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お手伝い券

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誰もが昔、幼い時に父親や母親の誕生日、もしくは父の日母の日に「お手伝い券」なるものをプレゼントした記憶があるだろう親としてわが子からもらった方もいるだろう。概ね小学校の就学時にはその贈り物も終わるのだが、隊長の末娘から手渡された最後の「お手伝い券」を見たときに驚愕した。末娘には6歳と年上の兄がいるのだが、手元にあるお手伝い券の文面には「兄(実際は名前)が、肩たたきをする券」「兄がおつかいに行く券」「兄が妹(自分)の面倒を見る券」「兄が・・と肝心の兄の了解一つなく全て兄が主体となって動く券だった。なんという画期的な発想だろう。隊長は末娘の行く末が不安になりつつも、いまも使わずにその券は保管している。助人的要素ゼロの話。

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