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責任の所在

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とあるコインパーキングでの出来事。

そこは私鉄の駅に近いコミュニティーセンター向かいにある2台しか止められない駐車場。向かって左の精算機横のNo.1に軽自動車、右のNo.2にアメ車のセダンが停まっていた。僕はと言うと、その向かいのコミュニティーセンターで解錠を終えたところです。

コインパーキングの前に停めたバイクのところで缶コーヒーでも飲もうか考えていると、30代前半の主婦二人がやって来ます。何やら二人で楽しげに話しながらも精算機に直行したので車を出すところのようでした。

主婦A「迎えに来て貰って悪いねー、駐車場の料金は私が払うわね」主婦B「いいよー気にしなくもー」主婦A「でも悪いから払わせて」主婦B「じゃぁ半分だけ出してね、車は何番だっけ?」主婦A「えーっとね、2番」主婦B「ありがとー、2番ね」

お金を入れて暫くするとウィーンと作動音がしてアメ車セダンのフラップが降りた。それを見ててっきり軽自動車の方だと思い込んでいた僕はビックリです。この狭い駅前をデカ長いアメ車で通り抜けるって奥さん中々凄いですね、とか感心しているとなんだか二人の様子がおかしい。

主婦B「あれ?今フラップ下がる音したよね?」主婦A「うん、したした」主婦B「変ねぇ…」ここで主婦Aが車の前に来てアメ車のフラップが下がっている事に気付く。

主婦A「Bちゃん!隣の車のフラップが降りてるよ!」主婦B「えーっ!なんでそっちが下がってるのー!!」主婦A「2番ってそっちの番号じゃないの?!」主婦B「…あっ…」(自分の足元にある[1]に気付く)主婦A「…あっ…」(主婦Bの足元にある[1]に気付く)

下を見て沈黙する二人、僕は何も見なかった風を装い静かにその場を立ち去ったのでした。

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