
夜、フォード・エクスプローラーのガソリンキャップの解錠と給油依頼で埼玉県深谷市まで。
お客さんと合流し給油キャップを見ると、鍵穴のところに何故だかガムテープが貼ってあった。”これはなんだろう?”と思ったところで「あ、そのガムテなんですが、以前給油キャップの鍵を無くして解錠してもらった時、鍵を壊して貰ったんですよ。で、今までは自然と回らないようにテープで止めていたんですね。でも最近時々回っている事があって、その度に指で戻していました。でも今日に限って戻らないんですよねぇ、なんででしょう??」とお客さん。と言うことは現在この給油キャップの錠前は壊れている??そう思うと色んな妄想が矢継ぎ早に脳裏を駆け巡り、最悪のシナリオがどんどん色濃くなってきた。 ちょ、ちょっと落ち着こう…ハァハァ ”ではお客様、その鍵屋さんはどのような壊し方をしましたでしょうか?”と聞いてみる、すると「スミマセン、壊すのを見てなかったんですよ」と申し訳なさそうに言われた。 ”と、取りあえず鍵穴を覗いてみよう”と一人勝手に焦っているのを悟られないようにしながら中を覗く。すると以外にも普通の状態で破損は見受けられない。”あれ?普通にピッキングできるゾ?? ん?ここまでは壊れてないみたい。 おや?錠前が回ったぞ。 もしかして錠前が回っても開かなかったりするのか?”とキャップを回してみるとクルリと普通に回り、ポロンとガソリンキャップが抜けた。そしてぽっかりと開いた給油口を見つめながら思ったのです「錠前は壊れてない」と。
どうやら前の鍵屋さんは「最悪壊しても宜しいですか?」とお客さんに聞いたものの、普通にピッキングで開けていたみたいです。で、鍵を紛失していたのでガムテで止めて解錠状態から戻らないようにしていた。お客さんは普通に使えるのでそのまま使用していた。そして月日が流れテープの粘着力が弱まりはじめ、時々鍵穴が動き始めた。でも完全に戻ってなかったので簡単に解錠位置に戻せた。でもとうとうロックの位置まで戻ってしまい鍵としての機能を取戻しガソリンキャップが開かなくなってしまったと言う事だと考えます。お客さんには、このまま使っているとまた開かなくなるので、キャップの鍵を作るかアッセンブリ交換をお願いした。
日本車では見かけない、と言うかアメリカ車では一般的な鍵付きガソリンキャップ。随分前に見たフォードさんの記事には「ガソリンキャップを廃止する」って書いてありました。現状はどうなっているのでしょうか?ちょっと気になります。
