
夜半、ホンダ・フォルツァの解錠依頼。番地までの現場住所を地図で確認すると、そこは広大な公園で、隣接するのは巨大なマンションと専門学校と隅田川。目印は専門学校向かいの隅田川沿いらしいのでそこへ向かいます。
「こんな夜にスミマセン…」と恐縮するお客さん。いえいえ24時間やってますので大丈夫ですよーと安心して頂く。「帰ろうと思ったところで突風が吹いてシートが閉まって…」と疲れ切った表情。きっとロードサービスに連絡するまで随分と苦労した事と思われます。「最初どうしたら良いか分からなかったので川沿いを歩いて自宅まで予備キーを取りに行こうかと思ったんですよ。あ、自宅は隅田川沿いなんですね。で、歩き始めて直ぐに家の鍵までメットインに入ってる事に気付いて絶望の淵に追いやられました」そう言って笑ってくれたので、少し落ち着いて頂けたようです。
隠しエマージェンシーシリンダーを顕にしていつも通りに解錠。ガッコンとグローブボックスが開くとメットインも開いた証拠。それを見てホっとため息をつくお客さんでした。
さて、なぜ夜には寂しくなってしまう川沿いにバイクを停めていたのか。その答えはスカイツリーの撮影ポイントだからのようです。あとで堤防まで登ってみると確かにスカイツリーが良く見えます。対岸のC2の灯りはそれほど邪魔にならず、何より辺りが暗いので川面に反射する光がとてもキレイ。言われる通り撮影にはもってこいかもしれません。
暫し遠くの夜景を眺めながら、そのうちスカイツリーを見ながら隅田川沿いを散歩してみたいな、と思ったりしたのでした。
