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作業前には説明書を読もう

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つい数日前の休日。文京区某所で呑み会予定があったので、ついでにパソコン関連の細々としたモノを買おうかと少し早目に秋葉原に向かった。秋葉原駅に到着したが滅多に電車に乗らない為全力で方向感覚を消失、うっかり出口を間違えてしまった。毎度の事に少し苦笑いしながらも目的のお店がある電脳街へグルっと遠回りで向かった。

陽の落ちた中央通りを歩いていると、ホンダ・フィットの脇でしゃがみ込む人が見えた。職業柄なんとなく気になり通り過ぎ様に何をしているのか見てみると、左のフロントホイールを外していた。パンクしたのでスペアタイヤに交換してるんだなぁと思いながら通り過ぎようとしたところで、ジャッキがジャッキポイントにかかっていない事に気付いた。立ち止まり屈んで車体の下を覗くと、車体奥の車軸の下にジャッキがあるのが見えた。ジャッキをかける上での知識としては正しいかもしれないが、フィットの車載ジャッキを使用するに当たっては誤りである。それにしても車載の短いクランクでハブにかけたジャッキをよく回せたなと少々感心してしまった。そのまま通り過ぎようかとも思ったが、ジャッキの状態が気になったので離れた所で作業の進捗を見ていると、今度はスペアタイヤを裏返しに装着するのが目に飛び込んできた。流石に裏返しでは物理的に付かないだろうと思っていると、何となくネジが締まるようで、そのまま取り付け始めてしまった。ええっ!!マジでその状態で付くんですか?!と正直びっくり。でもこれってジャッキアップしてるから何となくタイヤハウスに入っているように見えるけど、ジャッキを降ろしたらタイヤハウス内に収まるとは思えない、そう思ったところでグラっと車体が後ろへ動き最悪の状態が脳裏を過った。これは結構やヴぁいかも!?と車体下を覗いてみると、ジャッキが斜めに傾き始めていた。作業している人は没頭していて気付いていないらしく、地面に胡坐をかいてスペアタイヤを裏返して付けようとしていた。万が一この状態でジャッキが外れでもしたら両膝を車体に挟まれるのは容易に想像できる。ヘタをしたらディスクローターで脛が… 想像しただけで背筋が寒くなり色んな意味で限界と感じたので、大きなお世話とは重々承知で声をかけた。

車輌の説明書にはジャッキポイントやタイヤ交換の方法が細かく載っています。万が一ご自分でスペア交換をされる際は、説明書を一読された後、事故の無いよう安全にお願いします。

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