
コンビニ駐車場でトヨタ・ウィッシュの開錠です。客さんの傍らにはご家族の姿、お母さんと5才位の男の子が待っていました。
「すぐ終わりますから」と告げて鍵穴を覗くといつもと違う風景、何かがビッシリと詰まってます。開錠工具で突いてみるとポロポロと少し出て来たので見てみると木片の様です。
お客さんに見せたんですが「覚えがない」そう、除去しないと開錠どころではないのでバイクから道具を取って戻ると犯人が判明していました。
「どうやらこの子みたいで…」お母さんの落とした視線の先には今にも泣きだしそうに頬を膨らませた男の子が、これはまずい…「大丈夫ですよ~(たぶん)」と愛想して男の子への風当たりをやわらげつつ、楊枝の破片撤去となりました。
奥までしっかり詰まった破片を掻き出しながら楊枝を詰めてカギが開く確率を考えてみました。ほぼ100パーセント無理なんですがゼロでは無い筈なんですよね。
…もし奇跡的な確率で開いていたとしたらこの子はヒーローだったろうか?いや、鍵穴が使えなくなるんでその後、やっぱり怒られるんだろうか?
爪楊枝開錠はロクな事が無いというのが確定したと同時にカギが開きました。
