
埼玉県某所の山の中、メルセデスC200コンプレッサーのトランクインロック。拠点から約80kmの距離があったので、お客さんには90分程お待ち頂く事になるが、結果としてご了承頂けた。逸る気持ちを押さえて高速に乗る。
道すがらは微妙な渋滞が続いていた。詰まっていても一定速度で流れていれば然程でもないが、加減速が延々と続くと酷く疲れてしまう。車線毎の流れが余りにもチグハグデ、隣の車線の流れに釣られると前が詰まっていて強めのブレーキをかける羽目に。またその逆もあり隣の車線で急ブレーキが頻発していたり。
そんなこんなでも何とか最寄インターに到着。あとは一般道を15km程、30分の道のりです。
インターから遠ざかる事数分、突然肌に冷気を感じた。気持ちが良いなぁと辺りを見回すと、右は緑が深い森が迫り、左手には川が並走していた。ついつい本来の目的を忘れそうになるような自然の中、トルク寄りの走りで、控えめだけど歯切れのいい排気音をさせながら現場へ向かった。
お待ちのお客さんはご家族連れ。川で遊ぶ前に昼ご飯の用意しようとスーパーに寄ったところ、誤ってトランクに鍵を閉じ込んでしまったようです。昼過ぎまではまだ余裕があります。僕が到着するまでのロスはあるかもしれませんが、速攻で開ければ川でのご飯も、遊んで帰る事も可能と思われます。「でもこの車のトランクは難しいんでしょ?」と心配されるお客さんには、最大限の努力をしますとお伝えし、先にリクエストのあったドアを速攻で開けた。
その後、無事にトランクを開けて時計を見ると正午前、川遊びも問題なさそうです。下を向いてゲームで遊んでいた子供達も表情が明るくなり、僕もホっと一息です。
帰りはのんびりと来た道を引き返す。途中、来る時は気付かなかった苔むした壁があったのでバイクを止めてパシャリと一枚。苔の濃厚な緑が目に涼しい。エルニーニョ現象の影響で冷夏になるのでは?と言われてるけど、なんだか今年も暑い夏になりそうな予感がしないでもありません。
