
夏のこの時期、とても忙しくなる自動販売機のベンダーさん。忙しさのあまりかインロックしてしまいご依頼を頂いた。
「僕もこの仕事を長くやっているのでインロックは初めてじゃないんです」と言われるお客さん。「ですから過去の経験を生かして閉じ込まない工夫をしてました」インロックすると時間の損失が大きいですから。「で、いくつかのパターンを試した末に行きついた対策を講じていました」ご自分に合った対策ですね。「そして今日まで何度か危うい時はありましたが無事に回避出来ていました」効果があったという事実です。「ところがですね… これを見て下さい、これ!」と運転席前へ誘われるとそこにあったのはワイヤーがドアに挟まれたキーリール。「最近、リールのリターンスプリングが弱ってたのは気付いていたんですが…」なる程、リターンスプリングが弱り、巻き取りが不完全だった為、運悪く車内に鍵だけが残ってしまった訳ですか。「車内の鍵が見えてるでしょ?このワイヤーに繋がってる訳でしょ?だから引っ張ると動くんですよ、鍵が」そう言ってお客さんがワイヤーを引っ張ると、鍵が動いて車内でカチャカチャと音がします。「これがですね、もぅもどかしいんですよ、ああぁぁあもうぅ!ってなりますw」そう言って大笑いするお客さん、凄く気持ちが分かります。鍵が見えているだけでももどかしいのに、更に繋がっているともなれば堪りませんよね。いやホントこの状態は堪りませんです。
と言う訳で、もどかしい状態はサックリ解錠で終わらせ、涼しげにシャキーンと決めたいところですが、超汗っかきな僕は頭髪のみならず顔面までも滝汗で、なんだか全て台無しな感じなのがどうにももどかしいです。
