
深夜、クイックデリバリーの解錠で都内某所まで。
現着するとお客さんは薄手の長袖Tシャツに半ズボンでかなりの軽装。今年は猛暑だったとは言え、流石に10月半ば過ぎの深夜は結構寒い。お待ちの間寒かったのでは?と思いこれ以上お待たせしないようサクっと解錠を完了させた。
書類にサインを頂いてる時、到着までお待たせして寒くありませんでしたか?とお客さんに聞いてみると「いえ、全く寒くないっすよ。いやマジで。強がりじゃなくて」と言われる。そして「北海道生まれだからですかね、これくらいじゃ全然寒くないですよ」と続けられた。北海道生まれとは僕と同郷ではないですが。ついついうれしくなり僕も北海道生まれで○○市で育ちましたとお伝えすると、なんとお客さんも同じ市の生まれ。「いや~偶然ですねぇ」とその後も地元の話しで盛り上がっていると、なななんと!生まれた年も同じ事が判明。学校は違いますが同級生でした。
僕の故郷は16~17万人程の地方都市。お世辞にも人口が多いとは言えない所ですので、田舎を離れてから同じ市出身の人と偶然に遭遇した事はありません。そこの出身と言うだけでも僕的にうれしいのに、尚且つ同じ年齢=同級生と言うのは超が付くほど親近感が湧きまくります。
それにしても凄い偶然にちょいと興奮気味。ですが外気温はどんどん低くなり次第に興奮も冷め、寒さを感じ始める。そこで、お客さんは全然寒くないと言ってますが僕は結構寒く感じます、お客さんと違い僕は歳のせいで弱ったのかもしれません とお客さんに伝えると「そりゃアナタ、バイクだから寒いんですよw 僕も車じゃなきゃこんな恰好してませんってw」と笑われてしまいました。確かに僕はバイクでした。
お客さんを見送ったあと見上げた空は、冬の色をまとい始めていた。もう間もなく北海道は長い冬に入る、そして東京も冬になる。あぁそうだ、オーバーパンツ用意しておこう、と思った10月の夜でした。
