
昨日の夕方、群馬県の尾瀬からメルセデス・E550のトランクインロック。流れの良い関越をひた走り沼田インターを目指します。
昼過ぎ位から不安定になっていた空模様は、夕方を過ぎてもアチらコチらで局所的な豪雨を降らせていましたが、幸いな事に高速上で雨に遭遇する事はありませんでした。ラッキーなのはもう一つあり、高崎インターを過ぎた辺りで『箕郷ふるさと夏祭り』の花火を見る事が出来たのです。毎年、なんだかんだで高速上で花火を見ていますが、予め知っている訳ではないので遭遇するとチョットだけ夏をお裾分けして貰った気分です。
その後、緩やかで長い登り坂で赤城山を越えると、何故だかまた花火が上がっているのです。位置的に高崎の花火とは違うので別の花火大会と思われます。何の花火か気になったので沼田インターで降りたあとに入ったガソリンスタンドで聞いてみると、『川場まつり』の花火との事。「まだ暫く花火は上がると思うので近くに行って観ていったら?」とスタンドの人に言われたけど僕は現場に向かい中、呑気に花火鑑賞している暇はありません。
そんなこんなでスタンドを出てから尾瀬に向かって一時間、どんどん気温が下がって薄着では耐えられなくなってきます。あまりにも寒くてお腹を壊しそうだったのでカッパを羽織ったりしながらも何とか無事に現場到着。
お客さんが宿泊していたのは、谷間の川沿いに設けられたどことなく懐かしい雰囲気を醸すログハウス風のコテージでした。
室内から漏れる柔らかな灯りとほんのり漂う蚊取り線香の匂い。虫の音を耳にしながら空を見上げると天の川も見える星空が広がっています。ウッドデッキのテーブルにはよく冷えたトマトと茹でたばかりのトウキビ。待ち遠しい花火はトランクを開けると直ぐに出来る筈。いつしか忘れてしまった夏休みがそこにありました。
速攻で開けたトランクに喜ぶお客さん一家、その姿を見ていると遠いいつかの夏休みを思い出します。両親と兄弟三人で採れたて茹でたてのトウキビを食べた思い出、それが蘇り、少しだけ胸の奥がキュンとしたのは僕が歳を取ったからでしょうか?
