
人は不安にとことん弱い生きものなんだろうと思います。ピッキング開錠においては、この弱さがてき面に出る訳です。
不安の中身さえ分かれば課題が見つかり行動に移せるんですがほとんどが現実逃避して負のスパイラルへ入ります。
開錠中に不安になると「適当にピッキングして偶然開かないかな」とか「何か裏技とかないかな」といった具合ですね。この逃避行は、自分の弱さやズルさを嫌というほど見せつけられて、理想とはかけ離れた自分を受け入れるまで続きます。
そもそも人は肝心な問題から逃げやすいんだろうと思います。現実を受け止めるのは何だか怖いような感じもするので、見て見ぬふりすることのほうが自然なのかもしれません。
開錠は、あるがままを受け入れて淡々と応じるだけです。手数の多いシリンダーは多いなりに、感触が薄いなら薄いなりに淡々と、どんなに不安になっても、たったひとつの勇気を信じるしかないですね。
正直、現実を受け止めるってそんなに怖いもんじゃないです。一番怖いのは見て見ぬふりすることだったりします。
