
某ドイツ車のトランク解錠を終え、車のオーナーさんでもある某社長さんにコーヒーをご馳走になっている時の事。
社長さん、熱心に僕のバイクに付いて質問をされるので「バイクがお好きなんですか?」と聞いてみると「いや~恥ずかしながら趣味と言えそうなのがバイクなんですよ、と言っても整備とかは全然分からないんですけどね。まぁ立場的にゴルフとかは付き合いでやるけど正直バイクに乗ってるのが一番楽しい」との事。そしてニコニコと僕のバイクを眺めていました。
その後もバイクの話しをしていると「そう言えばこの前凄い事があったんですよ」と社長さんがニヤリと笑った。意味深な感じで何があったのか僕は興味津々です。
「この前、バイク仲間と連泊でツーリングに出かけたんですね。で、道すがらの高速パーキングへ一休みで寄った時、僕の後ろを走ってたヤツが『途中凄かったね!札が何枚も飛んでたけど見た?!いや~壮観だったよw』って言うんですよ。そいつは僕の直ぐ後ろを走ってたんだけど僕は札が飛んでるとこなんて見てない。なので多分それ勘違いだよって言ったのよ。そうしたらそのまた後ろを走ってたヤツも『いや飛んでたの見た』ってさ。じゃぁ君ら二人以外の仲間は見てるのか?と思って僕の前を走ってたヤツらに聞いてみたら誰も見てない。って事はやっぱ勘違いだよwwって笑ったのね、そんなことある訳ないって」
「その後、一頻り皆で笑った後、コーヒーでも飲もうかと思ってジーパンの後ろポケットに入れた財布を探したら…なぜが財布が無い。血の気が失せながらも全身隈なく探してみたけど結局財布が無かったんですわー…」
「で結論、僕の後ろの連中が見た宙を舞う札は僕の財布から飛んで行ったヤツだったのでしたww… 」
笑い話しとして社長さんは話すのですが聞いている僕の顔は引きつっていたと思われます。想像しただけでもあまりにも絶望的過ぎるので…
