
とある平日の午前中、最寄拠点から60km程のところからキャデラック・エスカレードの解錠依頼。駐車場内でのインロックらしいが迷惑な場所に停まっているとの事。距離が距離だけに急いでくれとは言われませんがお急ぎなのは理解します。取りあえず防寒もそこそこ高速に乗った。
都心から外に向かうのでそんなに混まないだろうと高を括っていたら大間違い。高速道路としては都心から外に向かうのは全て下りかもしれないが、その土地の人にとってみれば上り方向になる場合もあります。降りるインター手前から怒涛の渋滞で痺れまくりです。それでもなんとかETCゲートを潜って外には出たが今度は幹線道路が激混み。現場までの下道は15km程残ってますが車列はピクリとも動きません。トレーラーに囲まれて身動きが取れず気持ちだけが無駄に焦ります。
ひーひー言いながらも目的地の病院に到着すると、確かにエスカレードはやばいところに停まってました。それは駐車場のゲート前、そこを封鎖する状態でした。でもお客さんは見当たりません。携帯も閉じ込んでいるので連絡をどうしよう?と思っていると近くにいた警備員さんが「キャデラックの人は今院内で受診中ですね。じゃぁちょっと呼んできますよ」と呑気な感じに教えてくれた。駐車場の入口塞いでるけど大丈夫なんですか?と聞いてみると「病院の裏側にも入口があるので大丈夫ですよ」との事。なるほど、だからちょっと呑気に構えてられるんですね。
とは言え、訳を説明して迂回させていた警備員さんがいなくなった途端に渋滞が始まる。それは見る見る伸びて数分で長蛇の列。先頭のサングラスをかけてジムニーに乗ってる爺ちゃんなんかイライラ加減が半端ない、超怖い。なるべくそちらを見ないようにお客さんを待った。
作業は速やかに、そして撤収も速やかに。立ち去り際、強面のお客さんは何も言われてなかったが柔和な警備員さんはジムニー爺ちゃんに怒られていた。その言われ方が結構酷くてちょっと可哀想だったので警備員さんには飴をあげました。
