
何度か研修を経験して、自分ではもう大丈夫だと思っていた。頭でも手順を覚えていたし、正直、自信もあった。
だからこそ、あの時、自分が初歩的なミスをした瞬間、すごく悔しかった。バッテリージャンプの作業中、たったひとつの基本を飛ばしてしまった。ほんの小さな確認。でも、それがどれだけ大事だったか、あとになって痛いほどわかった。
現場にはすぐ先輩が駆けつけてくれて、最後まで作業は問題なく終えることができた。その対応には本当に救われたし、あとから思えば、自分の未熟さも冷静さのなさも、全部そのときに出ていたと思う。作業は常に動画で記録していて、今回も例外ではなかった。
あとでその動画を見返したとき、自分の油断や思い込みがはっきり映っていて、恥ずかしくなった。そして、その動画は社内で共有された。誰かが同じミスをしないようにという目的で。
恥ずかしかった。でも、それ以上に、「二度と同じことはしない」と思った。悔しかったからこそ、今もその映像は頭に焼きついている。
あの日のことを忘れずに、次はもっと丁寧に、もっと落ち着いてやる。あの悔しさを、前に進む力に変えていきたい。
