
埼玉県某所の駐車場でリンカーン・LSの解錠予約。指定されたタワーパーキングに到着後、グルグル登りながらLSを探すと最上階で発見したのですが、何かちょっと変な感じなんですね、LSの周りが。そこは優に50台は停められるフロアなのに、何故かLSも含め3台だけが固まって停まってるのです。ガラーンとしたその空間で一か所に固まってるのは妙な感じを受けます。その仲良く並ぶ3台を見ていると、ふと昨年夏のある出来事を思い出したのです。
その日僕は八戸発→苫小牧行の早朝フェリーに乗る為、東北道を夜を徹して走っていた。小気味良いトルクを発しながら走るVTR1000SP2。その乗車姿勢はハッキリ言って土下座スタイルなんですが、ノーマルのハンドルは意外と近く、ステップも低目なので個人的にはあまり疲れません。なので22:00に東京を出発したあと一回の給油以外休む気が起きず、気付くと2:00頃、一関付近へ到達してました。今までの調子で走って行くと八戸で時間が余ってしまうのは目に見えていたし、そろそろ給油の必要もあった。では小腹を満たした上で時間調整をしようかと前沢SAに寄る事にしたのでした。
時間も時間なのでサンドイッチとコーヒーで小腹を満たした後、満点の星空を眺めたり放し飼いのウサギを目で追ったりしていると、下っ腹に急激な蠕動運動が発生。少し冷えたかな?と考えてる間にトルクを増していく腸運動。とても放置出来ない雰囲気を醸していたので誰もいない静まり返った深夜のトイレへ向かったのでした。
シーンとしたトイレの一番奥の個室に入りホッと一息。用が終わっても暫しボーっとしてると、コツコツと人が入ってくる足音が聞こえた。特に意味はないけど、なんとなく息を殺して聞き耳を立てていると、足音は奥までやってきて僕の隣の個室に入った。深夜の稼働率の低いトイレ。確か個室は10個位はあったと思うが、間隔を開ける事無く隣に入ってくるのって何? これってもしかして【トナラー】か?と考えたが、その後に聞こえてきた荒い息遣いに恐怖を覚え、上からガチムチのアニキに入って来られても困るので、ベルトを締めるのもそこそこ急いでトイレを出たのでした。 ※荒い息遣いは車酔いで吐きそうな人だったのかも?
そんな昔の事を思い出しながら眺める3台。やはりLSの両脇2台がトナラーに思えて仕方がないのでした。
