
最近、バイクに乗っていると何となく漂うケミカル臭を感じてました。それはたまたま通りかかった場所や、前を走る車から漂って来るモノと思ってたのですが、いつも同じ臭いがするし、一度その臭いを感じると暫く続くので、もしかして自分のバイクから出ている臭いなのか?と半ば思い始めてました。その臭いはガソリンでもないしブレーキフルードやエンジンオイルとも違うとてもケミカルな感じです。
変な臭いに気付いたのは今年に入ってからですが、臭わない時は何週間もしないし再現性もないので、気のせいと思うようにして放置してました。とは言いながらも、やはり臭いがすると気になるので時々バイク舐めるように眺めまわしたり、クンカクンカと臭いを嗅いだりしていた訳です。
そして数日前、洗車した後にエンジン付近から薄~い緑色の水が垂れているのを発見。それは水冷のバイクや車に乗る人にとってはとても面倒な事が待っている可能性を秘めている色です。嫌な予感を感じつつもペンライトで狭い狭いVバンク奥をつぶさに観察してみると、ホースやなんやかやで入り組んだ奥の奥でクーラントの漏れ後を発見し軽く絶望です。
グズグズ言っても仕方がないし、理由が分かったのなら放置も出来ません。という事で休みの日、パーツ注文をする為に漏れ場所の特定を行いました。
正直に言うと、V型4気筒のVバンクの奥へ辿り着くのは手間がかかります、非常に面倒臭いです。これがV2だ少し気が楽なんですけどね。と文句垂れても自然治癒はありえないので黙々と作業を進めます。まずはシートを外して左右のカウルも外します。タンクを持ち上げエアクリーナーボックスを撤去。露出したスロットルボディーの隙間から冷却ラインを観察すると、濃い緑に染まる漏れ場所を発見。それはサーモスタットからフロントバンクに接続されるホースの根本でした。ホースを止めているバンドはスロットルボディーを外さなくても締められそうな雰囲気。長く細いドライバーで問題のバンドをキリキリと締めつけます。その後、他の漏れを探したが見付からず、漏れはその一か所だけだったようです。スロットルボディーを外さずに済んだのはこれ幸いと、外した部品諸々を戻してエンジン始動。目視で確認しましたが漏れは止まったようです。でもこれで完治とは思わず、暫くはクンカクンカして様子見します。
クーラントが漏れる時の臭いと言えば【カブトムシの巣】ってイメージでしたが、最近のホンダさんのクーラントは巣の臭いがしないんですね。以前のようにプンプンと臭い過ぎないのはいいのですが、漏れに気付き難いかもしれません。でも臭いの特徴は覚えたので、次にあのケミカル臭がしてきたらクーラント漏れに気付く事と思います。漏れて欲しくはないですけどね。
