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猫レスキュー・其の一

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エルグランドのインロック、ついでに車の下に猫がいるので追い払って欲しいとの依頼。猫が下にいる?どう言う事だろう??下にいるくらいならそんなに気にしなくても、エンジンかければ熱さで逃げていくのではないだろうか?とか考えながら現場へ。

お客さんと合流すると「あのですね、この辺にいるっぽいんですよ!」と鍵を取り出しドアを開けた。えっ!インロックと聞いてたのですが違うのですか??と僕が驚くと「はっ? いえいえ猫が車の下に入って激しく鳴いてるんです!って言うより車内にいるような声なんです!!それがもう悲痛な叫びで死にそうなんです!!」とかなり怯えている。ちょっと混乱してポカンとしていると傍らにいた旦那さんが詳しく話して下さった。

奥さんが駐車場から車を出して走る事10分のスーパーに到着すると、突然足元から激しい猫の鳴き声がしてきた。それは悲痛で尋常じゃない鳴き方。怖くなった奥さんは旦那さんと一緒に車内全般から車体下まで隈なく探した。でも猫は見付からず、その間も激しい鳴き声だけは聞こえていた。二人ではどうしようもないのでお巡りさんに来てもらい、ジャッキアップまでして探したが猫発見には至らず。その頃になると少しずつ弱くなっていた鳴き声は完全に聞こえなくなっていた。鳴き声しなくなったし、見付からないし、もういなくなったんじゃない?とお巡りさんは帰ってしまったが、車体を叩くと「ニャ ニャー …」と微かに聞こえる。やっぱいるし、死にかけてるっぽいし、何とかして欲しいとレスキュー(ロードサービス)に連絡、僕が呼ばれたと言う塩梅です。依頼内容と違うのでアシスタントさんへ確認すると、それならば申し訳ないけど何とか猫を見つけて取り出して欲しいとの事。でもお巡りさんも含め皆さんが散々探しまくったのに見付からない、それが正直見付けられるかどうか… でもお客さんは困ってる… 兎に角出来る限り頑張ってみますが解決出来るとは限りません、その際はご了承ください。と言う事で猫探しが始まったのでした。

其の二へつづく

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