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朝から忙しく走り回り一息ついた昼前、さいたま市よりフォード・フォーカスの解錠依頼が入った。兎に角お急ぎとの事で、現地の場所だけ確認し高速に乗った。

現場は駅に程近い線路際。該当車輌を探しながらゆっくり走っていると、道を塞ぐシルバーの車輌が見えた。近付くと依頼車輌でした。お客さんは小さな子供を連れたお父さんで、車に子供を乗せようとしていたところインロックしてしまったとの事。挨拶を交わし、少し話しをさせて頂いている最中にも、塞いでいる道を通りたい車がやってくる。その度にお客さんや僕が走って行って原因を説明し引き返して貰った。これは急がねば!とやってくる車の事はお客さんへお任せし、僕はアブロイキーを猛烈な勢いで解錠した。

さいたま市から戻って数時間、今度は葛飾区某所からフォード・フォーカスの解錠依頼が入った。夕方で激混みの水戸街道を直走り現場へ向う。現場は細い路地が入り組んだ住宅街で、一方通行も激しく入り乱れている為難易度が高い地域です。そろそろ現場近くかな?という十字路に、携帯を握りしめた薄着の男性が立っていた。頂いた住所からは結構離れているでお客さんではないだろうと思いましたが、一応気になったので電話をしてみると、予感的中お客さんでした。それにしても現場からは随分と離れているので、こちらまで迎えに来て下さったのですか?とお聞きしてみると「僕の車が道を塞いでいて、ここで迂回して貰わないと駄目なんですよ」とお客さん。先を見ると道を塞ぐシルバーの車が遠くに見えた。

巡り合いではありますが、一年位触れる機会がないのも珍しくないヨーロッパ・フォードのアブロイ装着車。それが一日に2台、それも同じ車種の同じ年式で色まで同じでした。そして何故か同じように道を塞いでいた。んん~…色々と珍しい事が重なりました、もしかしてこれは何かの啓示?

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