
ヤマハ・マグザムのガス欠依頼。
ガソリンを買って現場に行くと、マグザムのリアタイヤの空気圧が低いように見えた。給油しながらお客さんにリアタイヤがパンクしてませんか?と聞いてみると「あっ…あれなんですけど、どうもパンク修理に失敗したっぽいんですよね」と言って溜め息をつかれた。
先日、自宅へ戻ってマグザムを停めると「シュー」っという音が聞こえてきた。嫌な予感を感じつつも音の元を探すと予感は的中でリアタイヤに釘が刺さっていた。バイク屋さんへ行くのも面倒だったので自宅にあったパンク修理キットで修理をし、その日はセンタースタンドをかけたままにしておいた。翌日、出勤して会社に到着するとまた「シュー」っと嫌な音。またパンクかよ!とタイヤを見てみると、どうも昨日修理したところから漏れているっぽい。取りあえずはそのままにしておいて、帰る時に空気を満タンにして自宅へ。そしてまた昨日と同じように修理。その翌日の今日、取りあえず会社に着いても空気が漏れている雰囲気は無かった。ところが帰る時、空気が減ってかなりタイヤが潰れたいた。昨日の修理も失敗したようで、漏れているのは修理痕からだった。
刺さっていたモノ、刺さっていた角度、修理のし方と修理材について教えて貰うと、僕はある事に気付いた。お客さんが使った修理キットには、加硫剤(接着剤)不要タイプの修理材が入っていたようで、説明書にも接着剤がなくても修理可能と書いてあったらしい。でお客さんは説明書を熟読後、指示に従い釘を抜いてリーマーでパンク穴を均す。その後、インサートツールで修理材を挿入。数ミリ残して修理材をカットして後は空気を規定値迄入れ終了したようです。ここで一つ気になるのは、修理後にお客さんは走行していない事。確か加硫剤不要タイプの修理材は、走行時の熱で加硫作用が発生しタイヤと修理材を結合させる筈。なので修理後は直ぐに走った方が良いと記憶してます。修理後走る予定が無い場合や、より強力な接着を求めるなら加硫剤を使うのがベターかと。
「今日は修理した後に走ってみますね」と言っていたお客さん。既に2回失敗しているので次は加硫剤を使うかバイク屋さんへ行く事をお勧めしたのですが「悔しいので最後にもう一度だけやってみる」との事。
果たしてマグザムのお客さんは修理に成功しただろうか? 最近立て続けにバイク2台で3回もパンクした僕としては気になります。
