
午前中、トヨタ車の解錠依頼で指定マンションに到着すると、小さなお子さんを連れたお母さんがお待ちだった。今回のインロックは、携帯から家の鍵まで入ったバックも閉じ込んでしまった為、「ある意味現代社会の生命線を絶たれた状態で途方に暮れました」と溜め息をつかれた。
何にせよ携帯がないので何処へも連絡が出来ない。一番頼りの旦那さんは元より、実家にしろ、友達にしろ、はたまた保険屋さんにも連絡が出来ない。そして小さな子供はおとなしくしてはくれず、活発に動き回るのでどうしてもそちらに気を取られて、どうして良いのかの考えがまとまらない。何度も何度も考えがリセットされてしまう。堂々巡りの繰り返しで考えがまとまらず、軽くパニックになりかけた時に同じマンションの友達が通りかかった。直ぐさま現状を伝えヘルプミー。偶然にも友達とお客さんは同じ任意保険の代理店だったらしく、その後はスムースに事が運び僕が到着したいう塩梅です。
解錠を終えると、丁度子供がトイレに行きたくなり、書類などの手続きの前に一度部屋に戻る事に。外で待たせるのは悪いので部屋まで来てほしいと言われましたので、書類を書きながらお客さんの後に続きマンションの中へ。部屋の中に入って待って下さいと言われましたが、流石にそれはお断りして玄関前で待つ事暫し。お客さんがビールを持ってドアを開けられた。「一時はどうして良いのか分からずパニックになりました。今日は本当にありがとうございます。これ大したモノじゃありませんがお礼です。冷えてるので直ぐ呑めます、遠慮なさらずお呑みになって下さいね」とアサヒのドライと僕の大好きなギネスを差し出された。流石にその場で栓を開ける訳にはいかず「ありがとうございます今夜の楽しみにします」とありがたく頂き拠点へ戻った。
時々ギネスが呑みたくなってイングリッシュとかアイリッシュとかの名が付くパブに行くことがあります。でもお洒落な所は苦手なので、場末感と言うか人生の縮図が交錯するような所を探して行ってます。そう言えば、ギネスの缶ビールにはフローティング・ウィジットなるビー玉みたいのが入っていて、これがギネス独特のクリーミーな泡を作る秘密とかなんとか。貰ったギネスを呑んだ時に缶を開けて見てみようかと思います。
