
まさに激動の一年だったのだろう巷から聞こえてくるニュースはどれも皆、一様にショッキングだった。東北大震災・中東の革命・ギリシャ危機・タイの大洪水・北朝鮮指導者の死去
世界の出来事、日本の10大ニュースをどこか人事に思えてきたのはとりもなおさず、我が身の周辺が穏やかだったおかげに他ならない。世界中に激震が走ろうとも、自分の周りの大きな出来事がそれらを凌駕する。
助人は今年も淡々と業務を遂行し大きな潮流の隙間の中でポツネンと日々を過ごしている様な気がする。震災で被害にあわれた方々には、最大限に遺憾の気持ちを持ってはいるが当時のガソリン不足には辟易した記憶のほうが強烈だった。毎時間鳴り続ける電話の向こうから寄せられる「ガス欠救援」の依頼それらをお断りしなければならなかった当時の現実。ともすれば自分らの出動さえ危ぶまれていた。
水が売り切れ、トイレットペーパーが底を尽き食品がコンビニから消え失せたあの数日間を「いったいなんだったんだろう」と思い返す。まだ一年もたっていないのに。夜の街は灯かりが間引かれ、出動の道中ですら不安を覚えるほどの暗さ。
現代の脆弱さを痛感し、その上に成り立つこの瞬間の連続を「普遍」と取り違えていた自分の幼稚さを恥じ入るばかりだ。
本年も助人とお仕事の御縁がありました皆様への感謝を、来たる年への成長を以って表したいと願っております。ありがとうございました、そして良いお年を。
