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意外な原因

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ダイハツ・ソニカのバッテリー上がりで電圧を確認すると、限りなく0vに近い数値をテスターは示した。お客さんに前回車に乗ったのどのくらい前ですか?とお聞きすると「一週間前に妻が乗ったのが最後です」との事。残電圧を考えると何か消し忘れがあった可能性が高い。続けて作業を進めようとしたところでお客さんが「実は先ほど友人の車とバッテリーを繋いでみたのですが、何故だかイグニッションが回らなかったんですよ。その上イグニッションがオフにも出来なくてアクセサリーから全く動かないんですよ」との事。むむ?どういう事だろう??完全放電でセキュリティーがかかっているのだろうか?それともスマートキーのトラブルだろうか?と考えていると「妻曰く、車を降りる時スマートキーが働かず、メカニカルキーでドアのロックをしたと言っているのですが何か関係がありますか?」とお客さん。と言う事はスマートキーシステムに何らかのトラブルが発生しているのだろうか?もしかすると搬送になるかも?と思いながらも一通りトラブルシュートをしてみる事に。取りあえず電源が全くない状態ではイグニンションをオフにする事ができた。そしてリセットの意味合いで一旦全てのドアを施錠。それからブースターを繋いだ後リモコンでセキュリティーを解除。ドアを開けてイグニッションをオフからオンにするとインパネに違和感が。あれ?なんか変だと覗き込むと、シフトポジションを示す表示が”D”となっていた。これはもしやドライブになっている??とシフトを見てみるとドライブに入ってました。なるほど原因が判明。セルが回らなかったのはドライブに入っていたからでした。そしてバッテリー上がりの原因もドライブのままなのでイグニッションをオフに出来なかった為と思われます。そしてスマートキーが働かず自動でドアがロックされなかったのも、ACCのままだったのが原因かと思われます。

問題が特定されてお客さんは大きな溜息を一つ。そして「うちの奥さんは免許を取って以来ペーパードライバーだったのですが最近運転を始めたんですよ。一度ちゃんと車の説明した方がいいですよね?」と僕に聞かれた。日進月歩で車はどんどん進化してます。新しい機能は便利ですが、しっかりと理解していないと思わぬトラブルの元になります。僕としては旦那さんの説明が必要かと思われますとお伝えした。昔の車の常識は今の車に当てはまらない事は多々あります。そう考えると、昔のシンプルな車しか知らない人にとって今の車は、運転を除くそれ以外は多機能過ぎてちょいとだけ難しいのかもしれません。

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