
ホンダ・オデッセイのインロックで現場に到着すると、ご依頼をされた奥さんが電話口で激しく怒っていた。あまりにも猛烈な勢いで激怒っているので取りあえず電話が終わるまで待つ事に。数分後の電話が一段落したところで、ピッキング解錠を行うと警報が発報しクラクションが鳴る可能性がある旨を伝えた。するとその事が更なる怒りのスイッチを押してしまったようでまた電話をかけて相手先(ディーラーさん)に激怒されていた。
作業の説明は済ませたけど解錠を始めて良いのか分からずオロオロしていると、旦那さんがやってきて何故奥さんが激怒しているのかを教えてくれた。その説明によると*最近カードキーを持っていてもドアが開かない事があった*その事でディーラーに持っていったら問題ないと言われた*開かなかったのはたまたまだったのかと思っていたらまた開かない事があった*直ってないみたいよ?と再度ディーラーに持って行ったらカードキーの電池を交換したのでもう大丈夫と言われた*やっと原因が分かったと喜んでいたらその帰り道でまた開かなかった*流石に今度は入庫して徹底的に調べて貰ったが故障は見当たらなかったということで引き取ってきた*その矢先で今度はインロック発生という一連の流れがあって奥さんが激怒したようです。
旦那さんから作業許可を頂いてピッキング開始、程なく解錠したので奥さんにもその旨を伝えドアを開ける。するとけたたましく鳴り響くクラクション、急いで車内からカードキーを取り出しいつもの一手順で警報を停止。旦那さんと奥さんと三人でホッと胸を撫で下ろした瞬間です。
一頻り落ち着いたところでカードキーをお借りして施錠解錠の動作確認をしてみると、やはり奥さんの言われる通りドアノブを触っても反応がない。何度もドアノブをニギニギしていると時々開くこともあるが開かない事の方が多い。一応助手席のドアノブで試してみるとこちらは百発百中で反応する。ってことは運転席ドアノブの接触センサーが故障しているのかもしれません。
点検時に再現性のないトラブルは、その原因がある程度固定化されるまで分からない事が少なくありません。まさに今回の不具合はそうだったのかも? でもインロックの直接的原因は他にあるかもしれません。取りあえず解錠後に奥さんの怒りが収まったのが何よりです。
