
GMC・ヴァンデューラの解錠依頼。随分と暫く振りのトライアウトです。
トライアウトの時は毎回1本目を挿す前「これで開かないかな?」と考えるのですが、当然の如くそう簡単には問屋が卸してくれません。簡単に一発解錠が出るほど低い確率じゃないのは分かってはいるのですがつい思っちゃうんですよね。
作業的に単純だからとただ闇雲に挿しては抜いてを繰り返すだけでは効率がよくありません。時々訪れる”開きそうな感触”を感じると他のドアで試してみます。他の鍵穴で試してみて更に好感触の場合は、その鍵に似た形状のトライアウトで開くことがあります。また超好感触の際、あんなことやこんなことをやってみるとサクっと開いたりする事も。でも「そういう場合もある」ってだけで全てに確証はありません。それがトライアウトの難しいところだったりしますし、何をやっても開かない事も事実としてありますし。
そんなこんなで作業を始めて30分。気温が低い為トライアウトキーを掴む指が痛くなってくる。そして残りを見てみるといつしか8割方が終わっていた。最初の1本目で開くこともあるって事は最後の1本で開くこともある筈なのに、何故か残り少なくなってくると不安になってしまう。理解している筈なんですがネガティヴになってしまうんですよね。で、最後の一束で諦めの度合いが高くなったラスト12本目。それをザクっと挿すと指先に超好感触が伝わってきた。これは行けるかも?と他のドアで試してみるとあっさりと鍵が回ったのでした。その後、他にある鍵穴で試してみましたが何処も回りませんでした。それを踏まえて考えると、漫然と作業をしていたら倍の時間がかかっていたところでした。
単純作業だからとついつい集中力が途切れがちですが、全く気が抜けないのがトライアウトと言う解錠方法。毎回思うのですが奥が深いと言うか懐が深いと言うか。特に鍵の仕組みとトライアウトの仕組みをイメージしながらってのが重要だなと思うのでした。
