
助人サービスの優位性の中に自作開錠工具があります。既存の工具をカスタムというレベルではなく、ゼロから作るのでどこにも出回らない開錠工具です。
なぜ工具を作っているかというと、既存の工具ではピッキング開錠出来ない車種をピッキングしたかったのと、全体のスピードUPなんですが、可能なら隊員ごとのクオリティーの差を縮めたいというか、究極は新人隊員でもベテラン隊員にそん色ないスピードで開錠すること。これまで「腕」によって積み上げてきた部分を、工具にどこまで背負えるか挑戦中です。
しかしながら新人隊員向けに使いやすい工具を作れば作るほど、「腕」が担当してきた部分を短縮すればするほど、基礎的な知識や技術が不足していきました。スマホを手にしたら記憶力や学ぶ意欲が減った感じでしょうか。便利になった分、失うものもあるのかもしれません。
例えば、最新の内溝キーが5分で開けられるのに、昔の一般キーに10分かかったりするわけです。これは内溝キーのほうが難しいので、たくさん対策している分の恩恵が出やすいんですが、一般キーは昔ながらの腕で勝負するので経験の差が出やすいわけです。
最新のカギの研究をするとともに、今さら20年前の基礎も並行して進めていくという・・中々うまくいかないところが悩ましいところです。
