極の角が丸くなっていた。その上、シーリングワッシャーは完全に潰れ切っていたので、お客さんにはバッテリーと共にプラグも交換する事を推奨しました。
プラグが緩んでいると言えば20代の頃乗っていたセローを思い出します。なんでかと申しますと、ある時信号待ちでプラグキャップが踊っているのを発見。(セローはエンジン右側にプラグがあり簡単に見えるのです)で、つい触ってしまったんですよ。そうしたら…バチッ!!と見事に感電しましたw原因はプラグキャップの不具合と後に知る事に。で、電装系を触る時はエンジン停止が基本だと、心と頭と指先でその時激しく再認識したのでした。
