
ヤマハ・ドラックスター(2000~2016)のバッテリージャンプのご依頼がありました。
到着するとお客様は「バッテリーは新しく、快調に走行していたのに、突然になぜ?」と困惑のご様子であり、現場のガソリンスタンドで給油後、突然ドラッグスターはエンジン始動しなくなったと言われていました。
バッテリーの電圧を調べると12.40Vです。電圧は十分なのでセルボタンを押してみると、セルは全く回らず始動時の電圧降下もありません。これはキルスイッチを怪しいのではと考え、OFFにしてからONに入れてから、再度セルを回すとエンジンは問題なく始動して復旧しました。
お客様が給油中、何かがキルスイッチに当たってしまい、スイッチが切れてしまったのでしょう。お客様は「バッテリーではなく、これが原因で意外だった」と言われていました。キルスイッチは緊急用のエンジンの停止装置であり、OFFにすると点火装置の電流をカットするので、ライトやウインカーは点きますが、全くエンジンはかかりません。
実は私、お客様の気持ちが良く分かります。10代の頃に仲間とツーリングなど遊びに行き、休憩後の出発で全く始動せず、「遠方でどうしよう」と焦っていると、仲間の一人がキルスイッチをONにしてくれて始動できました。もちろん、スイッチをONにしたその人のイタズラです。なのでキルスイッチには少し敏感です(笑)
