
近年の高級車(主に外車)はドンドン見た目のスマートさに磨きがかかってきている。いくつか思いつくものがあるが、とりあえずはドアノブ脇のキーシリンダーカバー。見た目に鍵穴が露出しているとスマートではないとの考えだろう 鍵穴が真下を向いてパッと見わからなかったりするものが増えた。最近のBMWにあるような鍵穴がカバーで覆われており、なおかつ そのカバー自体が手元に鍵が無いと取り外しが困難なタイプ。基本的にはバッテリーあがり時、車内に手動で入る流れの中で「手元に鍵はある。なぜならインロックしない仕様の車だから」という考え方なのだろう。 が 実際はインロックしてしまうので、なにか矛盾を感じさせる作りになっている。ユーザー自身が鍵穴の位置もわからない、カバーが外れるなんて知らなかった。外し方もわからない。この メーカーの考える理想と助人が対峙する現実の乖離が、インロック開錠の作業をどんどん面倒くさいモノに変化させている。イチ業者としてはそれも需要の一つと対応するが、そこにユーザーの使い勝手や理解は含まれていない。クルマ離れを叫ぶ前に複雑化する一方の構造を一考するべきかなと最近考える。
