
ヒュンダイのパワーショベルのキーシリンダーが何故かスッポリと抜けてしまい、どうにもドアが開かないので何とかして欲しいとのご依頼。
キーシリンダーが抜けただけなら意外と苦労せず解決出来るかも?と思っていたが、実際キーシリンダーが抜けたところを見てみると、そこはぽっかりと穴が開いているだけで奥にあると想像していたモノが全くない。穴から見えるのはただの壁だけだった。これは難解な作業になるかもしれないとビビリながらも、ロックの仕組みを理解するべくフロントガラスから車内を覗いてみたが、中にはロックをかけたり外したりするスイッチやロッドの類が存在していない。更に車内のドアノブは上向きに付いたそっけない棒状の物体らしく、一般的な車の仕組みと随分違うようでした。
取りあえずお客さんに色々聞きながら仕組みを想像。意外とシンプルな事が判明したのは良かったが、すっぽ抜けた鍵穴やそこのドアからどうこう出来る要素が全くない事も分かった。こうなってくると後は車との知恵比べです。
お客さんの承諾を得て車に登り色んな角度から車を全体を観察すると、窓の仕組みが普通とは違う事に気付く。解決の糸口はそこにしかないであろうと言う事で窓からゴニョゴニョする事に。車体から落ちないように注意しながらゴニョリ作業を進めるが、これがなかなか上手く行かなくて「もうちょいもうちょい あー… 」(アッー!じゃないです)を何度もを繰り返した。段々もどかしくなってきて終いにはお客さんと二人モジモジしていた。それでもモジモジしながらも頑張った甲斐があり、5分後には無事ドアを開ける事に成功したのでした。
稀にご依頼を頂く建設機械。世のちびっ子に大人気のカニクレーンやアスタコは僕を含めたオッサン達にも大人気、働く機械はカッコいいのです。なのでこまつの杜に行ってみたいと思うオッサンは、きっと僕だけではない筈だと思ったりもするのでした。
